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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第7回です。
今回のテーマは、就活の軸として絶大な人気を誇る「成長」です。私も面接で「成長できる環境で働きたい」と何度も口にしました。若手から裁量を持てるか、研修は手厚いか、優秀な人が多いか。そんな基準で会社を見比べていました。でも入社して数ヶ月、この「成長できる環境」という言葉が、いかに解像度の低い言葉だったかを思い知らされています。
研修が終わった日、誰も何も教えてくれなくなった
入社直後の研修期間は、正直、快適でした。
カリキュラムが組まれ、講師がいて、教材が配られ、質問すれば丁寧に答えてもらえる。理解度を確認するテストまである。要するに、学校とほとんど同じ仕組みです。「この会社は教育が手厚い」と聞いていた通りだ、と安心していました。
その安心は、配属と同時に終わりました。
現場に出た初日から、時間割は消えました。教科書も、講師もいません。先輩たちは教育係として付いてくれてはいるものの、当然ながら自分の仕事で忙しく、私に付きっきりではいられません。「分からなかったら聞いて」とは言われるものの、そもそも何が分からないのかが分からない。研修という名の学校が終わり、誰も何も教えてくれない日常が、ある日突然始まったのです。
数週間後、ふと気づいて怖くなりました。この数週間、俺は何か成長したのか? 研修中は毎日新しい知識が増えていく実感があったのに、現場に出てからは、雑用に追われて一日が終わっていくだけ。あれほど「成長環境」を求めて会社を選んだはずなのに、成長が止まった感覚がありました。
焦った私は、とりあえず資格の参考書を買い、通勤電車で開くようになりました。何かを勉強していれば、成長している気になれたからです。でも今思えば、あれは成長ではなく、成長していない不安への鎮痛剤でした。目の前の仕事に転がっている学びを素通りして、遠くの教科書に逃げていたのですから。
同じ部署なのに、成長する新人としない新人がいた
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