日本IBM 面接質問集＆体験記から考える選考対策

選考の傾向を掴んで内定に近づこう

こんにちは！外資就活ドットコムです。
本記事では外資系IT企業兼コンサルティングファームである日本IBMの新卒採用で出題された質問を紹介します。大学受験において過去問が重要であったように、就活においても過去の出題例を知ることで効果的に対策を進めることができます。本記事を読んで日本IBMの内定に一歩近づきましょう。

また、後半ではIBMの選考において重視すべきポイントやアピールすべき強みについて解説しています。これを過去質問集と合わせることで想定問答を効率的に作成することができます。

なお、今回ソースとしては外資就活ドットコムに寄せられた選考体験談を用いています。

データ基本情報

• 対象企業 : 日本IBM（company_id: 46）
• 分析対象 : 公開済み選考体験記 298件
• 最終更新 : 2025年7月

選考プロセス概要

まず最初に、日本IBMの選考フローを確認しましょう。
日本IBMの選考は職種によって若干異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。コンサルタント職志望者はケース面接が追加される場合があります。

1. エントリーシート（ES）
2. 筆記試験・WEBテスト・適性検査
3. グループディスカッション （職種により実施）
4. 個人面接 （複数回：1次→2次→最終）
5. 内定通知

選考期間・結果連絡

選考期間はES提出から内定まで1~2か月ほどかかります。

• ES締切から結果連絡 : 1〜3週間
• 筆記・GD結果連絡 : 1週間程度
• 面接結果連絡 : 1〜2週間
• 最終結果 : 最終面接から1〜2週間

頻出質問ランキング Top20

実際の質問集に入る前に、頻出質問ランキングを見ていきましょう。
この表を見ることで優先して対策するべき質問が分かるため、もし回答を準備できていない人は上から順に対策することをおすすめします。

表の見方は以下の通りです。

• 順位 : 出現頻度順のランキング
• 質問内容 : 実際に聞かれた質問のカテゴリ
• 出現回数 : 298件の体験記中での出現回数
• 内定者成功率 : その質問で良い回答をした人の内定獲得率

順位	質問内容	出現回数	内定者成功率
1	自己PR	90回	74.5%
2	自己紹介をお願いします	85回	76.5%
3	志望動機・志望理由を教えてください	82回	78.2%
4	学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）	78回	79.1%
5	自分の強み・弱みを教えてください	65回	77.8%
6	研究内容について説明してください	58回	80.3%
7	入社後にやりたいことは何ですか	55回	75.4%
8	なぜIT業界を志望するのですか	52回	74.6%
9	技術・開発経験について教えてください	48回	82.1%
10	チームでの経験について教えてください	45回	76.9%
11	将来・キャリアプランを教えてください	42回	73.8%
12	なぜコンサルタント職を志望するのですか	38回	77.3%
13	他社ではなくIBMを選ぶ理由は何ですか	35回	72.5%
14	困難な経験とその乗り越え方	32回	75.0%
15	英語力・海外経験について	28回	78.6%
16	アルバイト経験について	25回	76.0%
17	IBMの製品・サービスへの理解	22回	81.8%
18	学業・専攻について	20回	79.5%
19	希望する配属先について	18回	73.3%
20	ストレス耐性について	15回	71.4%

パーソナル系質問

それでは早速実際の質問を見ていきましょう。まずはパーソナル系質問です。先ほどのランキングでは自己PRやガクチカ、強み・弱みに関する質問が上位にランクインしていました。
コンサルタントという人間が商材になる職場において、学生の性格を把握することは最重要と言っても過言ではなく、選考においても重要な質問になります。

下記リストを用いて徹底的に対策しましょう。

自己紹介・基本情報

• 自己紹介をお願いします
• 大学で学んでいることについて教えてください
• 研究内容とその概要について説明してください
• 研究テーマを選んだ理由は何ですか
• 卒業論文のテーマについて教えてください
• 留学について、そこから何を得ましたか