
【コンサル就活】早期から計画的に!私が納得の結果を出したスケジュールと進め方
2025/04/17
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こんにちは!コンサルティング、IT、保険、銀行といった異なる業界を幅広く受け、コンサルに就職予定の者です。就活は誰しも最初は何から手をつけていいかわからず、不安になるものです。私自身、当初は明確な計画がなく、迷うことも多かったのですが、早い段階から動き出したことで最終的には納得のいく結果を得ることができました。
本記事では、私の就活スケジュールを振り返りながら、どのように準備を進めていったのかを紹介します!
就活は早期から計画的に!私が早期就活を考え始めたきっかけ
大学に入学した当初は、就活についてほとんど意識していませんでした。私が早期から就活を意識し始めたのは、就活経験者の先輩から 「コンサルや外資系企業を目指すなら、早く動いた方がいい」 とアドバイスをもらったことがきっかけでした。また、「インターン経由の早期選考が増えている」と聞いたことで、早期に行動する重要性を認識しました。
また、就活は短期間で決まるものではなく、じっくりと経験を積みながら自己分析を深め、業界研究を行う必要があることにも気づきました。特に外資系や人気企業は早期からのインターンで採用の道が開かれるため、「とにかく早めに動き、機会を逃さないことが重要だ」と考え、計画的に行動することを決意しました。
就活を早期に計画的に行うメリット
ガクチカの準備ができる :
エントリーシートや面接で頻出のガクチカを作り込むことができます。納得感・説得力のあるガクチカは濃い経験から生まれます。時間のある1.2年生のうちにガクチカとして語れる経験を2つほどしておくと良いかと思います。これらの経験はガクチカに書けることはもちろん、就職先を考える上での自分の適正を見極めるのにも役立ちます。
【就活体験談】私が実践した業界ごとの“ガクチカ”の使い分けと戦略
業界研究の時間が確保できる :
さまざまな企業や業界について知り、自分の志向に合った企業を見つけやすいです。時間があるうちに様々な業界・企業をインプットしておくのがオススメです。
スケジュール管理がしやすい :
就活が本格化する前に基礎を固め、余裕を持ったスケジュールで動けます。私の場合、3年生になってすぐはゼミが忙しく、就活に割く時間が十分に取れませんでしたが、〆切のチェックやスケジュール立てを事前に済ませておいたおかげで落ち着いて動くことができました。
面接や試験に向けた準備を十分にできる :
WEBテストやケース面接の対策は意外と時間がかかります。企業によって用いるWEBテストの種類やケース面接の形式は違うため、早くから企業ごとの形式をリサーチし、準備し始めることで、選考時に焦らず対応できると思います。
大学1年生:ガクチカづくり
まず、就活の際に語れる経験を積むために、長期インターンや学生団体の活動に参加しました。この時点では「何がガクチカになるのか」がはっきりしていなかったため、とにかくさまざまなことに挑戦し、自分の興味や適性を探ることを大切にしました。学生団体に6月から、長期インターンには10月から参加し、最終的にこの2つを軸に経験を積むことに決めました。
学生団体:論理的思考力、問題解決力を身につけた
学生団体では、トークイベントの運営と組織のマネジメントを担当しました。リーダーシップやチームマネジメントの経験は、後の面接で強いアピール材料となりました。また、組織の課題を見つけて解決する経験を通じて、コンサル業界で求められる論理的思考力や問題解決力を身につけることができました。
長期インターン:提案力を身につけた
IT系のスタートアップ企業で、マーケティングや営業の長期インターンに参加しました。実際に企業の業務を経験することで、社会人の働き方や求められるスキルを学びました。また、営業の仕事では相手のニーズを把握し、適切な提案をする力が求められました。これは、後の就活で非常に役立つスキルとなりました。
これらの経験が就活にいかに活きたか
- 社会人との関わりを通じて、ビジネスの基本を学べた
- 実際の仕事を経験したことで、自分の適性を見極める助けになった
- 営業経験を通じて、金融業界の面接で求められる営業力をアピールできた
補足:周囲の状況
多くの同級生はまだ就活を意識しておらず、「遊ぶ」「バイトやサークルをする」といった人が多かった印象です。ただ、バイトやサークルも真剣に取り組めば十分にガクチカとして使えると思います。そのため、必ずしも私のように学生団体や長期インターンをしなければいけないわけではありません。
学生時代に、何を思考し、ぶつかった課題に対していかに対応してきたのか、そしてどのような力を手に入れたのか、を説得力をもって語れる経験をしておくことが重要なのです。
大学2年生:社会人との交流・業界研究
大学2年生では、様々な業界の社会人と話をする機会を多く設けました。OB訪問ができるアプリを活用して、実際に働いている人の話を聞くことで、自身の将来を実感をもって具体的に想像することができました。この時はまだ業界や企業規模を絞らず、なるべく幅広く話を聞くことを意識していました。
この時大人と話した経験により、3年生になってからの面接でも落ち着いて話すことができたように感じます。
また、2年生の冬に初めて対面就活イベントに参加しました。多数の企業の話を一日で沢山聞くことができるため、まだ自身の目指す方向性が決まっていないという人にはおすすめです。
また、2月・3月ごろからエントリー情報を解禁する企業もあるため、時間があるときに気になる企業の新卒採用ページをチェックするといいと思います。
就活にいかにいきたか
- 志望業界を徐々に絞ることができた
- 早期選考の情報をキャッチできた
大学3年生:本格的な就活スタート
4月 企業管理のベースを整える
空き時間を活用し、マイページ登録や企業管理シートを作成しました。私は、企業名・ES〆切・適性検査〆切・マイページURL等を一元管理するスプレッドシートを自作し就活終了まで使用していました。また、この時期からウェブテストの本を購入し、勉強を開始しました。
5月 初エントリー
コンサルの夏インターンにエントリーを開始しました。コンサル業界は、インターンの応募締め切りが早い場合が多いので注意が必要です。
エントリー後には面接がすぐ入ると予想されたため、面接対策も同時並行で開始しました。特に、自身は論理思考に自信がなかったためケース問題をひたすら練習しました。ケース面接直前には、ゼミの友達や就活イベントで知り合った人に協力してもらい、オンラインで10人ほどとケース練習を行いました。
6月 ES執筆・面接で忙しく過ごす
金融やITへのエントリーも徐々に始まってきました。この時期は、ESの執筆から適性検査対策までやることがとにかく多く忙しかったです。私は、すべてのESをGoogleドライブに溜めて管理していたので、新しくESを書き始める際は過去に提出した内容を参考にしながら執筆して時短していました。
この時期から面接への参加も増えてきて、一週間で5回程度参加することもありました。面接後には、良かった点と反省点、グループディスカッションで優秀だったメンバーの立ち振る舞い方などをすべてメモして次回の面接に活かすように心がけていました。面接やグルディスはやればやるほど、話し方や自信が身に着いていくので、本命企業の前に少なくとも2、3社経験しておくと安心だと思います。
7月 インターン初参加
初めてインターンに参加しました。4日間という長丁場で保険業界のインターンへ参加し、自身の強みと弱みを実践的に知ることになりました。ここで知った長所・短所や、社員さんからもらったアドバイスはしっかりと覚えておき、これ以降始まる本命の企業に確実に活かしていくことが重要です。
また、プレッシャーや疲れで体調を崩すことがないように、自分なりの息抜き方法や友達と会う時間などを意識的に確立しておくと良いと思います。
8月:インターンに多数参加し、志望企業を明確にする
この月は、さまざまな企業のインターンに積極的に参加しました。業界ごとの働き方や求められるスキルを体感することで、自分に合う企業・合わない企業が明確になってきました。特に、実際に企業で働く社員の方と交流することで、会社のカルチャーや求められる人物像を肌で感じることができました。最終的に、この経験を通じて志望業界をより明確に絞り込むことができました。
9月:第一志望の内定獲得
インターン経由の早期選考で初めての最終面接を迎え、9月中旬に初内定しました。選考では、インターンの経験をもとに具体的なエピソードを交えて自己PRを行い、志望度をアピールしました。この時点で、安心感が強くなり就活のゴールを意識するようになりました。
10月:就活継続するか葛藤する
第一志望からの内定は得たものの、他の企業も受けるべきか悩む時期でした。ここで終了して早くラクになりたい気持ちと、「ここで辞めたら妥協したようで後悔するのではないか」といった葛藤が生じました。最終的に、優遇を獲得した企業は最後まで受けきることに決め、選考結果が出てから改めて入社する企業を見極めることにしました。
11月:第二志望の内定獲得、就活終了
複数の企業の選考を受けた結果、第二志望の企業からも内定を獲得しました。OB訪問や内々定者向けの懇親会を経て、最終的に、第一志望の企業への入社を決意しここで就活を終了しました。ちなみに私は最後まで、会社の知名度vs自分がやりたいことのどちらを取るかで悩んだのですが、最終的には「自分のやりたいこと」ができる会社を選びました。
1 2月:内定者懇親会
内定者懇親会に参加し、同期となるメンバーとの交流を深めました。実際に働く前に仲間と話す機会を持つことで、入社への期待感が高まりました。
自己分析は後回しでも問題なし
私は初期の自己分析をそこまで重視せず、実際の面接やインターンを通じて自分の適性を確認しました。夏インターンまでは、自分の特性や性格にこだわらず、幅広い業界のインターンに参加して業務体験をし、自分の適性を実践的に見極める機会を持つことに重きを置いていました。
ただし、志望する企業に合わせた性格診断テスト対策や、企業ごとに面接の話し方を変える工夫は重要なので、抜かりなく行うようにしましょう。
業界選びはインターンを通じて
上にも書いた通り、夏インターン前の段階では幅広い業界を受け、「選ばれなければ選ぶ権利はない」というスタンスで臨みました。インターン参加後は「行けるのは一社だけ」というスタンスに転換し、志望業界を絞って集中して選考に参加しました。
最後に
結果として、早めに準備を始めたことで、計画的かつ効率的に就活を進めることができました。また、計画的に進めたことで、サークルやゼミ、友達と会う時間などを犠牲にすることなく、楽しい大学生活も両立することができました。
これから就活を始める皆さんも、自分に合ったタイミングで動き出し、納得のいく結果を得られるよう頑張ってください!
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