【メーカーシリーズ⑮】花王|「研究開発力×ブランド力」で日用品市場を制する生活用品メーカーの実態

【メーカーシリーズ⑮】花王|「研究開発力×ブランド力」で日用品市場を制する生活用品メーカーの実態

2025/12/23

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「花王?洗剤やシャンプーの会社でしょ?」と思われがちですが、実は花王は売上高約1.5兆円を誇り、「アタック」「メリット」「ビオレ」「ソフィーナ」などの強力なブランドを持ちながら、研究開発費に売上高の約4%を投じ、年間約400件の特許を出願する「技術の花王」として、日用品市場でトップシェアを維持し続ける企業です。初任給26.5万円、30歳で700万円前後、40歳で1,000万円超という待遇と、「よきモノづくり」という独自の企業文化を持っています。

企業分析:花王の独自ポジション

①「研究開発力」という圧倒的な技術基盤

花王の最大の特徴は、日用品メーカーでありながら「技術の花王」と呼ばれるほどの圧倒的な研究開発力です。

花王は、研究開発費に売上高の約4%(年間約600億円)を投じており、これは日用品業界ではトップクラスの水準です。和歌山研究所、栃木研究所、すみだ事業場など複数の研究拠点を持ち、約2,800名の研究開発人員を擁しています。

研究分野は、界面科学、材料科学、生物科学など多岐にわたり、年間約400件の特許を出願しています。これらの技術力を活かし、「アタック ZERO」の超コンパクト洗浄技術、「ビオレ」のスキンケア技術、「メリット」のヘアケア技術など、独自の製品開発を実現しています。

また、花王は「エコロジー」という独自のコンセプトのもと、環境負荷の低い製品開発にも注力しています。詰め替え用パックの先駆けとなった「アタック」、節水型洗剤の「アタック ZERO」など、環境配慮型の製品開発で業界をリードしています。さらに、2019年に発表した「ESG戦略」では、2030年までにCO2排出量を55%削減(2017年比)、プラスチック使用量を削減し、リサイクル材や植物由来素材への転換を推進するなど、サステナビリティ経営を強化しています。

②「ブランドポートフォリオ」という強力な資産

花王のもう一つの顔が、誰もが知る強力なブランドポートフォリオです。

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