GAFAMに新卒ソフトウェアエンジニアで内定「世界トップレベルの技術、人に関われるチャンス。デメリットなしでリターンは大きい」

GAFAMに新卒ソフトウェアエンジニアで内定「世界トップレベルの技術、人に関われるチャンス。デメリットなしでリターンは大きい」

2024/07/26

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“BigTech”とも呼ばれるGAFAM(Google Apple Facebook Apple Microsoftの頭文字をもととした、米国IT TOP企業の総称)の企業は、選考の難度が非常に高く応募することすら躊躇する学生も多い。しかし、GAFAMの企業にソフトウェアエンジニア職で内定したAさんは「就活はデメリットなしで、リターンは大きい」と考え、挑戦することにためらいはなかったという。

「自分の作ったプロダクトを通し、日本の情報技術に発展に貢献したい」。ソフトウェアエンジニアとしての目標をこう見据えるAさんに、これまでの取り組みと就職活動の体験談を聞いた。

語られたエピソードは、GAFAMのソフトウェアエンジニアを目指す学生にとっての示唆に富んでいた。【野村響介】

〈Profile〉
Aさん(仮名)
国立大電子工学専攻(修士2年生)。
大学ではコンピュータビジョンや機械学習を研究している。またエンジニア系のアルバイトやインターンを複数経験。
修士1年の冬、GAFAMの一企業にSWE職として採用直結型インターンに参加し、内定を獲得。

 

ITサービスの根幹を作るソフトウェアエンジニア職に興味を持った

——プログラミングを始めたきっかけは何ですか。

A:大学入学後に、プログラミングのスキルを身につけておくと、後々役に立つだろうと思ったことです。修士課程を含め、大学生活6年間の時間を使って学習すれば、社会人3年目くらいまでのスキルがつくのではないかと考え始めました。

——どのようにプログラミングを勉強しましたか。

A:まずは独学で学びました。大学の授業でも、プログラミングを学べそうなものはすべて受けてみたのですが、あまり自分にとっては役に立たなかったなと感じています。

OREILLYの「入門 Python 3 第2版」から学習をスタートし、そこから徐々に競技プログラミングなどもするようになりました。

入門 Python 3 第2版
著者名:Bill Lubanovic
出版社:オライリージャパン
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——勉強したプログラミングを、実践する機会はありましたか。

A:はい。長期インターンで実務経験を積んでいました。

プログラミング学習を始めたばかりの頃は、自分だけでやっていても何を作りたいかが分からなかったのですが、実務は否応なしに仕事が降って来るので、そのような環境でプログラミングをすればスキルが身につくのではないかと考えました。

そんなことを思っている時に大学のアルバイト掲示板に募集が載っていたので、そこに応募しました。

——インターン先はどのような軸で選んだんでしょうか。

A:最初は、どこでも受かった所で働けば良いと考えていました。

応募した会社の選考では、面接+3日間でアウトプットを出すお題が課されたのですが、そこまで正確な解答が求められているわけではなさそうだったので、独学でもなんとか合格することができました。

その後も、複数のインターンに参加して実務スキルを研さんしていきました。

——インターンでのキャリアの進み方を教えてください。

A:最初のインターン先では、アルバイト雇用から契約社員になり、フルコミットで週30時間くらい働いている時期もありました。しかし仕事がルーティンワーク化して学べることがなくなったなと思い、会社を変えました。

次にインターンをした会社では、1社目とはまた違ったコーディングの仕方や文化を学べて、社会人で経験するようなことを学生の内から経験することができました。

——中でも、ためになったと感じるインターンはどのインターンでしょうか。

A:振り返ると、最初のインターンが一番ためになったと感じます。スキルアップ面もそうですし、何より密に働けたなと感じています。平日はほとんど毎日、休日もフルで働いていたので、社員との交流も多く、コーディング技術を学ぶ機会は多かったです。

——そもそも、ソフトウェアエンジニアに興味を持ったのはなぜでしょうか。

A:あらゆるITサービスの根幹を作ることができるのがソフトウェアなので、世の中にないものをPC一つで0から生み出すことができるという点に興味をもちました。

——ソフトウェアエンジニアの道に進もうと決めた理由を教えてください。

A:色んな経験をして一番適性があるのがエンジニアだったからです。私は自分に適性のある仕事を見つけたいと思って高校から大学まで色んなことにチャレンジしてきたのですが、その中でも最初のインターン先で自分にはエンジニアが向いているんだなと思い、学部3年生の時にその道に進もうと決めました。

逆に、学部1年生の頃にやっていた接客バイトが苦手だったという経験から、営業やコンサルタントなどの文系職は考えなかったです。

世界トップレベルの技術、人に関われるGAFAMを志望

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