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【19卒】コンサルティングファームのWEBテスト・筆記試験対策

はじめに

コンサルティングファームは、選考初期段階のWEBテスト・筆記試験で、応募者の大多数を例年バッサリと落とします。

選考の段階で明確に地頭の良さや論理的思考能力を求められる場合が多く、面接でもケース問題やフェルミ推定などが出題されるため、固有の対策をしておく必要があります。

一方でエントリーシートの志望動機などは比較的軽視される傾向にありますが、それ以前にテストでの敷居が高く、総合商社のWEBテスト合格ラインが8割と言われる中、コンサルティングファームではそれをさらに上回る9割もの得点を求められます。各社の1次試験通過者人数は応募者の1~2割程度にまで絞りこまれるほどと言われます。

ファームは数が限られているため、コンサル志望者は大手のファームは全てエントリーするという場合が少なくありません。

「ちょっと参考書を解いてみた」程度の対策でうっかり落としてしまっていたら、あっという間に弾が尽きてしまいます。念入りに対策しておきましょう。

※本コラムで紹介する情報は、現時点でもっとも新しい年度の体験レポートから構成された内容です。本年度の内容と相違がある場合も考えられます。予めご了承ください。


ファーム別筆記試験概要と対処法

マッキンゼー・アンド・カンパニー

〈試験概要〉
筆記・論述試験:独自のマークシート形式【英文による判断推理、数的推理】
備考:マークシート形式のケース問題。2時間。英和辞書持込可。

本選考エントリーシート通過者に、GMAT・判断推理・数的推理の要素が詰め込まれた英文のマーク式自社問題(選択式・120分)を課しています。

対策として、過去の内定者が最初に挙げる方法は「グローバルサイトで公開されている過去問を、本番環境に近い形で複数回解いておくこと」。
過去問はCareersの下部、「Practice problem solving tests」で公開されています。
過去問の試験時間は60分ですが、実際の試験時間は120分であり、試験問題の難易度は過去問よりも低いようです。
単語はTOEICレベルですが、問題の情報量が多いので、ある程度速読できた方が良いでしょう。
英和辞典が持ち込み可能ですが、英語の試験と言うよりは論理的思考能力のテストとして課されているようです。

選考プロセスについては、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社のWEBサイト「採用プロセス」をご確認ください。
マッキンゼー・アンド・カンパニーの選考体験記はこちら
マッキンゼー・アンド・カンパニー 18卒 本選考レポート

ボストン コンサルティング グループ(BCG)

〈試験概要〉
筆記・論述試験:テストセンターでのSPI【言語、非言語、構造把握、性格】
備考:SPIは9割以上の得点が必要。過去の結果を安易に使用しないこと

夏・冬のジョブを通して採用しています。方式はともに同じ。エントリーシート通過者に、テストセンターでのSPI試験を課しています。

科目は言語、非言語、構造把握、性格と一般的な内容です。(構造把握力検査の比重が大きいと噂されています)
SPIであるため高得点競争となります。ガチガチに対策していた人ばかりではないという話もありますが、冷静に自分の到達度合いを考慮しましょう。

選考プロセスについては、BCGのWEBサイトから「Careers at BCG – Consulting Jobs & Internal Positions」をご確認ください。
ボストン コンサルティング グループの選考体験記はこちら
ボストン コンサルティング グループ 18卒 本選考レポート

ベイン・アンド・カンパニー

〈試験概要〉
筆記・論述試験:独自試験【GMATのCritical Reasoning日本語版、判断推理、数的推理】
備考:正答率は9~10割を求められる

本選考エントリーシート通過者には、会場に出向いてのマークシート筆記試験が課せられます。
ここではGMATのCritical Reasoningの日本語版、またオリジナル問題が出題されます。

会場試験であり全体の受験者数がそれとなく把握されるためか、ここで9割が落とされるという話が毎年出ています。
しかしながら得点を稼ぐのが難しい難関試験というよりは、一問でも間違えないように解いて満点を目指すタイプの試験です。また、制限時間は特に優しいうちには入らず、一問一分程度です。

対策としては、GMATはGMATの対策本から、他の科目は類似する問題が出される対策本から行っておきましょう。これまでに上がったものとしては、公務員試験用の判断推理・数的推理などがあります。

選考プロセスについては、ベイン・アンド・カンパニーのWEBサイト「選考プロセスと重視するポイント」をご確認ください。
ベイン・アンド・カンパニーの選考体験記はこちら
ベイン・アンド・カンパニー 18卒 夏インターンレポート

A.T.カーニー

〈試験概要〉
筆記・論述試験:独自形式【判断推理、数的処理、GMATのCritical Reasoning形式、英語もあり】
備考:難易度が高く、1問1問のボリュームが多い

1時間で17問程度とされます。難易度が高いこと、また「正答は3点、無回答は0点、誤答は-1点」という換算であることが最大の特徴として挙げられます。
ボーダーラインが低いため、勝負に挑むよりはミスによる減点を避け、自信のない問題に関しては空欄にして提出する方が無難のようです。

6割程度の回答率で通ったという声や、周囲に聞いた感触でも6〜7割の正答率がボーダーに思われる、といった声が上がっています。
以前はフェルミ推定・ケース論述を内容とする小論文試験がありましたが、15卒の選考から廃止されたようです。

戦略的な回答が求められますが、裏を返せば回答したものは必ず正解していることが前提となります。
形式に慣れておき、解くか飛ばすかの判断を瞬時に行い、効率よく点を取れるようにしておきましょう。

選考プロセスについては、A.T.カーニーのWEBサイト「国内新卒エントリーのご案内」をご確認ください。
A.T.カーニーの選考体験記はこちら
A.T.カーニー 18卒 本選考レポート

ローランド・ベルガー

〈試験概要〉
筆記・論述試験:TG-Web 【言語・非言語・性格検査】
備考:受けなおしが効かない

ジョブのエントリーシート通過者に、TG-Web (言語・非言語・性格検査)での試験を行います。
通過するには8割ほどの正解率を見越す必要があるようです。

特徴として、ローランド・ベルガーは選考期間中、Webテストは一度しか受けることができません。
例えばサマーの後にウィンターの募集に出願しても、新たにテストを受け直せないため、早い段階で対策が完了している必要があります。

選考プロセスについては、ローランド・ベルガ―のWEBサイト「新卒採用」をご確認ください。
ローランド・ベルガ―の選考体験記はこちら
ローランド・ベルガー 18卒 本選考レポート

PwC Strategy&

〈試験概要〉
筆記・論述試験:独自のマークシート形式【判断推理・数的推理の日本語版+GMATのCritical Reasoning形式】
備考:難易度中。時間には余裕あり。

説明会と同時に開催されます。時間は1時間半とされ、20問程度の出題であるため、比較的余裕を持てるようです。
正答率については7割程度であったという声があり、ボーダーラインはそこまでの高さではないようです。

なお、17卒まではこのテストでインターンへの合否が決まっていましたが、18卒ではテスト通過後にグループディスカッションが入るようになりました。
選考プロセスについては、PwC Strategy&のWEBサイト「新卒採用(国内)」をご確認ください。
PwC Strategy&の選考体験記はこちら
PwC Strategy& 18卒 本選考レポート

アクセンチュア

〈試験概要〉
筆記・論述試験:玉手箱【言語・非言語・性格】
備考:ESとの合算で一次選考

一般的な玉手箱でのWEBテストを行い、ESとの合算で絞りこまれますが、難易度は高くないとされています。
言語:52問25分、非言語:35問35分、性格:70問程度20分程度とあり、対策を十分に行っていればクリアできる内容です。
むしろESの文字数が多めです。

また、本選考一次面接ではケース問題を20分程度で紙面に記述し、直後にそれを元にして面接官とディスカッションします。

選考プロセスについては、アクセンチュアのWEBサイト「新卒採用 エントリー・応募」をご確認ください。
アクセンチュアの選考体験記はこちら
アクセンチュア 18卒 本選考レポート

PwCコンサルティング/PwCアドバイザリー

〈試験概要〉
筆記・論述試験:玉手箱【言語・非言語・性格】
備考:ESとの合算で一次選考

本選考ジョブを1dayで度々行っているため、都合の良いタイミングで応募することができます。
非言語は図表の読み取り問題のようです。
難易度は比較的低いと言われていますが、全くの対策なしでは通らないと考えましょう。非言語については時間が足りなくなるといった声もあります。

選考プロセスについては、PwCコンサルティング/PwCアドバイザリーのWEBサイト「募集要項」をご確認ください。
PwCコンサルティング/PwCアドバイザリーの選考体験記はこちら
PwCコンサルティング/PwCアドバイザリー 18卒 本選考レポート

デロイトトーマツコンサルティング

〈試験概要〉
筆記・論述試験:TG-WEB【言語・非言語・英語・性格】
備考:ESとの合算で一次選考

本選考エントリーシート提出と同時に、TG-WEB形式のWEBテストが課されます。

TG-WEBは同じ問題の使い回しが多いので、他企業のもので解いておくと高得点を狙いやすいです。
他の企業のテスト対策が済んでいれば対応できるようですが、英語が課される点については気をつけましょう。

2次面接では、面接時にディスカッションするテーマについて、事前に50〜60分のケース論述試験が行われます。この回答を元にして、提出して少し休憩を挟んだ後に面接官と40分程度ディスカッションします。
試験における山はwebテストよりもこの1時間近いケースの筆記と、その後の答弁にあると考えられます。

選考プロセスについては、デロイトトーマツコンサルティングのWEBサイト「新卒採用」をご確認ください。
デロイト トーマツ コンサルティングの選考体験記はこちら
デロイト トーマツ コンサルティング 18卒 本選考レポート

得点力アップのための参考書

テストセンター・WEBテスト(SPI・GAB・TG-WEB)・独自筆記試験・ケース論述・GMATと、コンサルティングファームの試験では準備しておくべき形式・科目が大量にあります。

SPI、GAB、TG-WEBについては、人によっては地頭のみで勝負できるという場合もあるかもしれません。とは言え、難易度が低ければ高得点競争となる選考です。自己最高得点が記録できるよう、対策に時間を割く必要があるでしょう。

外資就活ドットコムの選考体験記などの選考通過者のレポートからは余裕が感じられますが、その内定者・最終選考到達者の影で8~9割の就活生が涙を飲んでいるということを忘れてはなりません。そして彼らもまた、トップ学生で形成された集団なのです。

選考通過のポイントとなるのは、やはり基礎的な英語力のブラッシュアップ、GMAT、判断推理、数的処理。そして、一部企業ではケース論述の対策です。

以下に参考書籍を挙げますので、対策テキスト選びの参考にしてください。

判断推理

上・中級公務員 標準判断推理―確かな解答力が身につく“基本書”


コンサル筆記試験の定番本。時間制限のある判断推理試験は難易度が高いもの。
ストップウォッチで時間を測りながら解いてみるのもいいでしょう。

数的処理

上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”


算数・数学に苦手意識のある方は、目を通しておきたい書籍です。
「自分は問題無い」と思っていても、意外なところで足をすくわれることもあります。
数学試験無しで大学に入学した方々には必読の1冊です。

日本語論理問題

論理のスキルアップ―実践クリティカル・リーズニング入門


ロジックツリーを作る前段階の、議論の基礎を学ぶことができます。
筆記試験頻出の国語の論理問題から考え方まで、これ1冊で十分まかなうことが可能です。

GMAT

新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略


ベイン・アンド・カンパニー、コーポレイトディレクションなどで使用されている、GMAT流の筆記試験対策に有効な書籍です。論理的思考能力を問うCritical Reasoningは、短文読解と短文の論理展開・構造にあった選択肢を回答する問題で頻出。Data Sufficiencyは出題文を解くために必要な条件を選択する問題。いずれも、対策無しで時間内での高得点を狙うのは難しい試験です。本書で十分に対策を進めてください。

ケース論述

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題


ケース論述問題には、ケース面接同様にこの1冊で対応可能です。

フェルミ推定

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!


フェルミ推定の練習に最適な練習本です。
フェルミ推定もある程度のトレーニングを積んでおくことが大切です。

SPI・GAB・TGーWEB

主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2019年度版】


必勝・就職試験! 【Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】CAB・GAB完全突破法! 【2019年度版】

必勝・就職試験! 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【2】【2018年度版】

一般的なWEBテスト・テストセンターの試験は高得点競争です。
演習を積み、パーフェクトを目指してください。

例題を解いてみましょう

【GMAT】

産業心理学者:私の診療する患者の80%近くが上司に虐待されている、あるいは意のままになっていると感じる従業員です。ただし確かに、彼らにこぞって今の職場を辞めるようにと奨励するのはためらわれます。彼らにこれ以上の困難を背負わせることで責任を感じてしまうだろうからです。
この産業心理学者のためらいは、次のうちどの仮定に基づくものか。

(A)彼女は従業員たちが彼女の勤めに従うことをためらうのを知っている。
(B)彼女は雇用関係を司る力関係を十分に理解していない。
(C)突然雇用を中断すれば、人の人生に困難を招くことがある。
(D)困難を招くことは心理学者の意図に反する。
(E)産業心理学者は職場の力関係を変える影響力はほとんどない

【判断推理】

ある集団について調査をしたところ、次のA~Dのことがわかった。
ここから確実に言えるのは1~5のうちどれか。

A:数学が得意な人は英語が好きである。
B:音楽が好きな人は社会も数学も得意である。
C:社会が得意でない人は美術が好きである。
D:英語が好きな人や美術が好きでない人は国語が得意である

1.数学が得意な人は社会が得意である
2.国語が得意でない人は社会が得意でない
3.美術が好きな人は英語が好きである
4.音楽が好きな人は国語が得意である
5.英語が好きでない人は美術が好きである

【数的推理】

中が見えない箱の中にボールが10個入っており、このボールには1から10までの数がそれぞれ1つずつ書いてある。今、この箱の中から順番に4回ボールを取り出すとき、ボールに書かれた数字が1回目<2回目<3回目<4回目となる確率はいくらか。ただし、1度出したボールは箱の中に戻さないものとし、他のボールと同じ数字が書いてあるボールはない。

1.1/12
2.1/21
3.2/21
4.4/21
5.1/24

おわりに

上述した対策は、それのどれもが他業界の選考でも大いに力を発揮できる内容です。

その後の面接選考に進んでいくためにも、<コンサル・シンクタンク>選考体験記などを参考に、十分対策を行って、選考に臨んでいただければと思います。

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