【社会人1年目の答え合わせ 第17回】活躍する先輩の共通点は、才能ではなく「小さな約束」だった──面接の評価軸の正体

【社会人1年目の答え合わせ 第17回】活躍する先輩の共通点は、才能ではなく「小さな約束」だった──面接の評価軸の正体

2026/07/22

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eyecatch

大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第17回です。

配属からしばらく経つと、新人にも社内の景色が見えてきます。その中で気づくのが、「この人は明らかに信頼されている」という先輩の存在です。役職はまだ高くないのに、大事な仕事が集まり、社内外に味方が多い。私は数ヶ月かけて、そういう先輩たちを勝手に観察してきました。今回はその共通点と、それが就活の面接で測られていたものの正体につながっていた、という話です。

憧れの先輩は、派手なことを何一つしていなかった

観察を始めたきっかけは、身近にいる一人の先輩でした。

その先輩は、決して声の大きいタイプではありません。会議で場を支配するわけでも、飛び抜けた企画を連発するわけでもない。それなのに、上司は重要な案件を必ずその先輩に任せ、他部署からの相談も、取引先からの指名も、その人に集まります。1年目の私の目には、最初、その理由がまったく分かりませんでした。派手な実績が見当たらないのです。

分かってきたのは、議事録係として先輩の仕事を間近で記録し続けてからでした。その先輩は、地味なことを、異常な精度でやり続けていたのです。

「明日までに送ります」と言ったものは、必ず明日までに届く。それも、たいてい少し早く。会議で拾った小さな宿題を、誰に催促されるでもなく潰してくる。5分の遅刻も、資料の誤字も、ほとんどない。一つひとつは誰にでもできることです。でも、そのすべてが常に守られている人は、周りを見渡しても、その先輩くらいでした。

試しに、議事録に残された先輩の発言を数ヶ月分、見返してみたことがあります。「対応します」「確認して明日までに」。そうした宣言のうち、期限を破ったものは、私が確認できた範囲で、一件もありませんでした。

信頼の正体は、「小さな約束の履行率」だった

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