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こんにちは!私は地方国立大学の理系大学院生(薬学系の研究)で、就職活動は都内転勤無し大手製薬会社・大手医療機器会社を中心に受けていました。体育会系部活動に所属していて、研究活動の兼ね合いから、早期(3月まで)の内定を目指していました。
こんな感じの私が、就職活動に向けて取り組んだ業界研究と企業研究の方法を紹介します!製薬・医療業界を目指している方の参考になれば嬉しいです。
私が実践した業界研究について
まずは業界研究の方法について、実際に私が取り組んだ方法をお伝えします。
とりあえずマイページを作る
マイページを作ると、企業が業界紹介の資料を上げていることが多いです。その資料を読み込み業界としての強みや弱み、やりがいなど気になることを知らべましょう。
先輩に聞く
実際にその業界に就職した先輩の話を聞くのが最も簡単で参考になります。なぜその業界にしたのか、他に悩んだ業界など話を聞いてみましょう。
説明会に出る
企業の説明会に出てみましょう。企業の説明会では、その企業についての説明の前提として業界の説明をしてくれることが多いです。そのため、複数の企業の説明会に出席して業界への理解を深めましょう。また、説明会の中で社員の方に質問してみるのも良いと思います。
企業研究について
業界研究の後は個別の企業に対する企業研究です。「なぜその企業なのか」志望動機を固めるうえで非常に重要になります。私は次の三つの方法で企業研究を行いました。
企業のIRを読む
株式会社では株主に向けて決算を説明するIRを出しています。このIRの中には企業が今後注力していきたい領域や企業が抱える課題などが示されています。面接の中でIRの内容を話すと「よく知っているね」と言われ、解像度が高いアピールにもなるのでオススメです。
採用ページの社員インタビューを読み込む
ほとんどの企業では採用ページに社員インタビュー記事があります。その中で現場社員の方のやりがいや楽しみ、つらいことなどが書かれていますので大変参考になります。しかし、あくまで対外的なインタビューなので良いことばかりが書かれています。あまり鵜呑みにしすぎるのはよくないでしょう。
説明会に出る
説明会では企業の情報が広くわかります。マイページを作成しておくことで、マイページ登録者限定イベントなどに招待してもらえるのでまずはマイページを作成して、説明会に参加してみましょう。こちらも企業は都合の悪い情報は出さないので、いいことばかり言っていると感じるはずです。複数の情報を統合して自分の中で何が正しいのか判断しましょう。
職種研究について
職種について理解することは内定を獲得するうえで非常に重要になります。また、入社後に「思っていた仕事と違う」とギャップを感じることが無いように詳しく調べましょう。以下に私が実際に行った職種研究をお示しします。
OB訪問をする
大学のOBの方にアポイントを取り、実際の業務内容ややりがい、苦しいことなどを聞きました。特に、説明会などでは出てこない本当にきついことや残業、社内の雰囲気を詳しく聞いていました。OB訪問をする際は、事前に質問リストを送付しておくのが望ましいと思います。社会人の方は私たちが想像するよりも忙しいため失礼が無いように準備を念入りに行いましょう。
先輩に聞く
その職種で就職活動を経験した先輩は、その職種のいい所も悪い所も知っています。OB訪問よりも気軽にできるため、第一の手段にすることをお勧めします。一方で、まだ入社していないため社内の情報は不確実性が高いです。第一志望の企業に関してはOB訪問をすると良いと思います。
仕事体験(インターンシップ)に参加する
インターンシップを通じて、実際に仕事を体験させてくれる企業が多くあります。この業務体験の中で下調べとのギャップを認識し、自身の強みを発揮できる環境か確認しましょう。しかし、企業はインターンシップを職種研究の場というよりも能力評価の場として活用しています。そのため、事前に職種研究は済ませて置き、活躍する準備をして臨むことをお勧めします。
製薬・医療機器業界について
ここからは実際に私が製薬・医療機器業界で就職活動を行ってみた印象についてお話します。
私は医療に貢献したいという想いからこの二つの業界を志望しており、専門性を発揮できる技術系職種を中心に選考を受けました。その中で抱いた印象は3つあります
①残業が少なく、有給が多い
患者さんの健康を助ける業界であるため、社員の健康には他業界よりも力を入れている印象がありました。募集要項に書かれている年間休日日数や平均残業時間、社員の定着率を見ても他業界よりも圧倒的に高水準であることが分かります。
②リモートワークが多く、フレックス勤務が可能
これは職種にもよると思いますが、週に2日ほどリモートワークを導入している企業が多いように感じました。出社する必要が無い場合は、リモートで業務に取り組む社員の方が多い印象でした。
特に印象に残っているのは、月に2回しか出社しないという企業があったことです。また、好きな時間に出社して、好きな時間に退社できるフレックスタイム制を導入している企業がほとんどでした。働く時間を自分で決めたい方やWLBを重視している就活生には非常にお勧めです。
③年収が高い
年収を最重要事項にしている就活生にとっては朗報です。OBの方に聞いても給与水準は他業界よりもかなり高いとお聞きしました。ホワイトで高給の業界を探している方には必見です。
一方で、製薬業界は薬価の改定やパイプライン不足など成長性に不安がある企業も多く存在します。実際に業績が悪く、早期退職を募っている企業も散見されます。必ず自身で調べて、後悔のない選択をしましょう。
総括
ここまで製薬・医療機器業界の魅力や業界研究の方法について紹介してきました。WLBや年収、働き方などももちろん重要ですが「自分が何をやりたいのか」「何ができるのか」が内定には大きく影響します。その業界や職種についての解像度を上げるためにも紹介した方法を参考にぜひご自身の手で調べてみてください!このコラムを読んでくれたあなたの就職活動が上手くいくことを心から願っています!
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