焦ってES提出→全滅。旧帝大院生が語る就活初期の大失敗

焦ってES提出→全滅。旧帝大院生が語る就活初期の大失敗

2025/06/10

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こんにちは、日系大手への内定を獲得した、旧帝大に通う限界大学院生(修士)です。この記事を見ている皆さんは、もう就職活動を始めたての方、もしくはこれから始めようとしている方なのではないでしょうか。就職活動を始めたはいいけれど、何から始めたらいいかわからない…。そんな状況の方もいるのではないでしょうか。

とりあえず何かを始めたい気持ちはわかりますが、就活に焦りは禁物です。今回は、就職活動初期の私の失敗談を元に、みなさんが就職活動をスムーズに始めれるようにまずはどうすればいいのかについてお伝えできればと思います。

スタートダッシュこそ落ち着いて始めるのが大切

就職活動を焦って始めてしまうと碌なことになりません。私も、何も対策していないにも関わらず、とりあえず何かを始めなければとエントリーしてしまい失敗しました。確かに、エントリーしなければ合格を勝ち取ることはできませんが、まずは焦ってエントリーしてはいけない理由について説明します。

選考は1度きり

準備不足でのエントリーは非常に危険です。なぜなら選考は基本1回しか受けられないからです。焦ってESのクオリティが低い状態でエントリーしてしまったり、面接練習をしないまま面接に臨んでしまうことで本来であれば通過できていたはずの企業でも落ちてしまうことがあります。

特に、ITやコンサルは選考時期が早く、準備をしないままエントリーしてしまって後悔するケースが多いです。選考時期が早い業界にチャレンジしようと考えている方については、できるだけ早めの準備を心がけましょう。

初手の準備が後の効率を大きく左右する

ESや面接においては最初の準備が非常に重要になってきます。初期から質の高いESや面接の回答を準備しておくことで、あとはそれを使い回したり、軽微な修正を繰り返すだけですみます。そうすることで、企業ごとで考えなければいけない志望動機の部分に深みを出すために時間を使うことができたり、さまざまな企業にチャレンジする時間を作ることができます。

また、早めに成功体験を作ることも非常に重要です。面接などは、一度通過することができれば、通過の仕方がわかるようになり他の企業の通過率も上がっていきます。周りのレベルがあまり高くない初期段階で成功体験を積むことにより、さらに周りと差をつけることができます。

ESでの失敗談

私の失敗談と共に、みなさんが同じ轍を踏まないようにESの注意点をお伝えしたいと思います。

失敗談①:志望動機が浅すぎた

◆どこかで聞いたことのあるフレーズになっていませんか?

1つは志望動機が浅すぎたことです。私も、この程度でいいだろうと公式HPに記載されている内容や、業界について知っている浅い知識をつなぎ合わせてそれっぽい志望動機を提出していました。しかし、どこかできたことのあるようなフレーズばかりとなっており、結果としてESで何度も落ちてしまいました。志望動機については、自分が何をしたいか、企業に対して何を感じたから志望しているのかまで詰め込まなければなりません。まずは、その企業や業界に対する、自分の核となる考えを整理するようにしましょう。

◆最初から最後まで筋を通す

志望動機を作成する際には、しっかりと筋を通すようにしましょう。自分の中ではロジックが出来上がっているつもりでも、読む側からすれば話が飛躍していることがあります。実際に体験したエピソードと、その企業特有のエピソード。この2つのエピソードの間を繋ぐ部分が非常に重要です。私も、始めて人にESを読んでもらった時に、なんで?と聞かれてしまいました。直接話す場合は、追加で説明することができるからいいですが、ESは意味がわからない瞬間に不採用です。わざわざ理解しようとはしてくれません。なので、焦って提出する前に必ず人に読んでもらうようにしましょう。

失敗談②:ガクチカ・研究概要が伝わらない

専門用語が伝わらない

専門用語は基本伝わらないと思っておいた方がいいでしょう。専攻している学問や、ゼミでの言葉はほとんどの場合通用しません。私も当たり前と思っていた用語が通用しておらず、面接で始めてその事実を知りました。面接官が同じ専攻の方であるとは限らず、文理すら異なる場合もあります。そのため、まずは高校生にでも伝わるような文章で説明することを意識しましょう。横文字などは特に注意ですね、先ほどもお伝えしましたが、面接官はわざわざ理解しようとはしてくれません。他に優秀でわかりやすい文章を書く学生はいくらでもいるからです。

正確に1から10まで伝えようとしていた

就職活動においては、事実を100%正確に伝えることよりも、内容を理解してもらうことの方が重要です。面接官が少し勘違いをしていたとしても、それが話の構成や自分が面接官にアピールしたいことに影響がないのであれば、そのまま無視しておきましょう。細かい状況を伝えようとしても、面接の短時間で伝えることは無理ですし、同期から結論までの筋道を理解してもらえればそれで十分です。私は、研究内容を正確に伝えようとしすぎて面接官を混乱させてしまいました。それからは、正確ではないが、イメージが伝わるような表現に変更して面接に挑むようにしました。

細かい状況を伝えようとしても、面接の短時間で伝えることは無理ですし、同期から結論までの筋道を理解してもらえればそれで十分です。私は、研究内容を正確に伝えようとしすぎて面接官を混乱させてしまいました。それからは、正確ではないが、イメージが伝わるような表現に変更して面接に挑むようにしました。

ESで失敗しないためには

なかには、上記の失敗が身に覚えのある方もいるのではいでしょうか。それでは、このような失敗をしないためにもしっかり対策をしていきましょう。私が取り組んだ対策は以下の通りです。

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