リクルート新卒内定者にインタビュー~HR×ITビジネス職の魅力とは?~

リクルート新卒内定者にインタビュー~HR×ITビジネス職の魅力とは?~

2024/08/12

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就活の全体的な動き

全体のスケジュールについて

ーー就職活動はいつ頃、どのようなきっかけで始めましたか?

大学3年生の6月頃 から始めました。留学からちょうど帰ってきたタイミングだったので切がいいと思い、外資就活ドットコムやワンキャリアに登録して就活を始めました。

ーー3年生の6月というとサマーインターンの応募が本格化するころですね。サマーインターンには何社ほどエントリーしましたか?

サマーインターンでは業界は固めず、HRのほかに金融、商社、不動産、ITなど事業規模に関わらず幅広く30ほどエントリーしました。

ーー幅広くエントリーした中で、エントリーする企業を選ぶ基準は決めていましたか?また、どのように面接対策していたか教えてください。

主に採用HPを見て、 理念に共感した企業 にエントリーしていました。エントリーした企業の理念に共通していたのが、「人の可能性」というキーワードだと思います。人と人の繋がりや、組織が引き出す人の可能性について興味があったので、そのような 「人」を重視する理念を掲げる企業 に行きたいと思いました。

面接対策としては、事前に言いたいことをまとめて整理していました。

ーー複数のサマーインターンプログラムに参加した中で、特に印象に残ったプログラムはありましたか?

パーソルキャリアの5daysインターンです。プログラムの他にもオフィスで飲み会があったり、複数の社員の方と密にコミュニケーションを取る機会がありました。その中で、社員さんの本音や思いに触れられたのが印象に残っています。

ーー一貫して「人」というキーワードを重視していたように感じましたが、サマーインターンに参加した後、本選考に参加する上で企業を絞る軸に変化はありましたか?

変化はなく、サマーインターンを通して HR業界に行きたい という気持ちがより強くなりました。

理由は、サマーインターンでプログラムのコンテンツそのものよりも、グループワークのメンバーの様子に関心を持ったからです。人同士の関わりや組み合わせによってその人たちがグループ全体として発揮できる能力が大きく変わるということが、非常に面白いと思いました。

ーーサマーインターンでHR業界に絞ってから、本選考はいつ頃から始まりましたか?

一番早かったのが、ビズリーチの本選考でした。10月頃から始まっていたと思います。その後10〜11社ほどエントリーしました。

リクルートの本選考について

3月から開始

ーーリクルートの本選考はいつ頃始まりましたか?

私は 3月締切の選考 に応募しました。公式なインターンには参加しませんでしたが、インターン先にいたOBの方に募集情報を教えてもらい、そこから応募しました。

ーー選考の流れを教えてください。

3月にES締切と同時にSPI受検があり、その後4月中旬にES通過連絡が来ました。面接はやや遅く、6月1週目に一気に2〜3回の面接を経て最終内定という流れでした。大手にも関わらず、選考の途中にリクルーター面談がなかったのは意外でした。

ーーOB訪問などは行いましたか?またその中で志望度が上がった部分、逆にギャップを感じた部分があれば教えてください。

特に正式な方法では行いませんでしたが、インターン先にいた元リクルート社員の方に志望動機の言語化などを手伝ってもらいました。

志望度が上がった部分としては、元社員の方とのお話を通じて、 それぞれ志望動機が多様で、皆さんが自分なりの理想を持って入社していた ことです。同じ志望動機の人がほぼいないというのはとても面白く、惹かれました。

逆にギャップを感じたのは、元社員さんの中でもリクルートに対していい思い出を持っていないという方もいたことでした。OBの方は皆さんリクルート愛が強いのではないかと思っていたので、その部分ではギャップを感じました。

エントリーシート

ーーでは、エントリーシートの設問はどのようなものでしたか?

問いとしては1つで、 「自分がこれまでの人生で成果を残した経験を教えてください。」 という質問でした。その質問に、出した成果、背景、こだわりをそれぞれ100字、100字、400字の3つにわけて答えるという形式でした。

ーーエントリーシートを書く際、気を付けたところはありますか?

文字が少ないため、不必要な枕詞などは削るということを意識しました。また、エントリーシートの書き方でよく言われていることですが、 結論、根拠、具体という書き方 をするように気を付けました。また、私はインターン先の元リクルート社員さんに添削してもらいました。誰かに見てもらうのも大事だと思います。

ーー確かに、第三者に添削してもらうのは大切ですよね。では、SPIはどれくらい取れていたと思いますか?また、ボーダーラインはどれくらいだったかわかりますか?

SPIはだいたい8割〜8.5割程度取れていました。ボーダーはおそらく7.5割程度だと思います。私はSPI対策として 本番形式でたくさん受ける という方法を取り、10回以上テストセンターで受けました。

1次面接

ーーエントリーシートの通過後は1次面接ですね。時間と形式、質問内容はどのようなものでしたか?

1時間程度のオンラインでの個人面接でした。担当社員の方は営業部長の女性で、 雰囲気はやわらかくカジュアル だったため、思ったことを素直に話せました。

質問は主にエントリーシートの深掘りで、とても鋭いと感じた質問も多かった印象です。

ーー鋭いと感じたのはどのような質問でしたか?

例えば、深掘りの中で好奇心が旺盛だと答えたのですが、それはなぜなのか?と聞かれたときは今まで考えたことがなかったため、 とても鋭い と思いました。

ーーかなり深く掘り下げられるのですね。1次面接で評価されたと思うポイントはありますか?

注力したことの深堀に、 自分なりの回答を根拠をもって話せた ことだと思います。対策として、 ESに記載した内容に対する「なんで?」を3回準備しておいた のが功を奏したのではないでしょうか。

最終面接

ーー1次面接の次にいきなり最終面接ですね。1次面接からはどれくらい経ってから案内が来ましたか?

1次面接を受けたその日の内に結果連絡の電話が来て、次の日には最終面接でした。

ーーかなりスピード感がありますね。どのような形式でしたか?

1次と同じく1時間程度のオンラインでの個人面接で、担当社員の方は人事部長の40代くらいの男性でした。雰囲気も1次と変わらず、話しやすい印象でした。

質問は人生で成果を残した経験を2つ聞かれ、それぞれの深掘りをしていくという形式でした。志望動機は聞かれず、 あくまで過去の経験や価値観が聞かれました。

ーーどのような部分が評価されたと思いますか?

フィードバックでは、思考と行動の量を両立できることが評価されました。 問題の所在を見つけるために思考でき、解決のために行動できるという人物像 が求められていたのだと思います。

リクルーター面談

ーー最終面接後のリクルーター面談ではどのようなことを聞かれましたか?

リクルーター面談では30分ほど人事の女性の方とお話しました。ここでは志望度を聞かれたため、面接というよりも最終確認というイメージです。この面談で志望度を確認し、そのまま内々定という形になりました。

内定者への印象

ーー他の内定者の方にどのような印象を持ちましたか?また、どの大学が多いなどありますか?

他の内定者の方には懇親会で会ったことがあります。いい意味で変な人が多いと感じました。例えば、アメリカ大陸の南北関係を解決したい人など、 面白い夢を持った人がいたのが印象に残っています。

また、職種の関係もありますが文系の方がやや多く、大学は早慶や旧帝の人が多いように感じました。

ーー個性的な人が多いのですね。内定後の拘束はありましたか?

内定後懇親会や、内定承諾書を書いたあとの入社前課題などがありました。

後輩へのアドバイス

どんな人がリクルートに向いているか?

ーーどんな人がリクルートに向いていると思いますか?

こういう職種に就きたい、こういうことがやりたいということが無い人 ほどリクルートの選考に参加してみるといいのではないかと思います。リクルートでは、どういう人間になりたいかという質問の答えを否定されない環境があると感じました。

そのため、自分が将来どんな人になりたいかを考えるために入ってみるといいかもしれません。

リクルートを目指している人へ

ーーリクルートを目指している後輩の皆さんにアドバイスをお願いします。

リクルートの選考を受ける前に、自分の注力した活動には、 なぜを5回くらい繰り返す ことが大切だと思います。エントリーシートに書いた答えの1センテンスごとに、なぜを5回繰り返してみると思考が深まるのではないでしょうか。

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