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こんにちは、日系大手への内定を獲得した限界大学院生(修士)です。今回の記事では、前編と後編の2回に分けてインターンシップに参加して早期に内定をする方法、インターンシップでの立ち振る舞いなどを説明します。まだ前編をご覧になっていない方は、あわせてご覧ください!
後編のこの記事では、実際にインターンに参加した際の立ち振る舞いから、その先にある早期選考などについて詳しく紹介していきます。これから就活が本格化する方は、ぜひ参考にしてみてください。
インターンシップ当日の立ち振る舞い
インターンシップに参加できたとしても油断は禁物です。インターンシップは人事や現場の職員に自分のことをアピールすばでもあり、企業について普通であればしれないような情報も知ることができる場です。インターンシップ終了まで気を抜かずに頑張っていきましょう。
インターンシップに合格しても油断は禁物
インターンシップも選考の一部になっていることがほとんどです。企業によっては、優秀者は早期選考へ案内すると公言しているところもありますが、公言していないところでも優秀者には優遇があると思っておいていいでしょう。最初の導入の時点で、企業の方からインターンシップは選考への影響はないという説明があるかもしれませんがそれは半分嘘だと思っておいてください。早期選考などの優遇がないにしても、相手も人間です。本選考で、優秀だった人とそうでない人が並んだ時に色眼鏡で見てしまうのは当然です。そのため、インターンシップ中は常に見られていると思って行動するようにしてください。
先手必勝
インターンシップで成功する方法として、ファーストペンギンを心がけましょう。自己紹介や、学生に発言権が与えられてた時に、恐れず一番最初に話すようにしましょう。そうすることで、社員の印象に残りやすく、他の学生からもそういう人だという認識が生まれるのでその後の発言がしやすくなります。黙っていてはせっかくインターンシップに参加できたのに勿体無いですし、学生同士でのコミュニケーションも非常に重要になってきます。
メモは必須
聞いたことは必ずメモするようにしましょう。インターンシップで公開される情報は後から見返せる場合が少なく、その場限りのものが多いです。インターンシップの初日に聞いたことなどは、最終日には忘れてしまっています。メモした情報をあとで整理することで、本選考の際の志望動機につなげたり、他の企業との比較を行うことができます。些細な情報でもメモすることを心がけましょう。
先輩社員の話を聞こう
インターンシップでは、実際に働いている社員の方に話を聞くことができる機会が多いです。そのため、できるだけ多くの人に話を聞くことでその会社のことをより具体的に知ることができます。
若手の社員については、数年後の自分だと考えましょう。入社した際には自分がその立場になるからです。現状に対する満足度や、仕事のしんどい部分などを聞くことができれば、会社選びの判断基準になるでしょう。人によっては、オフレコで現在の待遇や内情について教えてくれる人もいます。そういう人の話を聞き逃さないようにしましょう。
管理職の人と話す機会がある場合は選考を有利に進めるチャンスです。管理職の方は面接の後半で面接官になることが多く、いい印象を残しておいて損はないでしょう。また、求める人材などについて質問すれば、会社が今求めている人材や自分がどのように振る舞うべきなのかを知ることができます。
就職活動において、やりがいであったり仕事とのマッチ度も重要ですが、勤務地や福利厚生も重要です。そこで仕事についてだけでなく、私生活についても伺える機会があれば失礼のない範囲で話を聞くようにしましょう。私生活の話を聞くことで、休みはきちんと取れているのか、転勤などは多いのか、趣味などを楽しむだけの金銭的余裕があるのかなどを知ることができます。せっかくの機会ですので、遠慮はせず、でも失礼はないように情報を集めていきましょう。
発表者になろう
インターンシップでは往々にして成果発表会の機会があります。個人でのワークであったり、グループでの成果を発表する機会が設けられています。その際には、ぜひ発表者になることをお勧めします。発表者については、グループワークの場合活動の中での役割以外のところで発生する役職です。そのため、グループワークでのアピールに加え、発表でもアピールを行うことができます。また、発表をやりたがる人は少ない傾向にあります。そんな時ほど、先ほどもお伝えしたようにファーストペンギンとして積極的に立候補することで、チームを引っ張る力があるという認識になるでしょう。
インターンシップ終了後にやるべきこと
ここまでは、インターンシップにエントリーする際の注意点、インターンシップ中の振る舞い方についてお伝えしてきました。しかし、インターンシップ終了後にもやることがいっぱいです。インターンシップはいわば中間テスト、中間テストが終わったら期末テストに向けての復習です。インターンシップ後もやるべきことにしっかり取り組みましょう。
インターンシップ後はお礼のメールも忘れずに
インターンシップ終了後は担当してくださったメンターさんや人事の方にお礼のメールを送ることでより好印象だと思います。特に、少人数でのインターンシップだった場合や、個人に対してつきっきりで指導してくださる人がいた場合には感謝を示しておくことが重要だと思います。もし、メールアドレスや連絡先がわからない場合は、インターンシップ後のアンケートなどでお礼を伝えるようにしましょう。
インターンシップで学んだことを整理する
インターンシップ後に重要なのは、学んだことを整理することです。その企業がどういう事業に取り組んでいるのか、これから何をしようとしているのか、インターンシップの内容はどのようなものだったのかはもちろん、その時に自分が何を感じたのかも整理しておくことで、本選考の志望動機などが作成しやすくなります。また、他社との比較を行った時に、自分がより行きたいと思う企業が参加した時期に関係なく比較することができます。
インターンシップに参加してその後の対応を怠ると本選考の際に後悔します。インターンシップに参加することで、選考自体を有利に進めることができますが、裏を返せばインターンシップに参加したのだからと面接官のハードルも上がっています。インターンシップに参加したにもかかわらず、発言に深みがなかったり、具体性が欠けていると落とされてしまう原因になります。
本選考へ向けた志望動機の作成や他社との比較はインターンシップが終了後しばらく立ってから考えることをお勧めします。インターンシップ参加後はその企業が自分にとって1番いい企業に見えてしまっているからです。私も、複数社のインターンシップに参加しましたが、その度にこの企業が1番だと思っていました。そのため、数日経ってから志望動機や他社との比較を考えることで、より現実的な問題にも目を向けることができ、志望動機も現実味のあるものを作成できるようになります。特に、インターンシップ直後はプラス面に目がいってしまい、企業としてもマイナス面をインターンシップ期間で見せることは少ないため、マイナス面を軽視してしまいます。マイナス面も踏まえた上で志望動機や他社との比較を行いましょう。
インターンシップで仲良くなった人との連絡を継続する
インターンシップでは、一緒に参加していたメンバーと仲良くなることもしばしばあります。自分が志望している企業の場合、そういう人たちとは継続して連絡を取ることをお勧めします。お互いに進捗報告をすることで、モチベーションにもつながりますし、相手の面接日の方が早ければ質問された内容などを教えてもらうこともできます。インターンシップで手に入れた情報も共有することで、話を聞くことができなかった社員の話や、知らなかった情報を手にれることができます。
早期選考攻略
これまでインターンシップの話をしてきましたが、いよいよ本番です。この早期選考で内定が取れるかどうかで就職活動を有利に進めれるかが決まります。
早期選考は全員にあるとは限らない
インターンシップのセクションでもお伝えしましたが、インターンシップも選考の一部です。そのため、早期選考に呼ばれるのは優秀者のみであることがほとんどです。私が参加したインターンでも、参加者のうち半分であったり、3人のうち1人のみが早期選考に進めるといった感じでした。一部、インターン参加者全員を早期選考に招待している企業もありますが、その場合選考時期が早い以外のメリットがないか、優秀者との間で点数差を付けられているかのどちらかだと思います。ですので、優秀者の枠に入れるように、これまでのセクションのアドバイスを意識しましょう。
インターンシップで学んだことを自分の言葉で話せるようにしておく
インターンシップ後に行うこととして、学んだことの整理を挙げましたが、早期選考の時点ではそれを自分の言葉として話せるようになっていなければいけません。社員が言っていたことをオウムのように繰り返したり、面接官の方が詳しい情報について語っているだけでは落とされてしまいます。自身の学びや、そこから何をしたいと考えているのかまでをセットにして面接官にアピールするようにしましょう。
早期選考は一発勝負
早期選考は選考フローが短いというメリットがある一方で、面接での1回のミスが命取りになる場合があります。普通の選考であれば、次のフローで挽回できるかもしれないところが早期選考では致命傷になる場合があります。せっかく掴んだチャンスですので、普段の選考よりも一層気を引き締めて臨みましょう。
早期選考では面接が1回のところも多いことから、いきなり管理職と面接をすることもあります。普通の選考であれば、徐々に面接官の役職が上がっていくため心の準備をすることができますが、いきなり管理職と面接をすると緊張してしまうでしょう。それでも落ち着いて自分の実力を発揮するようにしてください。私も、1回目の面接が最終面接の企業を受けた際に、面接官が研究所の副所長で独特の圧力がありだいぶん緊張しました。ですが、緊張することを最初から自覚してれば不必要に焦ることもなくいつも通りの実力を発揮することができると思います。
早期内定を獲得!
早期内定を獲得することができたらとりあえずは一安心です。さらに早期選考を受けるのもよしですし、本選考に向けての準備をするのも手です。私も、早期選考で年内に内々定を獲得することができました。おかげで本選考ではエントリーする企業を絞った活動ができ、結果として満足のいく就職先を見つけることができました。このように早期内定は精神安定剤となり、本選考への自信になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではインターンシップを通して早期内定を獲得する方法についてお伝えしました。早期内定を獲得するのは決して簡単な道のりではありませんが、適切な対策を行うことによってその確率はグッと高まります。就職活動全体の満足度も大幅に向上しますので、早期内定に向けてまずはインターンシップへの参加を頑張りましょう!
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