【社会人1年目の答え合わせ 第3回】「やりたいこと」は、手を挙げた新人ではなく議事録のうまい新人に回ってくる

【社会人1年目の答え合わせ 第3回】「やりたいこと」は、手を挙げた新人ではなく議事録のうまい新人に回ってくる

2026/07/22

会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます

eyecatch

大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第3回です。

今回のテーマは、入社後の「仕事内容」です。面接で「街づくりに挑戦したい」と語って入社した私に、実際に与えられた最初の仕事は何だったのか。そして、その地味な日々の中に、どんな評価の分かれ目が隠れていたのか。就活生の頃には想像もしていなかった話を書きます。

入社2ヶ月目、私の主戦場は「議事録」だった

配属されて最初の数週間、私に与えられた仕事を正直に列挙します。会議の議事録作成。資料の印刷とホチキス留め。会議室の予約。先輩が作った資料の誤字チェック。データの入力。以上です。

面接で語った「街づくり」の要素は、どこにもありませんでした。プロジェクトの会議には同席させてもらえるものの、私の役割は発言することではなく、隅の席でひたすらメモを取ることです。数百億円という金額が飛び交う議論を、内容の半分も理解できないまま記録し続ける日々でした。飛び交う専門用語を耳で拾い、あとから意味を調べて、ようやく「あの発言はそういう意味だったのか」と追いつく。その繰り返しです。

就活生の頃の私がこの光景を見たら、「思っていたのと違う」と落胆したと思います。実際、入社直後の同期との飲み会では、「俺たち、この仕事のために就活を頑張ったんだっけ」という話題が何度も出ました。広告代理店に行った友人は「発注書の処理で一日が終わる」と言い、商社に行った友人は「ひたすら船積み書類のチェックをしている」と言っていました。業界は違っても、1年目の日常は驚くほど似ています。

ただ、数ヶ月働いた今、あの頃の自分に伝えたいことがあります。あの議事録の日々は、単なる下積みではありませんでした。あれは、先輩たちが新人を見極めるための、れっきとした「選考の続き」だったのです。

隣の課の同期の議事録を見て、負けたと思った

...

会員登録して全ての内容を見る

続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。

この記事を友達に教える