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大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第18回です。
今回は、内定から入社までの期間の話です。就活を終えた解放感と、社会人になる不安が同居する、あの宙ぶらりんの数ヶ月。私も「入社までに何をすべきか」と検索し、資格だ、簿記だ、ビジネス書だ、という記事を読み漁りました。実際に働き始めた今、あの期間の過ごし方を採点するとどうなるか。やってよかったこと、無駄だったこと、正直に書きます。
まず結論──入社前の「勉強の差」は、数ヶ月で消えた
最初に、身も蓋もない事実から書きます。内定者期間の勉強でついた差は、入社後、数ヶ月でほぼ消えました。
同期には、入社前に資格を取った者も、業界本を読み込んだ者も、何もせず遊び倒した者もいます。研修の最初こそ、勉強組が少しだけ滑らかに見えました。でも配属から数ヶ月経った今、同期の評価の分布と、入社前の勉強量には、見事なほど相関がありません。第3回で書いたとおり、1年目の評価は議事録や雑用への向き合い方で決まります。そこで問われる力は、参考書では鍛えられないものでした。
誤解のないように言えば、勉強組が損をしたわけではありません。ただ、彼らの数ヶ月と、遊び倒した者の数ヶ月との間に、入社後の評価上の差がつかなかった。それだけの、しかし「入社までにこれをやれ」と煽る就活情報の多さを思えば、十分に意外な事実です。
だから、これから内定者期間を迎える皆さんに最初に伝えたいのは、「焦って勉強しなければ」という強迫観念からは自由になっていい、ということです。あの期間にしかできないことは、勉強以外にあります。
やってよかったこと三つ
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