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こんにちは。5大商社から複数の内定を獲得した者です。今回は、豊田通商のインターンシップについての体験談をご紹介します。
これまでの企業分析や面接での対話は、いわば「頭で理解する」段階でした。しかし、インターンシップでは実際のビジネスケースに取り組み、社員の方々と密に接することで、豊田通商という企業の「肌感覚」を掴むことができたのです。
5日間のプログラムを通じて、私は自分がこれまで構築してきた企業理解の正しさを確認すると同時に、まだまだ表面的な理解にとどまっていた部分があることも痛感しました。特に「現地現物現実」という哲学が、実際のビジネスの現場でどのように体現されているのかを肌で感じることができたのは、大きな収穫でした。
この体験記では、インターンシップへの準備から実際の参加、そして事後の振り返りまで、私が何を学び、どのように成長したかを詳細にお伝えします。
第1章:インターンシップ参加への準備戦略
1-1. これまでの理解の整理と課題設定
インターンシップ参加が決まった段階で、私はまず これまでの企業分析と面接経験を整理し、インターンシップを通じて深めたい理解のポイントを明確にしました 。
ES作成と面接対策を通じて、私は豊田通商の事業戦略、財務状況、企業文化について相当深い理解を築いていました。しかし、それらはすべて外部から得た情報に基づく理解でした。インターンシップでは、以下の3つの観点で理解を深めたいと考えました。
第一に、 「現地現物現実」の哲学が実際のビジネスプロセスでどのように機能しているか です。これまでSAKURA病院やアフリカ事業の事例として理解していましたが、日々の業務レベルでどう体現されているのかを知りたいと思いました。
第二に、 社員の方々の働き方と企業文化のリアル です。面接では素晴らしい理念や価値観について聞いていましたが、実際の職場環境や人間関係がどのようなものかを体感したいと考えました。
第三に、私自身の 豊田通商への適性の確認 です。これまでの分析や面接で「この会社で働きたい」という思いは強くなっていましたが、実際に働くイメージが現実的なものかを検証したいと思いました。
1-2. 事前学習の深化と仮説構築
インターンシップに向けて、私はこれまでの企業分析をさらに深化させました。特に力を入れたのは、豊田通商が手がけている具体的なプロジェクトの詳細調査でした。
SAKURA病院については、単に「アフリカで病院を運営している」という表面的な理解を超えて、事業スキーム、収益構造、現地パートナーとの関係性、人材育成プログラムまで詳しく調べました。また、CFAOのネットワークを活用した流通事業についても、具体的な商品カテゴリーや各国での展開状況を把握しました。
この事前学習を通じて、私はいくつかの仮説を構築しました。例えば、「豊田通商の強みは単一の事業ではなく、複数事業の相乗効果にある」「アフリカ事業の成功の鍵は、現地人材の育成と長期的な関係構築にある」「再生可能エネルギー事業は、既存の物流・流通ネットワークとの組み合わせで差別化を図っている」といった仮説です。
これらの仮説をインターンシップで検証できれば、より深い理解が得られると考えました。
1-3. グループワークでの貢献方針
インターンシップではグループワークが中心になることが予想されたため、私は自分がどのような形でチームに貢献するかを事前に考えました。
これまでのES作成や面接対策で培った企業分析力を活かして、「構造化・論点整理役」として貢献することを基本方針としました。複雑なビジネス課題を要素に分解し、優先順位をつけて議論を整理する。これは私の強みであり、かつ豊田通商のような現場重視の企業で求められるスキルでもあります。
一方で、単に分析力をひけらかすのではなく、チームメンバーの多様な視点を引き出し、それらを統合してより良い提案を作り上げることを心がけようと決めました。豊田通商の企業文化である「チームパワー」を実際に体現してみたいと考えたのです。
第2章:1〜2日目の実案件追体験ワーク
2-1. SAKURA病院ケースでの現実認識
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