【社会人1年目の答え合わせ 第2回】配属発表の日──希望と違う部署に飛ばされた同期と、就活生のうちにできた備え

【社会人1年目の答え合わせ 第2回】配属発表の日──希望と違う部署に飛ばされた同期と、就活生のうちにできた備え

2026/07/22

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eyecatch

大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第2回です。

今回のテーマは、内定者と1年目にとって最大のイベントである「配属」です。就活生の皆さんも、「配属ガチャ」という言葉くらいは聞いたことがあると思います。ただ、その言葉の本当の重みは、当事者になってみないと分かりませんでした。今回は、配属発表の日に私が見た光景と、就活生のうちにできる備えについて書きます。

配属発表のメールが届いた瞬間、研修室の空気が変わった

私の会社では、研修期間の終わりに配属が発表されました。

発表前夜、同期のグループチャットは、どこか浮ついていました。「どこ行きたい?」「俺は住宅系がいいな」「どこでもいいから開発に関わりたい」。冗談めかしたやり取りの裏に、全員の緊張が透けて見えました。私も布団の中で、希望部署に配属された自分と、そうでない自分を交互に想像しては、なかなか寝つけなかったのを覚えています。

当日の研修は、正直、誰も内容を聞いていなかったと思います。全員がスマホを机の下でちらちら見て、人事からのメールを待っていました。そして夕方、一斉にメールが届いた瞬間、研修室の空気が明らかに変わったのです。

小さくガッツポーズをする同期。画面を見たまま固まる同期。「マジか」とだけ呟いて、トイレに立つ同期。数分前まで一緒に昼飯を食べて笑っていたはずの同期たちの間に、はっきりとした温度差が生まれました。

私自身は、希望に近い部署への配属でした。だから正直に言えば、その瞬間は安堵のほうが大きかった。でも、隣の席で画面を見つめたまま動かない同期の横顔を見て、喜びを口に出せる雰囲気ではありませんでした。彼は面接の頃からずっと「街のにぎわいを作る仕事がしたい」と言い続けていて、配属されたのは、その希望とはかなり距離のある管理系の部署だったのです。

その夜、同期の何人かで飲みに行きました。彼は最初こそ「まあ、しょうがないよ」と笑っていましたが、酔いが回った頃に、ぽつりと言いました。「面接であれだけ語らせておいて、これかよ」と。誰も、うまい返事ができませんでした。前日まであれほど賑やかだった同期のグループチャットが、その夜は嘘のように静かだったことも、よく覚えています。

「配属リスクは覚悟しています」と言っていた頃の私へ

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