
起業を目指す学生のための唯一無二の「インターンシップ」 スタートアップとコンサルの「両利きのプロフェッショナル」がサポート
Sponsored by デロイトトーマツベンチャーサポート
2025/01/22
会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます
sponsored by デロイト トーマツ ベンチャーサポート
自分たちと同じ20代の起業家のリアルな声を聞いて魂に火をつけ、グローバルなコンサルティングファームのメンバーのアドバイスを受けながら、その場で出会った仲間と共に事業案を磨き上げて切磋琢磨する。そんな起業家志望の学生にとっては夢のようなインターンシップが毎年、開催されている。
運営するのは、スタートアップ支援や新規事業創出のコンサルティングで傑出した存在感を示すデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社(DTVS)。その代表取締役社長を務める斎藤祐馬氏とインターンシップの設計を担当する本多正樹氏に、DTVSが主催するインターンシップの魅力を聞いた。
※内容や肩書は2025年1月の記事公開当時のものです。
「両利きのプロフェッショナル」を育てたい
──DTVSは「BIG4」の一つであるデロイト トーマツ グループの一員ですが、どんな会社でしょうか。
斎藤:一言でいうと、グローバルなイノベーションファームです。スタートアップや新規事業に特化したコンサルティングファームで、国内だけでなく、グローバルにコンサルティング事業を展開しています。
──斎藤代表は、DTVSの事業の立ち上げから関わっていますね。
斎藤:私は元々ベンチャー企業を支援する会計士になりたいと思って、監査法人のトーマツに入り、そこで4年ほどベンチャー企業のIPO支援などに携わりました。その後、27歳だった2010年に、DTVSの元となるベンチャー支援事業を立ち上げて、それから一貫して、この事業に取り組んでいます。
──本多さんは、なぜDTVSに入社したのですか。
本多:大学院では素粒子理論の研究をしていて、ビジネスとは無縁の世界でした。しかし博士号を取得する頃から、「革新的な研究や技術は、社会に広まることでより大きな意味を持つのではないか」と考えるようになり、イノベーションに注力している会社を探していたところ、DTVSに出会いました。
──そんなDTVSでは、新卒として、どんな人材を求めているのでしょう。
斎藤:われわれが育てていきたいのは、スタートアップやイノベーションの領域と、コンサルティングの領域の両方のプロフェッショナルと呼べる人材です。いわば「両利きのプロフェッショナル」。新卒で入社してから、スタートアップとコンサルティングに必要なマインドやスキルを同時並行的に学んでもらう想定です。
英語圏で育った日本人が、日本語と英語のバイリンガルになれるように、最初からスタートアップとコンサルティングを経験することで、両方のネイティブになることを目指しています。
──「両利きのプロフェッショナル」になれる素養があるのは、どんな人でしょうか。
斎藤:まず重要なのは、好奇心ですね。いろいろなことに興味を持って、自分なりに勉強していくスタンスがすごく大事です。スタートアップもコンサルティングも、新しい知識を貪欲に吸収していく必要がありますから、好奇心はどちらでも求められる資質です。もう一つは、漠然としたものでもいいので「これを実現したい!」という大きなエネルギー、それを実行に移す行動力でしょうか。
──2021年入社の本多さんは新卒採用の1期生ですが、どんな人がDTVSに向いていると思いますか。
本多:好奇心や行動力ももちろん重要ですが、「社会に対して大きなインパクトを与えたい!」という強い思いがあるといいでしょう。DTVSで対峙するのが、まさにそういう人たちばかりなので、お互いに刺激し合う形で成長していけるのではないかと思います。
「就職しないで起業しよう」という学生も歓迎
──DTVSのインターンシップは2023年からスタートして、2025年で3年目ということです。どのような内容なのでしょうか。
斎藤:起業志望者向けのインターンシップは、起業を希望していたり、既に起業していたりする学生のために、2日間で「起業の要点」を学べるプログラムを組んでいます。
──既に起業している人も参加するんですね。
斎藤:インターンシップに参加できるのは数十人ですが、そのうちの何割かは、既に起業している人たちです。そういう人が、例えば、27歳で上場したタイミーの小川嶺さんのような年齢の近い起業家の体験談を聞くことで、刺激を受けることができます。
──実際にインターンシップのプログラム設計を担当しているのは本多さんということですが、どんな点を意識していますか。
本多:インターンシップの参加者として想定しているのは、経営者マインドを学びたい学生や、就活中で「自分のキャリア形成のヒントを得たい」という学生です。そういう学生に向けて、プログラムを設計しています。
実際のプログラムの内容は、一つ目が、事業計画を立てて、DTVSのメンバーと一緒にブラッシュアップしていき、最終的にはプレゼンしてもらうというものです。自分たちの事業のアイデアを具体的な形にしていくワークを体験してもらいます。
もう一つは、起業家や投資家の方をゲストに招いて、起業の現実や苦労を語ってもらいます。オフレコの会なので、刺激的な内容も含まれますが、起業家や投資家のビジョンの大きさや事業に懸ける熱い思いを、ダイレクトに感じてもらおうという狙いです。
──起業を考えている学生にとっては、貴重な機会になりそうですね。
本多:そういう体験を通して「起業」を身近に感じてもらいたい。自分もいつか起業してみようと思ってもらえればうれしいですし、起業家にならなくても、起業家精神を持って社会に出ていってほしいと考えています。
──起業家になりたい学生にとっては素晴らしいプログラムだと思いますが、そうなると、「就職しないで起業しよう」と考える学生も出てきそうです。それは問題ないのでしょうか。
斎藤:全く問題ありません。そういう人がいる一方で、経営者の話を聞けば聞くほど、今すぐ起業するのではなく、少し修業してから起業するのが良さそうだと考える人も出てきます。実際、起業に必要なスキルやネットワークを身に付けてから挑戦すれば、成功確率が上がります。そういう人は、DTVSで何年か働きながら、起業に向けた準備をするという選択肢もあるわけです。
「チームづくり」から始まるインターンシップ
──学生の反応はどうですか。
本多:参加者のアンケート結果を見ると、起業に向けた意欲が上がったという人が多いですね。
──インターンシップに参加すると、起業に向けたモチベーションが上がるのは、なぜでしょう。
本多:いろいろな話を聞く中で、起業の解像度が高まっていくのだと思います。
斎藤:もう一つは、起業家が人として魅力的だと感じられるのでしょう。どの起業家も苦労している分だけ、人間的に鍛えられています。その話をすぐ近くで聞くことで、起業に挑戦することの魅力が伝わるのでしょうね。
──スタートアップのチームワークは、伝統的な大企業で求められるチームワークと違う面があると思うのですが、このインターンシップで体験できますか。
本多:スタートアップでは、人をどう巻き込んでいくかというのが、すごく重要です。そこで、DTVSのインターンシップでは、最初に「チームをつくる」ところから始めます。
──どういうことですか。
本多:まず、何らかの理由をつけて、参加者の何人かを「CEO」として決めるんですね。そのCEOが他の参加者をスカウトしていきます。参加者同士で「この人が欲しい」「この人のチームに行きたい」というやりとりをしてもらって、自分たちでチームをつくってもらいます。
──主催者側でチーム分けをするわけではないんですね。
斎藤:このインターンシップは「擬似起業」のプログラムなので、そのスタートから体験してもらう感じです。
本多:学生からは「チームづくりが一番緊張した」という声もよく聞きます。CEOになった人は、自分のチームに来てもらうために何をアピールすればいいか、真剣に考えなければいけないですし、逆にそれ以外の人は、何を伝えたら採用してもらえるかを見極める必要があります。
──他のスタートアップやメガベンチャーでも起業家志望の学生に向けたインターンシップを実施しています。DTVSならではのインターンシップの特徴は。
斎藤:われわれは、プロフェッショナルなコンサルティングファームという部分と、デロイトの中でゼロから立ち上げた社内ベンチャーとしての部分があります。まさに「両利き」の強みがあります。
そのため、われわれのインターンシップに参加してもらうと、ベンチャー的なマインドやスキルセットに加えて、プロフェッショナルファームの側面も感じてもらえると思います。ファイナンスやマーケットの分析がすごく強いメンバーもいますし、さまざまな分野のプロフェッショナルの助言を受けられるチャンスがあります。
スタートアップの「見取り図」をつかむ場に
──お話を聞いていると、DTVSは他にはない、非常にユニークな会社だなと感じます。
斎藤:ベンチャーも大企業も官公庁もクライアントに持って、世界中でスタートアップや新規事業を支援するサービスを展開し、その上で、何百人の社員規模で利益を出している会社は、日本だけでなく海外を見ても他に例がないのではないでしょうか。
──そして、DTVSそのものが急成長中のスタートアップですね。
斎藤:現在の社員は約250人ですが、2030年には1000人体制を目指して、組織を拡大しています。そのときは、30チーム×30人という感じで、異なるジャンルをカバーするチームが集まった経営者集団という形をイメージしています。
そういう連邦制的な組織でありつつ、毎年、30%、40%という高い成長率で大きくなっていく会社なので、スタートアップ的な性格が今後も続いていくといえますね。
──起業を視野に入れている学生に、何かアドバイスはありますか。
斎藤:自分で起業したり、起業を支援したりすることに興味がある人は、何よりも、起業家やその支援者に直接会うことが大切です。そういう挑戦をしている人に直接、話を聞きにいく。スタートアップの世界は、一次情報を取りにいくのが大事ですから。
その一歩目として、DTVSのインターンシップに参加してみるのもいいと思います。スタートアップやイノベーションの「見取り図」をつかめるでしょう。
本多:インターンシップに参加する皆さんは、就活中の人も多いと思います。そういう人に伝えたいのは、就職や起業がゴールではないということです。就職・起業してからが本番なので、これから自分がどういう生き方をしていきたいかを見直すきっかけとして、インターンシップをうまく活用してもらえたらうれしいです。
起業家・投資家の方や、DTVSの多様なバックグラウンドを持ったメンバーと交流することで、いろいろな価値観に触れてもらい、自分がどういうキャリアを歩んでいきたいのか、深く考える機会にしてもらえるといいなと思います。



デロイトトーマツベンチャーサポート