会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます
はじめに
乗馬場でブルームバーグ氏と知り合い、7年後取締役に招聘
‐これまでのキャリアについて教えて頂けますか?
ピーター・グラウアー氏(以下敬称略) 1969年に大学を卒業し、最初に就職したのがシティバンクです。金融機関を選んだのは、企業経営に必要不可欠なお金の流れや、ビジネス全般を理解する上で最適だと思ったからです。
同社の投資銀行部門にて11年間働き、企業に対する貸付を担当していました。その後、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレット(以下DLJ/注:2000年クレディ・スイスに買収された米系投資銀行)に移籍し、マネージングディレクターになりました。
‐ブルームバーグに転職したのはどういった事情だったのでしょう
ピーター マイケル・ブルームバーグと初めて会ったのは、1989年、家族と一緒にマンハッタンに住んでいた頃、娘と乗馬をしに出かけた時のことです。馬場では二人の女の子が乗馬をしていて、すぐに私の娘と仲良くなりました。同時に彼女たちの父親であるマイケルとも知り合いになったわけですが、彼があのマイケル・ブルームバーグとは、初めて会った時には思いもよりませんでしたね笑
娘達が一緒に遊びたがるので、自然によく会うようになり、マイケルとはよき友人となりました。1996年の10月のある日、彼は突然「君をBloombergの取締役会に迎えたい」と言い出したのです。なぜ私を取締役にしたいのか尋ねると、「もし私に何かあったときに信頼できるパートナーして、ブルームバーグを支えてくれると思ったからだ」と言ってくれました。
私はマイケルを信頼していたし、自分自身ぜひやりたい、と思ったので、彼の提案を受けることにしました。2001年、マイケルがニューヨーク市長選に立候補したのに合わせ、会長職に就任、そして次の年にBloombergの会長に加え、社長、そしてCEOに就任しました。
Intimacy/Humility/Reflectが重要
‐リーダーを面接するときどのような視点でその人を見ますか?
ピーター 3つの観点があります。
1つ目は、
...
会員登録して全ての内容を見る
続きは外資就活ドットコム会員の方のみご覧いただけます。
外資就活ドットコムはグローバルに活躍したい学生向けの就職活動支援サイトです。会員登録をすると、「先輩のES・体験記」や「トップ企業の募集情報リスト」など、就活に役立つ情報をご覧いただけます。
この記事を友達に教える