東京エレクトロンにAIエンジニアで内定。需要が拡大する半導体業界で、最新技術に取り組む

東京エレクトロンにAIエンジニアで内定。需要が拡大する半導体業界で、最新技術に取り組む

2024/08/09

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近年デジタル社会の発展に伴い、成長著しい半導体産業。その需要は「半導体不足」が常に叫ばれているほどで、我々の生活には欠かせないものとなっています。今回は、そんな半導体事業における国内トップ企業のひとつである、東京エレクトロンの「AIエンジニア」職内定者のインタビューを取り上げます。半導体業界×AIエンジニアというキャリアを決めたきっかけや、その選考における秘訣、そして今後のキャリア展望などを聞いてきました。【野村響介】

〈Profile〉
Aさん(仮名)
都内私大理工学研究科(修士2年)。
大学ではヒューマノイドロボットについて研究している。また、長期インターンではVRを使ったゲームや、生成AIでの開発など、最新技術を使ったビジネスを経験してきている。修士1年の冬に半導体メーカー「東京エレクトロン」のAIエンジニア職の選考を受け、内定した。

 

常に最先端技術を駆使し、新たなものを創造するAIエンジニアに魅了された

——情報系に進もうと思った理由は何ですか。

A:高校生の頃からヒューマノイドロボットを学びたいと思っていて、高校の頃はそれを学ぶ機会が少なかったので、この学問を専攻にできる大学に入ろうと決めていました。

大学1年生の頃からロボットに関連する部活に入っていて、専門の大会にも出場していました。

——大学の専攻や研究テーマは何でしたか。

A:VR領域を扱っており、VR空間でモノを触った感覚が得られるようなグローブの開発を学部生の頃から修士まで研究していました。

——ソフトウェアエンジニアリングはいつから始めたんでしょうか。

A:本格的に始めたのは学部4年生の頃からで、それまでは学校の授業や研究でC言語やJavaを学んでいました。あとは趣味でマイコンの制御もやっていました。

——どうやってプログラミングを勉強したのか教えてください。

A:授業で基礎的な内容は学んでいました。それ以外では、C言語やJavaの入門書の巻末問題を楽しみながら解いていました。例えばビンゴゲームの作成など基礎的な開発の練習を行ったりしていました。

——ソフトウェアエンジニア職に興味を持ったのはいつ頃ですか。

A:学部4年の時に行っていた長期インターンを通して興味を持つようになりました。

この会社は研究室の教授に紹介された、宇宙×VR事業を扱っているスタートアップ企業で、VRを使ったスポーツゲームを開発するなど最先端の技術を扱っていました。私は用意された物体を制御するためのコーディングを担当していて、技術に触れていく中でやりがいを感じ、ソフトウェアエンジニアに興味を持ちました。

——AIエンジニアに興味を持った理由は何ですか。

A:先に述べたインターンとは別の生成AIの開発を行っているインターンに参加し、そこで最先端技術の発展を手触りで感じながら、今までに存在してなかったものを開発できる点に興味を持ちました。

その企業もスタートアップ企業だったのですが、ChatGPTをもとに、様々な言語やフレームワークを用いて研究開発を行っていました。送信する日本語を試行錯誤するなどAIの活用スキルを習得したり、どこにも実現していないような製品を開発したりと、何もないところから人工知能を駆使して開発していくAIエンジニアに興味を持ちました。

——開発をしている中で、挫折経験などはありましたか。

A:扱ったことのない言語を使う必要があったことが一番大変でした。インターン先の社員さんも手取り足取り教えてくれるわけではないので、自分で生成AIを使ったり、検索して参考文献をあさったりなど、色んな角度から調べていく必要がありました。

——開発を進める中で、工夫していたことがあれば教えてください。

A:ネット上から色々なサンプルを見つけてきて、そこから自分が実現したいと考えているものに近い情報を探し、適宜改造するという流れが多かったです。

エラーコードを使って調べたり、生成AIを活用するなど調べ方も工夫するようにしていました。

様々な最先端技術の開発に挑戦していく社風に共感し、東京エレクトロンを志望

——就活に際してどんな準備を行いましたか。

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