“無属性”の私が2月から就活を始め、5大商社から2社内定をもらえた理由

こんにちは。私は、26卒の本選考で総合商社のみを受けて最終的に2社から内定をいただけたものです。実は私は1月までは、いわゆるちゃんとした「就活」は全くしていませんでした。2月に急に総合商社を志望するようになり、慌てて準備をしました。私は他の業界は何も受けず総合商社のみを受けた身として”限られた時間で総合商社から内定をいただく”ためには、どうしたらいいのかを自分なりにご紹介できればと思います。

なぜ総合商社を志望し始めたか

総合商社に対するイメージは、「トレーディング」「グローバル」でとにかく、穀物やエネルギー資源を運んで利鞘で稼いでいるイメージでした。しかし、実際に社員に話を聞くと、いわゆる「事業投資」を近年では積極的に行なっており、メガベンチャーよりもより大きなスケールで、事業経営にたずさわれることがわかりました。

「人」「資本」「ネットワーク」「企業の影響力」 など諸々加味して、総合商社の方が自分がやりたいことができると考え、志望することにしました。

商社を志望し始めた時の状況

2月から慌てて対策することにしました。去年25卒で総合商社を受けていた友人にアドバイスを求めると、一言目は「結構厳しいと思う」でした。というのも、大きく二つの要素から難易度が高いということでした。

一つ目は、「属性」です。総合商社の内定者は、①海外経験あり（帰国子女 or 留学経験）②理系院生③体育会の3つの属性で8-9割は絞められているということ。

二つ目は、C-GAB・OB訪問をするための時間があまり残っていないことでした。属性については、自分は長期インターンをしていただけで、文系で海外経験もなく、体育会でもありませんでした。また、ほとんどの人は、秋や遅くとも冬までにいわゆる「踏み台企業」を使ってC-GABで高得点をとり、OB訪問も5名前後各社に対して行なっている。それに対して自分は、どちらも全くの手付かず。しかも、C-GABは解答集を使ってやっているという噂を聞きましたが、私にはそれをもらえるような友人もいませんでした。

OB訪問も直前は数を稼ぎたい人や自分のような遅れている人が集中的に依頼するため、受け付けてもらえる確率も非常に低かったです。また、より具体的な問題として、各社OB訪問をするためのマッチングサービスのリンクは企業説明会に出た人が獲得できるのですが、私はそれまで企業説明会にも出席していなかったため、OB訪問もすぐに依頼できる状況ですらありませんでした。

商社を目指すため2月からどう準備したか

そんな状況だったので、他の「リスクヘッジ」のための企業のための時間は一切ないと考え、総合商社一本で対策をすることにしました。具体的なタイムフローとして何をいつ行なったかを以下に書いていきます。