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はじめに
外資系企業は日本にも多く進出していますが、それはあくまでも日本支社。アジアの中心が香港やシンガポールに移ってきている中で、日本オフィスにとどまることに疑問を抱いている人も多いかもしれません。
今回はアメリカの大学院を卒業後、現地で就職された方から、アメリカ就職のノウハウについてお聞きしました。
筆者について
私は日本の大学を卒業後、海外の大学院に進み、現在はアメリカのコンサルティングファームで勤務をしています。
近年、海外の大学院へ進学する道を選ぶ学生が増えてきているようです。
以前に比べれば、UT-OSAC(海外大学院留学説明会)などを通して、必要な情報を集める方法はかなり増えましたが、「卒業後にどういったキャリアがあるのか」、「海外にそのまま残ることは難しいのか」、「どういったメリット・デメリットがあるのか」、などの具体的な情報については、まだまだ不十分であると感じています。
今回の記事では私の経験(日本の大学で理系学士。部活と研究に没頭する→海外大学院で理系修士。研究に取り組みながらもビジネススクールで経営学を並行して学ぶ→米系大手コンサルティングファームのニューヨーク本社でアソシエイト。日米欧の大手企業に対して組織改革、システム構築、ビッグデータ戦略など幅広いサポートを行う)から、海外就職を目指す方に就職活動のノウハウや、特に大きなハードルとなるビザについてお伝えします。
常に前のめりに、ポジションを取りにいく姿勢が求められる
就活時期は1年中、自分で探して自分を売り込む
まず日本の就活といちばん違いを感じる点は、基本的にエントリーレベル(新卒)のポジションも含め、空いているところに人を埋めるという形式をとっている会社が大半であることです。
年中いつでも就活が可能ですが、同時にポジションが空いていない限り応募もできませんので、職を得られるか否かは運にもかなり左右されます。ただ、S&P500などのような超大企業の場合は、日本の就活システムのように、ある一定の時期に新卒を数百人、一括採用しているケースもあるようです。
就職したい企業にリーチする方法に関しては、
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