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私は地方国立大学の理系大学院生(生物系の研究)で、就職活動は都内転勤無し大手メーカーを中心に受けました。大学では体育会系部活動に所属しており、研究活動の兼ね合いから、早期(3月まで)の内定を目指していました。
こんな感じの私が、大手メーカーに内定するためにしていた5つの工夫を選考ステップごとに紹介します!地方国立大に在籍する就活生の皆さんの参考になれば嬉しいです。
地方大学から都内大手企業への就活
地方大学から都内大手企業への就活は、都内の学生に比べて圧倒的に不利です。まずは、その理由を解説します。
情報が集まらない
都内の大学生は、先輩が都内大手企業への就職活動を経験していることが多く先輩から選考ステップについて聞くことができます。しかし、地方の学生は先輩が同じ企業を受けているケースが少なく情報が集まりません。そのため、インターネットやインターンシップでできた就活仲間から情報収集する必要があります。
学内イベントがない
都内の大学に限らず旧帝大などの難関大では、大手企業が学内で説明会を開いてくれることがあると聞きます。私はかなり田舎の大学出身ですので、説明会を開くのは地元の企業がほとんどでした。そのため、学内イベント経由や推薦で大企業という例はほとんどありませんでした。
そもそも書類が通らない
難関大の学生に比べて、書類が通りにくいと思います(これは私の主観です)。大学のレベルのみではなく、内容の違いも大きく影響していると思いますが、地方学生が下駄を履けることは無いと考えています。そのため、書類の中で工夫して通過率を上げる必要があります。
以降では通過率を上げるために書類で工夫した点や選考の中で気を付けた点を紹介します。
①ES対策
ESはまず就活セミナーで書き方を勉強しました。何を書けばよいのか全く分からない状態から、ある程度のレベルまで一気に持っていけるためぜひ参加してみてください。私が特に重要視していたのは「なぜ?」を突き詰めることです。一つ一つの文について、なぜそう思ったのか答えられるようにしていました。
また、原体験を組み込むことを重要視していました。「なぜそれをやりたいと思ったのか」過去の経験から説明するのが最も説得力があると考えています。私は上記の内容を意識してから志望動機に深みが出て一気に通過率が向上しました。
②Webテスト対策法
正直Webテストの対策はあまりしていません。していないといっても、青のSPI実践問題集は一周解きました。個人的にはWebテストは解けば解くほど点数が上がると感じているので、本命企業の前に数社エントリーして、Webテストを受けてみることをお勧めします。
SPI,玉手箱,TG-Webなど様々ありますが、実践問題集を一通り解いてみるとある程度のレベルまで解けるようになると思います。Webテストは加点ではなく、足切りという認識なので準備は最低限にとどめて書類のブラッシュアップに時間を割くべきです。
③GD対策法
GD対策に最も効果的なのは、実践です。この実践をするために就活エージェントを活用しましょう。就活エージェントとは、就職活動を全般的に支援してくれるサービスでES添削や面接練習、スカウトなど幅広く就活生を助けてくれます。就活エージェントは定期的にGD練習会を開催しており、フィードバックをくれることが多いです。実践を通じて自分に合っている役職や立ち回りを模索してみてください。
私はファシリテーターか発表者が得意だったので、この2つの役職で必要な立ち回りを体にしみこませていました。具体的には、発表者として結論ファーストで話すようにしていました。また、途中で出てきた解決案Bにも触れて、最終的に解決案Aを選んだ理由やスクリーニングの基準を紹介しました。
その結果、GDで落ちることはほとんどありませんでした。繰り返しになりますが、GDをマスターするためには就活エージェントの練習会を強くお勧めします。
④インターンシップ対策法
早期内定を獲得するためには、インターンシップで活躍することが重要です。インターンシップで活躍するためには「前年のインターンシップの情報」が重要です。前年のインターンシップで何が行われているか分かれば対策することができます。また、どのような学生が多く、何を評価されるのか知っておけば立ち回りが自然と分かってきます。
地方の学生にとってはこの情報収集が非常に困難です。なぜなら、同じインターンを経験している先輩が圧倒的に少ないからです。実際に私もインターンシップに参加した際、「なんでそんなこと知っているの?」とグループワークのメンバーから思わされることが多々ありました。
就活仲間と情報共有するのも良いですが、ぜひ就活サービスの体験記を読んでみてください。過去に参加した先輩の工夫や開催内容を無料で読むことができる最強のツールです。
⑤面接対策法
面接は準備で勝敗が決まると思っています。私は聞かれそうな質問に対しての回答とその深堀に対する回答まで用意していました。聞かれそうな質問は先述した、就活エージェントの体験談を参考にしました。
また、学校のキャリアセンターで面接の模擬試験を行っている大学もあると思うので活用するのがいいと思います。私は先輩にお願いし、深堀や面接のマナーを対策しました。
他の手段としては、生成AIに想定質問と回答を送ることで深堀を用意してくれます。中でも私が面接で最も意識したことは、面接内の回答に矛盾が起きないようにすることです。自分の性格や行動が一貫しているか常に意識して臨んでいました。結果として、面接官へ私の人物像を明確に伝えることができ、面接を突破することができました。
総括
地方の大学生こそ就活エージェントをフル活用することをお勧めします。GDでは練習会、インターンシップでは体験談など幅広いサービスを無料で使用することができます。私はこれらのサービスを活用することで都内の学生との情報差を埋め大手メーカーに内定することができました。
これを見た就活生はぜひ一度就活エージェントのセミナーを見てみてください。きっとあなたのためになるはずです。この記事を見てくれたあなたの就活が上手くいくことを心から願っています。
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