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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第15回です。
今回は、少し正直すぎる話をします。あれだけ必死に就活をして、望んで入った会社なのに、私は入社から数ヶ月で、一度「辞めたい」と思いました。就活生の皆さんからすれば、贅沢な悩みに聞こえるかもしれません。でも、これはおそらく大半の1年目が通る道です。だからこそ、就活生のうちに知っておいてほしいことを、あの夜の話から書きます。
うまくいかない週の金曜、検索窓に打ち込んだ言葉
その週は、何をやってもうまくいきませんでした。
週明けに小さなミスの指摘から始まり、水曜には任された仕事のやり直しを命じられ、木曜には電話の取り次ぎで相手の名前を聞き間違えました。一つひとつは些細なことです。でも、些細な失敗が続くと、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」という考えが、頭の隅に住み着き始めます。
金曜の夜、家に帰ってベッドに倒れ込み、スマホを開きました。気づけば検索窓に「1年目 辞めたい」と打ち込んでいました。画面には、同じ言葉を検索した無数の誰かの痕跡が並んでいました。転職サイトの広告、体験談、「甘えかどうか」を論じる記事。それらを眺めているうちに、妙なことに気づきました。
私は、辞めたいのか? 本当に?
自問してみると、答えは曖昧でした。会社が嫌いなわけではない。人間関係で追い詰められているわけでもない。ただ、うまくいかない一週間の疲れが、「辞めたい」という一番手近な言葉の形を借りて出てきただけのように思えたのです。
思えば就活の面接で、「ストレスにはどう対処しますか」と聞かれ、立派な答えを返していました。あの頃の私は、自分のストレスの正体を分解した経験など、一度もなかったのに、です。
「辞めたい」を分解したら、正体は三つに分かれた
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