
「学び」と「挑戦」の循環~未来に向けた価値創出を実現する戦略コンサルタント
Sponsored by アビームコンサルティング
2024/09/03
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戦略コンサルタントを志望する学生にとって、どのような「成長環境」があるのかということは重要な要素だ。一人一人に合った学びと挑戦を繰り返しながら成長していくことがアビームコンサルティングの特徴だという。入社5年目の福満美咲さんと中井水輝さん、そしてシニアマネージャーの迎美鈴さんにアビームの成長機会について詳しく話を聞いた。
※内容や肩書は2024年9月の記事公開当時のものです。
訪問営業のバイトで芽生えた「クライアントファースト」へのこだわり
――戦略コンサルタントに興味を持ったきっかけを教えてください。
福満:学生時代に行っていた訪問営業のアルバイトでの経験が大きく影響しています。営業の仕事で顧客と対話することは楽しかったですし、やりがいも感じていました。しかし、営業職は自社の利益追求を重んじる傾向にあり、必ずしも顧客に対し「クライアントファースト(顧客第一)」であると思えない面もありました。
その経験を通して、私が大切にしたいことはクライアントにとっての価値を考えて行動することだと気付き、そこからコンサル業界で働きたいと思うようになりました。
――中井さんは国際報道ゼミに所属していたということですが、なぜメディア業界ではなくコンサル業界を志望したのですか。
中井:国際報道ゼミでは、日本の報道の傾向を分析したり、日本で報道されない海外の社会課題に関するニュース記事を執筆してウェブサイトで発信したりしていました。これらのゼミ活動を通じて、社会課題がこれまで以上に誰も経験したことのない領域に及んでおり、既存の解決策に頼るのではなく、自ら新たな答えを創り出せる人材になることが重要だと感じました。だからこそ、クライアントの多様な課題に対し、自分で考え抜き、最適な解決策を提案することが求められるコンサル業界であれば、そのスキルを身に付けられると考え志望しました。
また、好奇心旺盛な性格上、特定の業種や職種に絞って働くイメージが湧かなかったため、コンサルならば汎用的なスキルが身に付き今後のキャリアの選択肢を幅広く持てると考えたことも理由の一つです。
――福満さんが就活で特に重視したのは、どんな点ですか。
福満:大学3年の夏のインターンでは、業界を絞らず不動産や金融、メーカー、ITと幅広く見ていました。インターンを通じて、「クライアントファースト」の考えを持つコンサル業界に引かれ、秋以降はコンサル業界に絞って就活をしました。また自社商品を持つ企業では、自社商品で価値提供をすることが前提になりますが、コンサルは商品を持たないので、よりクライアントファーストに徹することができるのではないかと考えました。
――数あるコンサルティングファームの中で、アビームに決めた理由を教えてください。
福満:一つは「社風」です。インターンや選考を通して、アビームの「クライアントの成功のために、チームで力を合わせる」というコンサルタントの姿勢に引かれました。まさに、「クライアントファースト」であるからこその姿勢だと感じました。もう一つは、「成長環境」です。クライアントに質の高いサービスを提供するには、コンサルタントとしてのスキルを上げる必要があります。その点、アビームは研修制度も整っており、またプロジェクト内外で切磋琢磨(せっさたくま)できる環境があります。
中井:私は「人」と「自由度」が入社の決め手でした。就活時に社員の方の話を聞いて、チームで協力して価値を生むことを重視している人が多いと感じました。自己利益のためではなく、純粋にクライアントへの価値提供を考えて、惜しみなく協力し教え合う環境が非常に魅力的でした。また私が就活をしたのはコロナ前でしたが、既にリモートワークを活用して働いている社員の方もいて、一人一人の状況に合わせて柔軟に働ける環境が整っていると感じました。実際に私もリモートワークを活用しながら働いています。
仮説思考で「未来の世界」を描く仕事
――そもそも戦略コンサルタントとはどんな職種なのでしょうか。
迎:戦略コンサルタントとは経営層が抱える課題を解決するための伴走者です。アビームの戦略コンサルティング事業には「商社・コンシューマー」 や「金融」など、クライアントの業界別のユニットと、提供サービス別のユニットに分かれています。われわれが所属する提供サービス別のユニットは六つに分かれており「顧客価値創造」「企業価値向上」「財務戦略・構造改革」「人的資本経営」「SCM改革」「未来価値創造」の各ユニットにコンサルタントが所属しています。
――戦略コンサルタントに求められる資質はありますか。
迎:いくつかあると思いますが、一つは未来を見据えた仮説思考です。戦略コンサルタントは、未来に向けて価値創出を仕掛けていく仕事ですので、どこかに存在する正解をそのまま持ってくればいいわけではありません。「こうあるべきだ」という未来の世界を描いた上で、その実現のために「こうすべきだ」という道筋を見つけていく力が求められます。そのためには、日頃から社会に対して自ら問いを立て、その先に何があるのかを考え続ける姿勢が重要です。
――自分なりの仮説を立てて、思考を深めていくことが必要なのですね。
迎:そうですね。もう一つ、これはアビームならではと言えるかもしれませんが、「机上の空論だけでは人が動かない」ことを忘れないことです。われわれは経営者の伴走者として、その意思決定を促し、実行まで一緒に進めていきます。そのためには、物事を体系的に整理し、筋道を立てて話すロジカルシンキングも重要ですが、経営層から見える景色や組織風土を感じ取り、提案内容を実行に落とし込む際の難しさをクライアントの立場に立って考え、提案が手触り感を持って現場に落とし込まれるようにしなければいけません。共に成功を実現する仲間として乗り越えていく姿勢を持ち、相手のことを察する力と人間力がアビームのコンサルタントには求められます。
学ぶ機会と挑戦機会のバランスで成長
――若手のコンサルタントが成長していくために、アビームとして意識していることはありますか。
迎:もちろん、自ら成長意欲を持つことが大前提としてありますが、アビームには、若手の成長を支援する文化・制度があります。例えば、プロジェクトにアサインされた際、目の前のプロジェクトをただ完遂するだけでなく、そのプロジェクトを通して個々のキャリアをどうつくっていくかを大事にしています。プロジェクト開始前に、社員一人一人が中長期で実現したいことをプロジェクトの上司と話し「このプロジェクトが終了したときはこういうことが身に付けられるようにしたい」という「プロジェクトの意味付け」を行います。
また、アビームには「カウンセリング制度」というものがあります。社員一人一人が最大限に力を発揮し、活躍の場を広げていけるよう、所属部署の上位者がカウンセラーとなり、中長期的な視点からキャリア構築をサポートします。カウンセラーはプロジェクトの上司と連携し、プロジェクトを通して成長した点や課題点を共有しながら社員(カウンセリー)の育成を支援します。
――短期的な視点だけでなく、中長期的な視点も意識しているのですね。福満さんはプロジェクトを通して成長したと感じた経験はありますか。
福満:迎が説明した通り、プロジェクト開始前と後にプロジェクトの上司と目標設定と振り返りを行います。例えば、私は入社間もない頃、ファシリテーションに課題を感じていました。そのことを目標設定時に上司に伝えたところ、プロジェクトの中でファシリテーションの機会を多く持つことができ、プロジェクト終了時には課題を克服することができました。
――成長環境として、その他に意識している点はありますか。
迎:そうですね。もう一つ、学ぶ機会と挑戦機会のバランスも意識しています。挑戦が大切だといっても、むやみに打席に立つのではなく、ある程度学び、準備をした上で、挑戦する機会を設けるようにしています。
――具体的には、どのようなことですか。
迎:学ぶ機会という点では、研修や書籍を通して、さまざまなスキルを学べるように工夫しています。論点の切り方や提案資料の作成のコツなど、コンサルタントとしての基本スキルを社内で学んでから、クライアントとのミーティングで実践するという感じです。
――成長環境という点では、他のコンサルティングファームも工夫していると思いますが、アビームならではの特徴はありますか。
迎:いきなり「やってみろ」と突き放すのではなく、クライアント先へ出る前に、社内で丁寧にレビューを行い、また挑戦した後は良かった点や改善点を伝え成長につなげるところです。若手であっても大切なチームの力に変わりありませんので、一人一人の成長をチーム全体で促しチームとしての総合力を上げてクライアントを支援していく。ここはアビームの特徴と言えます。
――福満さんから見て、アビームの成長環境はどうですか。
福満:先ほど話したファシリテーションの課題を克服したプロジェクトでは、ファシリテーションを担当する会議の前に必ず先輩や上司に入念な確認をしてもらっていました。会議の後も、「ここは良かった」「ここは改善した方がいい」と丁寧にフィードバックしてもらい、学びと挑戦を繰り返すことで成長できる環境であると感じています。
また所属ユニットでは若手メンバー主導で10人以下の小規模な勉強会が多く開催されています。私自身はシニアマネージャーにビジネスモデル構築をテーマにした1on1を定期的に実施してもらったり、ダイレクターに直接指導を受けられるスライドライティングの講座に参加したりしています。学びたいことがあればそれをかなえてくれる人材がそろっていることも、アビームの魅力の一つです。
――中井さんは、どう感じていますか。
中井:成長環境としていいと感じるのは、一人一人のスキルや目標に応じて若手のうちから裁量を持って働けることです。私の場合、プロジェクトの立ち上げや設計を任せてもらっています。重要な部分は上位者に相談しながらも、自分で考え軌道修正を繰り返しながら進めています。各自のスキルや特性に応じて適切な裁量で必要なフォローがある環境は成長にとって重要な点だと考えています。最近では、化学メーカーの製品をアフリカ市場に拡大するプロジェクトの提案活動にも参画しており、個々の成長に合わせた挑戦機会が与えられていることを実感しています。
――最後に、コンサルタントを視野に入れて就活をしている学生へメッセージをお願いします。
迎:大学までは偏差値など「共通の物差し」があったと思いますが、就職活動では、自分自身の内面と向き合い「社会にどう貢献していきたいか」を考える必要があります。特に戦略コンサルタントは、未来を見据えた「価値創造」をクライアントと共に創り上げることが求められます。そんな挑戦を楽しみながら、一緒に成長していける仲間と出会えたらうれしいです。
中井:所属ユニットで働いていて感じるのは、自ら未来を描き、新たな価値を創っていこうという意識を持つ人が多いことです。未経験の領域で、自分で正解をつくっていきたいという思いがある人にはとても魅力的な仕事だと思います。
福満:自身の就活を振り返ると、自分のビジョンや適性を見つめ直す貴重な機会だったと感じています。皆さんにも悔いのない就職活動をして、納得のいく選択をしてほしいと思います。アビームの戦略コンサルタントは、人の役に立ちたい人、そのための努力を怠らない人が向いていると思いますので、そんな方にぜひ応募してほしいです。
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