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こんにちは!商社、デベロッパー、広告業界から複数の内定を獲得した慶應生の者です。
第1回では、面接が単なる「プレゼン」ではなく「 対話 」の場であること、そして面接官が「 思考力 」「 人間的魅力 」「 ポテンシャル 」という3つの柱で皆さんを構造的に評価していることをお伝えしました。
第2回となる今回は、その評価構造を理解した上で、面接の第一印象を決定づけ、その後の流れを支配する 「1分間の自己紹介 」と、多くの学生が苦手とする「 深掘り質問 」への具体的な戦略と突破法を解説します。
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評価はここで決まる。「1分自己紹介」と「深掘り質問」の戦略的突破法
単なる要約で終わるな。「1分間の自己紹介」の戦略的構築法
面接の冒頭で求められる「では、まず1分程度で自己紹介をお願いします」。ここで多くの学生が、「私の名前は〇〇で、大学では△△を学び、□□のサークルに所属していました…」といった、ESに書かれている事実の羅列に終始してしまいます。これは非常にもったいない。
戦略的な自己紹介の目的は、単なる身元紹介ではありません。以下の2点を達成するための、 最初のプレゼンテーション なのです。
- あなたという人間の「キャッチコピー」を面接官の頭に刻み込むこと。
- その後の質問の方向性を、自らコントロールすること。
この目的を達成するために、私は自己紹介を以下の3つの要素で構成していました。
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結論(あなたのキャッチコピー) :
まず、あなたという人間を一言で表すキャッチコピーを提示します。「私は〇〇という強みを持つ人間です」「私は〇〇という経験を通じて、△△という価値観を大切にしています」といった形です。これが、面接を通じて面接官があなたを記憶するための「タグ」になります。 -
根拠(最も伝えたいエピソードの要約) :
そのキャッチコピーを裏付ける、最もインパクトのある経験(ガクチカなど)を30秒程度で簡潔に、しかし情景が目に浮かぶように語ります。抽象的な言葉ではなく、「部員200人の〇〇部で」「売上を前年比150%にした経験で」など、 具体的な数字や固有名詞 を入れると、一気に説得力が増します。 -
会社への貢献(未来への接続) :
最後に、その強みや学びを、入社後にどう活かしたいか、会社にどう貢献したいかを一言で添えます。これにより、あなたが単に過去を語るだけでなく、未来を見据えてこの会社を志望していることが伝わります。
【業界別カスタマイズ例】
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