合同説明会は行くべき?服装・持ち物・回り方|大学2年の冬から始める就活での活用法

合同説明会は行くべき?服装・持ち物・回り方|大学2年の冬から始める就活での活用法

2026/10/30

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eyecatch

大学2年の冬になると、周りで「合同説明会に行ってきた」という話を聞くようになります。一方で、「まだ志望業界も決まっていないのに行って意味があるのか」「何を着て、何を持っていけばいいのか」「会場で何をすればいいのか」が分からず、迷っている人も多いはずです。

結論から言うと、志望が固まっていない時期だからこそ、合同説明会は行く価値があります。ただし、目的を決めずに行くと、人の多さに疲れて何も得られずに帰ることになりがちです。

この記事では、合同説明会に行くべき理由と向いていない人、服装・持ち物の準備、当日のブースの回り方、社員・内定者への質問例、参加後にやることまでを、先輩の選考体験記の声とあわせて解説します。

この記事で分かること
・合同説明会に大学2年の冬から行く意味と、行かなくてもいいケース
・服装と持ち物の準備(私服指定・スーツ指定のどちらにも対応)
・当日のブースの回り方と、社員・内定者への質問の仕方
・参加後の48時間でやっておきたいこと

合同説明会は行くべき?大学2年の冬に行く3つの意味

合同説明会は、多くの企業が1つの会場にブースを出し、短い時間で事業や仕事を紹介するイベントです。各社にとっては「自社に興味を持ってもらう」ための場なので、入社を決めるほどの深い情報は出てきにくい一方、短時間で多くの業界・企業に触れられるという、ほかの場にはない強みがあります。

1. 知らなかった業界・企業に出会える

就活を始めたばかりの時期は、知っている企業が消費者として接している会社に偏りがちです。合同説明会では、名前を知らなかった企業や、イメージしていなかった仕事に出会えます。先輩の体験記にも、合同説明会がきっかけで志望先が広がったという声があります。

海運業界は就職活動をするまで知らない業界であり、当初はさほど強い興味を持っていた訳でもないため、商船三井が出ている合同説明会に出席したり、オンラインで公開されている過去の企業説明動画を繰り返し視聴することで企業に対する解像度を高めようと努力した。

商船三井 サマーインターン体験記

合同説明会で話を聞いた時に、自分が思っていたイメージとは異なるIBMの一面を知り、そこで興味を持ったことがきっかけで内定を頂くまでに至っております。

日本IBM 本選考体験記

2. 社員の雰囲気を直接確かめられる

企業のWebサイトや記事では分からないのが、働いている人の雰囲気です。ブースで話す社員の話し方や、学生への接し方からは、その会社の空気感が伝わってきます。

対面の合同説明会に参加した際には、合間の休憩時間で雑談を振ってくださる等、非常に温和な方が多いイメージです。

ハウス食品 本選考体験記

合説などは拝見してからインターンに参加したのですが、事前調査では調べることのできなかった細かい話を聞くことができて、企業理解を進められました。

AGC サマーインターン体験記

3. インターン選考・本選考の材料が集まる

合同説明会で聞いた話は、そのままESや面接の材料になります。特に同じ業界の企業を続けて回ると、「各社の違い」が見えてきます。これは志望動機で必ず問われるポイントです。

合同説明会でJPモルガンの社員さんと初めてお会いしたのですが、そこで他の外資系金融機関との違いについて詳しく聞いたことが後々有利に働いたと思う。

JPモルガン サマーインターン体験記

大学2年の冬から動き始めた先輩もいます。

私の場合は、大学2年から外資就活ドットコムなどの合同説明会やEXPOに参加した。

シンプレクス・ホールディングス 本選考体験記

行かなくてもいいケース
・志望企業がすでに決まっていて、その企業が単独の説明会やインターンを開いている場合は、そちらを優先したほうが深い情報が得られます
・業界研究が一通り終わっていて、知りたいことが「選考の中身」に絞られている場合は、選考体験記やOB・OG訪問のほうが効率的です
・合同説明会のブースで聞ける話には限りがあります。事業が複雑な企業は、30分で理解しようとせず「次に何を調べるか」を持ち帰る場と考えましょう

メーカーなどとは違い、三井住友信託銀行は事業の種類が多く、また学生の馴染みのない企業でもあるため、合同説明会で30分だけ話を聞いたぐらいでは到底理解することのできない会社です。

三井住友信託銀行 本選考体験記

合同説明会の服装|私服指定・スーツ指定・指定なしの選び方

合同説明会の服装は、主催者の案内に従うのが基本です。案内を確認したうえで、次のように考えると迷いません。

服装の選び方
・「私服でお越しください」「服装自由」:オフィスカジュアル(襟付きシャツやブラウス、ニット、ジャケット、チノパンやスラックスなど)が無難です。Tシャツ・ジーンズ・サンダルなど、ラフすぎる服装は避けましょう
・「スーツ着用」:リクルートスーツで参加します。会場内は暖房で暑くなることが多いので、冬はコートを脱いだときの調整がしやすい服装にしておくと楽です
・指定なし:迷ったらオフィスカジュアルにしておけば、スーツの学生が多くても私服の学生が多くても浮きません

服装で評価が決まる場ではありませんが、清潔感は第一印象を左右します。シワのないシャツ、汚れていない靴、整えた髪を意識しておけば十分です。冬は会場の入口でコートを脱ぎ、腕にかけて持ち歩くとブースでの話もスムーズです。

合同説明会の持ち物チェックリスト

会場では立ったままメモを取ったり、資料を受け取ったりする場面が多くなります。次の持ち物を用意しておきましょう。

必ず持っていくもの
・受付用のQRコードや参加票(スマートフォンに表示する場合は画面を出しやすくしておく)
・学生証
・筆記用具と、立ったまま書けるメモ帳(硬い表紙のものが便利)
・スマートフォンとモバイルバッテリー
・資料を折らずに持ち帰れるA4のクリアファイルと、A4が入るバッグ
あると便利なもの
・回りたい企業と、各社に聞きたい質問を書いたメモ
・飲み物(会場は乾燥しやすく、長時間話を聞くと喉が渇きます)
・折りたたみの小さなバッグ(受け取った資料が多くなったとき用)

当日の回り方|ブースで迷わないための5つのコツ

合同説明会で一番もったいないのは、人の多さに圧倒されて会場をさまようだけで終わることです。次の5つを意識すると、限られた時間で多くの情報を持ち帰れます。

1. 事前に「必ず行く企業」と「気になる業界」を決めておく

参加企業の一覧は事前に公開されることがほとんどです。全部を回ることはできないので、必ず話を聞きたい企業を3〜5社、それ以外に名前を知らないけれど気になる業界を決めておきましょう。セミナーの予約が必要なイベントは、早めに予約しておくと当日の動きが決まります。

2. 最初は空いているブースで「場慣れ」する

会場に入ってすぐ人気企業の列に並ぶより、まずは比較的空いているブースで話を聞くのがおすすめです。学生が少ないブースの社員は、質問にも丁寧に答えてくれることが多く、雰囲気に慣れる練習になります。思わぬ企業に興味が湧くこともあります。

3. 同じ業界の企業を続けて回り、違いを比べる

業界の理解を深めたいなら、同じ業界の企業を2〜3社続けて回るのが効果的です。同じ質問を各社にしてみると、事業の重点や社風の違いがはっきり見えます。

合同説明会などを有効活用し、それぞれの業界の特徴を事前につかんで置き、3月までには業界を絞っておくと、選考の際にも自分を軸をぶれさすことなく就活を進めることが出来ます。

日立製作所 本選考体験記

4. 自分から話しかけ、質問する

ブースでは、説明を聞くだけでなく自分から質問しましょう。質問すると、その企業について自分が何を知りたいのかがはっきりし、記憶にも残ります。

合同説明会などで自分から話しかけに行くことが、個別説明会よりも印象に残りやすいと思う。

バークレイズ サマーインターン体験記

5. 合わないと感じたら、無理に長居しない

話を聞いて「自分には合わない」と感じたら、区切りのよいタイミングで静かに席を離れて次のブースへ移りましょう。限られた時間の中で、より多くの企業に触れることが合同説明会の目的です。

社員・内定者への質問例

ブースには社員だけでなく、内定者が立っていることもあります。相手によって聞くことを変えると、得られる情報の質が上がります。

社員に聞くとよいこと(仕事・会社について)
・入社1〜3年目は、具体的にどんな仕事を任されますか
・同じ業界の他社と比べて、御社の強みや特徴はどこにありますか
・どんな人が社内で活躍していますか
・学生のうちにやっておくとよいことはありますか
内定者に聞くとよいこと(就活について)
・なぜこの会社に決めたのですか
・大学2年・3年の今頃は、どんな就活をしていましたか
・インターンの選考ではどんな準備をしましたか
・ほかにどんな業界を見ていましたか

内定者はまだ働いていないため、仕事の中身について深い答えは期待しにくい一方、就活の進め方については身近な先輩として率直に話してくれます。社員には仕事のことを、内定者には就活のことを聞くと覚えておきましょう。質問の作り方は、次の記事も参考になります。

合同説明会で疑問を解消しておくと、後の選考でも役立ちます。

合同説明会やセミナーでは社員とお話しする機会があるので、DBJに関する疑問(例えば、民間金融機関や他の政府系金融機関との違いなど)をそこで解消すると良いと思う。

日本政策投資銀行 ウィンターインターン体験記

参加後の48時間でやること

合同説明会は、行っただけでは記憶がすぐに薄れてしまいます。帰ってから48時間以内に、次の3つをやっておきましょう。

1. メモを「興味が湧いた理由」とセットで整理する

話を聞いた企業ごとに、「何をしている会社か」「どこに興味を持ったか(持てなかったか)」を1〜2行で書き出します。興味が湧いた理由を言葉にしておくと、それがそのまま自己分析の材料になります。

2. 気になった企業の体験記とインターン情報を調べる

興味を持った企業は、インターンの募集時期や選考の流れを調べておきましょう。先輩の選考体験記を読むと、ESの設問や面接で聞かれたことまで分かります。

合同説明会で企業理念や特徴をしっかり理解したうえで、ESを書くことが効果的だと感じた。

セールスフォース・ジャパン サマーインターン体験記

3. 次に参加するイベントを決める

興味のある業界が見えてきたら、その業界の企業が開く単独の説明会やインターン、OB・OG訪問に進みましょう。合同説明会は「広く知る場」、単独の説明会やインターンは「深く知る場」と使い分けるのが効率的です。

合同説明会をきっかけに就活を本格的に始めた先輩もいます。

私は12月に合同説明会へ行くまで就活のことは全く何も分かっていない状態でしたが、今こうして無事終えることができています。

日本総合研究所 本選考体験記

大学2年の冬から始める就活の全体像

合同説明会は、就活の入口として使いやすいイベントです。ただ、その後のインターン選考に向けては、自己分析や業界研究も並行して進める必要があります。次の記事で全体像を押さえておきましょう。

外資就活ドットコムでも、大学2年生を対象にした合同説明会「外資就活Expo」を、東京で2027年1月17日(日)、関西で2027年2月24日(水)に開催します。日程・エントリー方法は外資就活Expoの案内ページをご覧ください。当日は外資就活アカデミアの説明や、現役の戦略コンサルタントの話を聞けるセミナーも予定しています。

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