個性を尊重し、多様な視点で解決策を生み出す、“人”中心のキャリア形成

個性を尊重し、多様な視点で解決策を生み出す、“人”中心のキャリア形成

Sponsored by アーサー・ディ・リトル・ジャパン(ADL)

2025/07/08

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世界最初の経営コンサルティングファームといわれるアーサー・ディ・リトル(ADL)の日本オフィスは、創業以来一貫して「経営と技術の融合」を掲げ、国内外の製造業、ヘルスケア、インフラ、消費財、官公庁など幅広い業界に対して、経営課題解決に重要な役割を果たし、従来の枠組みを超えた革新的な価値を提供し続けている。

比較的少人数で運営されるため、オープンな組織文化とともに、若手の裁量が大きいことがADLの特徴だろう。多様なプロジェクトを経験できる「ワンプール制」や海外オフィスとの連携など、コンサルタントとしての成長環境が充実している。今回は、新卒入社7年目の高橋海氏と、同じく新卒入社2年目の玉田圭太朗氏に、同社の雰囲気や働き方について話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/高橋海(たかはし・かい)
マネージャー
早稲田大学大学院先進理工学研究科生命医科学専攻修了。新卒でADLに入社し、現在7年目。消費財領域を中心に、企業の中長期ビジョン策定、海外事業戦略、新規事業開発、R&D戦略などのプロジェクトを手掛ける。
 
同右/玉田圭太朗(たまだ・けいたろう)
ビジネスアナリスト
京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。コンサルティング業界を中心に就職活動を行い、ADLに新卒入社。現在2年目。製造業の海外戦略立案や新規事業開発のプロジェクトなどを担当している。

※内容や肩書は2025年7月の記事公開当時のものです。

温和で協調性のあるカルチャーが決め手に

ーー高橋さんはなぜコンサルティング業のADLを選んだのですか。

高橋:私は短期間で成果を出し、人の役に立つことが実感できる仕事を求めていました。研究職という選択肢もありましたが、研究は長期的には社会貢献につながる一方で、成果が実を結ぶまでに時間がかかります。それよりも、これまでの知見も生かし、直接的に社会に貢献できるキャリアを模索した結果、戦略コンサルタントとして働きたいと思いました。

ADLを選んだ決め手は、インターンシップで体感した社風やカルチャーです。温和で協調性を重視する雰囲気を感じました。物事を丁寧に考察し、柔軟なコミュニケーションを大切にする空気が、私の価値観と合致していたのです。また、物事を表面的に整理するのではなく、本質を深く掘り下げて考え抜く思考プロセスにも共感しました。

ーー玉田さんがADLを選んだ理由を教えてください。

玉田:大学院での研究活動では、論理的思考や問題解決のプロセス自体に充実感を覚えていました。しかし同時に、一つのテーマを長期間追究するよりも、さまざまな課題にチャレンジできる環境の方が自分に合っていると感じていました。そんな折、コンサルティング業であれば幅広い業界や課題に触れられるのではないかと考えるようになり、コンサルティング業界に興味を持ちました。

その中でADLを選んだ理由は、人間関係の「質」です。就職活動中に接した内定者や先輩社員との関係性が非常に自然で居心地が良く、組織全体に一体感がありました。また、ADLは組織の規模が比較的小さいため、パートナークラスとも頻繁にコミュニケーションを取る機会があり、全体像が見えやすかったことも魅力でした。
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ーーADLではさまざまなバックグラウンドを持つ人が活躍していますね。

玉田:私たちは理系出身ですが、ADLには多様な人材が集まっています。最近入社したメンバーでは文系出身者が半数以上を占めていますし、学士から博士まで幅広いバックグラウンドの社員が活躍しています。学位や分野の枠を超えて活躍できる環境です。

1年目でも議論に参加し、成長できる

ーー若手の成長機会としてどういうものが挙げられますか。

高橋:裁量が非常に大きい点です。少人数で成果を出すため、入社直後から「一つ上のレベル」の仕事にも挑戦します。

不確実性の高い、新規事業戦略や中長期戦略の立案においては、シニアの所見や定石だけが答えではありません。むしろ新しい視点や柔軟な発想が求められるため、若手の意見も積極的に取り入れながら質の高い成果物を作り上げていきます。

私自身も1年目の終わり頃にはクライアントの新規事業戦略の一部を任されました。責任ある立場で提案を行う経験は、大きな成長につながったと感じます。

ーー成長を後押しする仕組みとしてワンプール制があると聞きました。どのような制度なのでしょうか。

高橋:ワンプール制は、特定の業界やテーマに縛られることなく、幅広いプロジェクトに挑戦できる制度です。研修中以外の全ジュニア向けに稼働予定の案件情報がリストとして開示され、社員は自ら関心のある案件に希望を出すことができます。

希望する案件にアサインされなくても、近いテーマの案件が後に巡ってくる機会も多くあります。

この制度により、「自分の強みや関心を生かしたテーマを追求したい」「まだ経験が足りないテーマで幅を広げたい」など、個人個人の成長を意識したアサインが可能になっています。

ーー若手でも製品や業界の専門家であるクライアントに価値を提供できるのでしょうか。

玉田:ADLの強みは社内の豊富な知見に下支えされた深い洞察力です。専門知見を有するスタッフを国内外に多数抱えており、幅広いクライアントに価値を提供することができています。こうした価値を最大化するために、社内外のネットワークを活用する体制も整備されており、年次にかかわらず対等かつ徹底的に議論を行うことができます。

グローバルに深い専門知識を持っているからこそ、幅広い「業界」×「イシュー」に対して解くべき論点を立て、クライアントが実際の成果に到達できる水準の示唆を提示することができるのです。

海外アンバサダー制度など、グローバルな活躍機会が豊富

ーー海外での活動についてはどうでしょうか。

高橋:さまざまな形でグローバル案件に関わる機会があります。日本企業の海外事業戦略を現地で支援するケースや、ADLの海外オフィスと連携してプロジェクトを進めるケースなど、いろいろな経験が可能です。

ADLの特徴として、グローバルで日本オフィスの存在感が大きいことが挙げられます。そのため、日本から海外に進出する日本企業を支援するプロジェクトが多く、世界で活躍する日本企業を後押ししたいという人にとって、やりがいのある環境だと思います。
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ーー高橋さんは、幅広い地域のプロジェクトに携わっていますが、印象的なものはありますか。

高橋:コンサルタント3年目に経験した、飲料会社の海外展開戦略を支援するプロジェクトですね。ジュニアスタッフをマネジメントする立場で、海外に赴任し、全ての業務を英語で行いました。

各国のADLのコンサルタントと協働する中で、文化的差異を解決するためコミュニケーション機会を増やすように工夫しました。多様なスタイルを融合させる方法を学べたことは、大きな経験になりました。

ーー海外経験を積むための制度もあるそうですね。

高橋:一定の経験を積んだコンサルタント向けに半年間の海外オフィス派遣制度(海外アンバサダー制度)があります。本制度の他にも、海外経験を積むための機会はさまざまあり、私の同期5人のうち半数は一定期間海外に滞在して働いていました。東南アジアが多いですが、米国や欧州に行く社員もいます。

個人の力を信頼し、一人一人を尊重する環境

ーーADLでの働き方について教えてください。

玉田:プロジェクト単位での働き方となるため、その合間での休暇は短期長期問わず取りやすいです。タイミングを合わせ、海外旅行に行くことも可能です。

また、全社員を対象に「ロケーションフレキシビリティ制度」があり、オフィスから5時間以内の場所であれば、原則日本国内どこに住んでも良いことになっています。私は出身が関西なので、将来的に地元に戻る選択肢があるのは心強いです。

高橋:働き方の自由度は非常に高いと感じています。期待される成果を確実に達成できれば、働く時間や場所については各自の裁量に委ねられています。

私は育児と仕事を両立していますが、家族との時間を確保するため、柔軟に就業時間を調整しています。育児休暇を3カ月取得した後も、マネージャーとしてのキャリアは変わりませんし、家族の予定に合わせて仕事のスケジュールを調整することが当たり前に認められています。

ーーADLの組織文化はどのようなものですか。

玉田:人との関わりを大切にする文化が根付いていると感じます。忙しい中であっても、惜しみなく時間を割いて知見を交換し合う姿勢が浸透しています。また、仕事以外の話題でも気軽に会話できる雰囲気があり、就職活動時に期待していた通りの環境だと感じています。

高橋:ADLは「個人の力を信頼し、一人一人を尊重する」カルチャーが強いと思います。このカルチャーは、ADLが戦略コンサルティングファームとして上流の戦略策定に特化していることにも関連しています。不確実性が高く、一義的な答えがないそれぞれの領域において、あらゆる方面からの視点や発想が必要とされるからこそ、個人の特色や考え方を尊重する風土が育まれているのだと思います。

クライアントを通じて、日本を良くしていきたい

ーー今後のキャリアパスや将来のビジョンについて教えてください。

高橋:私は二つの方向性を追求しています。一つは消費財・飲料・食品領域における構造的な課題解決です。例えば、飲料製品は本来もっと高い価値評価を受けるべきなのに、価格競争によって過度に安価になってしまうこともあります。ADLの豊富な知見を生かしながら、そのような現状を変えたいと考えています。

もう一つは、グローバル展開を目指す日本企業の支援です。日本の消費財企業が海外市場で成功するための支援に大きなやりがいを感じており、今後もこの領域での仕事を続けていきたいと思います。

玉田:私は入社2年目であり、まださまざまな分野を経験している段階です。入社した当初の目標通り、幅広い業界やテーマに触れながら、自分が最も関心を持てる領域を探索しています。将来的には特定の業界における深い知見を持ち、産業レベルでの変革をサポートできる専門家になりたいと考えています。

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ーーどのような学生がADLに向いていると思いますか。

玉田:向いているのは、主に二つの特徴を持つ人だと思います。まず、好奇心旺盛であらゆるテーマに興味を持ち、深く考察できる人。ADLではさまざまな業界のプロジェクトに携わるため、新しい分野への学習意欲と柔軟性が重要です。将来的な目標を持ちつつも、幅広い経験を通じて自分の専門性を形作っていく姿勢が成長につながります。

もう一つは、主体性を持って行動できる人。ADLは少数精鋭のグローバルファームなので、与えられた仕事を待つのではなく、自ら考え積極的に挑戦する姿勢が求められます。多様な経験を通じて得た知見を新しい課題に応用できる力が、コンサルタントとしての価値を高めていきます。

高橋:私は、人との関わりを大切にし、相手の気持ちに寄り添いながら共に解決策を考えていくプロセスを楽しめる人が向いていると思います。明確な答えがない問題に取り組むことが多いため、クライアントの真のニーズを理解し、バランス感覚を持って解決策を導き出せる人材が求められます。

また、日本の企業や産業の発展に貢献したいと考えている人にも向いています。主要クライアントは日本企業や官公庁であり、「クライアントと共に日本全体を良くしていきたい」という思いを持つ社員が多いのも特徴です。

ーー就職活動中の学生にメッセージをお願いします。

高橋:ADLは、従来の戦略コンサルティングのイメージとは一線を画す独自の文化と働き方を持っています。「Side by Side」という言葉に象徴されるように、クライアントと共に考え、伴走していく姿勢を大切にしています。まずはインターンシップや座談会などに参加し、“ADLらしさ”を肌で感じてみてください。

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