会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます
こんにちは!商社、デベロッパー、広告業界から複数の内定を獲得した慶應生の者です。
これまでの記事で、面接が「対話」の場であること、その評価構造、そして面接の核となる「自己紹介」と「深掘り質問」への戦略を解説してきました。
第3回となる今回は、多くの学生が準備を怠りがちながら、実はライバルと決定的な差をつけることができる 「逆質問」 と、コンサルや総合商社、外資系企業などで頻出する 「ケース面接」 の入門編について、私の経験を交えながら解説します。
27卒の総合商社・専門商社就活情報まとめ【早期・本選考・選考直結・インターン】
27卒のデベロッパー就活情報まとめ【早期・本選考・選考直結・インターン】
27卒の広告・マスコミ就活情報まとめ【早期・本選考・選考直結・インターン】
ライバルに差をつける「逆質問」と「ケース面接」超入門
逆質問は「最後の自己PR」。評価を劇的に上げる戦略的質問術
面接の終盤、「最後に何か質問はありますか?」という問い。これを単なる「疑問解消の場」と捉えているなら、非常にもったいない。逆質問は、面接官に与えられた 「最後の自己PRタイム」 であり、あなたの能力と熱意をアピールする絶好の機会です。
まず、絶対に避けるべきNGな逆質問を理解しておきましょう。
・ 調べれば分かる質問 : 「貴社の福利厚生について教えてください」「設立はいつですか?」など。準備不足を露呈し、「志望度が低い」と判断されます。
・ YES/NOで終わる質問 : 「仕事は楽しいですか?」「やりがいはありますか?」など。対話が広がらず、思考の浅さを示してしまいます。
・ ネガティブな質問 : 「残業は多いですか?」「離職率は高いですか?」など。働く意欲を疑われ、マイナスの印象を与えかねません。
戦略的な逆質問の目的は、「①志望度の高さと企業研究の深さを示す」「②自身の能力や価値観と企業のマッチ度をアピールする」「③面接官から有益な情報を引き出し、自身の企業理解を深める」の3点です。
この目的を達成するために、私は常に以下の4タイプの質問を複数用意していました。
-
仮説検証型 : 自身の企業研究に基づき仮説を立て、それをぶつける質問。
- 例 : 「〇〇という中期経営計画を拝見し、貴社は今後、アジア市場における△△の領域に特に注力されると仮説を立てました。この方向性について、現場の視点からお聞かせいただけますでしょうか。もしそうであれば、若手のうちからその事業に携わるチャンスはございますか?」
- アピールポイント : 情報収集能力、分析力、論理的思考力、そして事業への深い関心。
-
理念共感・貢献意欲型 : 企業の理念やビジョンに共感を示し、自身の貢献意欲を伝える質問。
- 例 : 「貴社の『〇〇という理念』に深く共感しております。この理念を体現するために、社員の方々が日々の業務の中で特に大切にされている行動や価値観があれば、ぜひお伺いしたいです。」
- アピールポイント : 価値観のマッチ、企業文化への理解、高い熱意。
...
会員登録して全ての内容を見る
続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。