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【3分選考対策】PwCコンサルティングのインターン対策まとめ

目次

PwCコンサルに内定する7つのポイント

こんにちは、外資就活 コンサルチームです。

今回は世界最大級のグローバルネットワークを持つ総合コンサルティングファーム、PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサル)のインターン選考から内定までの対策について、まず以下の重要な7点について触れ、次に選考フローごとの詳細な対策からお伝えします。

(本記事は24卒のITソリューションコンサルタント職(ITSC職)の選考情報をもとに作成しました。)

・ES:基本的なポイントをおさえて書こう
・WEBテスト(TG-WEB):油断大敵。心配な場合は対策をしておこう
・録画面接:入念に準備をして臨もう
・GD:自分の役割に徹し、グループ内での貢献度を最大化しよう
・一般・ケース面接:面接官の指摘を柔軟に取り入れよう
・インターン:「論理的思考力」「人間性」をアピールしよう
・最終面接:志望動機をしっかりと準備しよう

2025卒PwCコンサルの冬インターン募集要項

2025卒のPwCコンサルの冬インターンの募集要項は以下の通りです。

1dayインターンシップ

エントリー締切:2023年10月22日(日)
インターン実施日:
・デジタルコンサルタント職:11/25(土)、11/29(水)、12/2(土)のいずれか1日
・ITSC職:12/9(土)、12/14(木)、12/16(土)のいずれか1日

PwCコンサルの選考フロー

PwCコンサルのITSC職の24卒の冬インターン選考フローは以上の図の通りでした。
ここから各選考フローについて詳しく解説したいと思います。

ES:基本的なポイントをおさえて書こう

選考内容
・設問内容(2024卒対象):
 ・ITソリューションコンサルタント職を志望する理由を教えてください。
 ・あなたのこれまでの人生の中で、最大のチャレンジについて教えてください。
 ※いずれも最大2000文字
・結果通知方法:締切後1週間程度でマイページにて通知
・備考:WEBテストの結果と合わせて選考

面接での参考資料という位置付け

まずPwCをはじめ、コンサルティングファームの選考では、他の業界と比べるとESをそれほど重視しない傾向にあります。問われている内容は志望動機とガクチカであり、ESのお題としてはよくある内容と言えるでしょう。

WEBテストの結果と合わせて選考を行うので、どちらかというと書類審査で重視されるのはWEBテストの結果であると考えられます。ここでのESの役割はあくまで面接での参考資料程度でしょう。

ただし、面接時に面接官に見られても問題ないように、論理的に矛盾が無く分かり易いような文章を書くようにしましょう。ITSC職では、制限字数が2000文字以内ととても長くなっていることが特徴です。だらだらと書いてしまいメッセージがぼやけてしまわないよう気をつけましょう。また文章の質が高ければ、必ずしも2000字ぎりぎりまで書く必要はないと考えられます。

まずはES全体を通して伝えたいことを明確にし、そこに具体的なエピソードなどの肉付けを行うようにしましょう。

通過者感想例:
・重視されるのはテストだと先輩から聞いたので、そんなに時間は掛けなかった
・わかりやすいように、文章構成に気をつけた。具体的にはまずコンサルを目指した理由を書きその後その中でもなぜITSCなのかを書くようにした。

WEBテスト(TG-WEB):油断大敵。心配な場合は対策をしておこう

選考内容
・試験形式:TG-WEB(言語、非言語、英語)
・合格ボーダー:9割程度
・結果通知方法:締切後1週間程度でマイページにて通知
・備考:ESと合わせて選考

ボーダーは高いと予想される

WEBテストということであまり対策をする気がない方もいるかもしれませんが、油断は大敵です。
というのも、一般的にコンサルティングファームの選考ではテストの結果で多くの人が落ちるからです。昨今のコンサル人気も相まって、企業側からしても効率的に選考を行う必要があるため、テストで多くの人が切られてしまいます。

ここで落ちてしまうとGDやケース対策を行った時間が無駄になってしまいます。油断せずにしっかりと対策を行いましょう。

そして対策法としてはやはり問題集などを解いて慣れるしかないでしょう。TG-WEBの場合、問題はそれほど難しくはないですが、時間にあまり余裕がある訳ではないので、問題演習を積んで解くスピードを上げる必要があります。

対策本としては以下の参考書がお勧めです。

通過者感想例:
・他社の選考でTG-WEBをたくさん受けて問題に慣れるのが有効だと思う
・中学受験や大学受験で得た知識が役に立ったので、特に対策は取らなかった。

録画面接:入念に準備をして臨もう

選考内容
・制限時間:1分
・内容:これまでの経験の中でITを使って解決したいこと及びその解決方法
・結果通知方法:締切後1週間程度でマイページにて通知

コンパクトにまとめることが求められる

24卒の動画面接では、これまでの経験の中でITを使って解決したいこと、およびその解決方法について話すことが課されました。制限時間は1分間であるため、伝えたいことを簡潔にまとめる必要があります。

なお、この動画面接は撮り直しが可能であったようです。入念に準備を行い、面接官が分かりやすい伝え方ができるよう心掛けましょう。

通過者感想例:
・制限時間が1分間と短かったのでとにかく簡潔にまとめる必要があった。
・ITに関する知識があることを示し、論理的に自分の意見を述べたのが選考に影響したと思います。

GD:自分の役割に徹し、グループ内での貢献度を最大化しよう

選考内容
・時間:1時間程度
・会場:オンライン
・形式:学生5~6人に対して社員1人
・内容:ディスカッション+プレゼン→社員からの質問→フィードバック
・お題例:「(ある)IT技術を用いて企業の打ち上げを上げるには」「良い人材とは」など
・結果通知方法:翌日にメールにて通知

重要なのは「論的思考力」と「コミュニケーション力」

コンサルのGD選考では論理的思考力とコミュニケーション力が選考基準となっています。
特にコミュニケーションについてはチームメンバーに対して傲慢な態度を取っていないか、チーム内の雰囲気を壊すような発言をしていないか、頭ごなしに何でも人の意見を否定していないか、などチームで活動する時のコミュニケーションが見られています。
というのもコンサルティングファームではチームで仕事をするので、上で挙げたような学生は不適切だからです。

ですので、チームメンバーを味方に付け、巻き込みながらディスカッションをすることが重要です。

また、論理的思考力に関しても注意が必要です。
具体的には視野が狭くなっていて論理に漏れがないか、深く思考することができているなどが見られています。つまり、MECEに問題に対して取り組めているかということが見られています。

倍率は高いが、自分の役割に徹しよう

PwCコンサルのGDでは学生は5~6人いますが、通過するのは1~2人と言われています。これも志望者が多い故に、効率良く選考を行う必要があるからです。

倍率は高いですが、自分の役割に徹しグループ内での貢献度が高いと判断されれば通過は難しくありません。そしてチーム内での役割に関してですが、どの役割評価が高いということはありません。

ですので、他社の選考や模擬GDなどで自分に最適な役割を見つけておきましょう。例えばファシリテーターが得意な人は、ファシリテーターに徹し自分の貢献度を最大化するように努めることが重要です。

社員からの質問には積極的に答えよう

倍率が高い分、自分の存在をしっかりとアピールする必要がありますが、その手段として有効なのはディスカッション後の社員からの質問に対して積極的に答えることです。

もちろん闇雲に答えれば良いという訳ではないので、自分が答えられる範囲で積極的に質問に答えましょう。
その際も
・結論+その根拠という順番で話す
・相手の目をしっかりと見て話す

などの基本的なポイントは意識しましょう。

通過者感想例:
・お題が抽象的だったので定義づけに時間が掛かった。
・社員からの質問は鋭い質問が多かった。

一般・ケース面接:面接官の指摘を柔軟に取り入れよう

選考内容
・時間:45分
・会場:オンライン
・内容:一般面接(20~25分)+ケース面接(15~20分)+逆質問(5分)
・結果通知方法:翌日にマイページにて通知

進行に関しては臨機応変に対応しよう

PwCコンサルのインターン選考では、ケース面接と一般面接がどちらも課されます。順番に関しては、「一般面接の後ケース問題で詰められた」「ケース問題を解いた後に一般面接に移った」など人によって異なります。

つまり、どちらのパターンが来ても対応できるようにしっかりと準備しておくことが重要になります。

具体的な質問例としては、一般面接であれば

・志望動機
・学生時代に頑張ったこと

などが挙げられるでしょう。

そして、ケース面接であれば

・しっかりとMECEで考えているか
・面接官とのコミュニケーションに問題は無いか

などが見られています。両者については以下の項目で解説します。

一般面接:高いコミュニケーション力をアピールしよう

PwCでは会社の特性上、高いコミュニケーション力が求められる傾向があります。具体的には

・質問の意図を理解し、適切な返しができているか
・相手を不快にさせないか

などといったことです。

その理由はPwCの仕事の進め方にあります。
というのも、PwCではグループ内他社と共同で仕事をする機会が非常に多いからです。つまり、1つの案件に対してPwCの税理士法人、監査法人などと協働する機会があるのです。
また場合によっては、海外のPwCのメンバーと仕事をすることもあります。
ですので、クライアントだけではなくグループ内他社の人とも付き合っていく必要があります。

よって選考においても高いコミュニケーション力をアピールし、協働できる人間であるということを示す必要があります。誰かと協働して物事を進めた経験がある人は、そのような所をアピールするのはとても有効です。

ケース面接:コンサルタントとして基本的な考え方・振る舞いができているか

この選考フェーズにおいてケース問題が出題された場合、「考え方」「振る舞い」の2点には注意しましょう。

考え方
・しっかりと前提を押さえているか
・MECEに取り組んでいるか
・ボトルネックを特定できているか
・施策は適切なものになっているか

振る舞い
・面接官とコミュニケーションを楽しめているか
・素直に指摘を受け入れているか

などということです。ケース面接では、以上の2点に注意しましょう。

通過者感想例:
・非常に穏やかな人が面接官だった。
・ケースのお題自体は簡単なものだが、指摘は厳しいものだった。
・面接官と楽しんで議論することが出来るかが重要だと思った。

インターン:「論理的思考力」「人間性」をアピールしよう

選考内容
・期間:1日
・人数:25~30人程度(5~6人×5チームほど)
・内容:架空の企業の売り上げを向上させるには?
・進行:PwCおよび職種に関する説明→課題説明→グループワーク→発表→懇親会
・結果通知方法:約1週間後にメールで通知

基本的にこのインターン選考では6~7人の班員の中で1~2人が通過することができ、卓についている社員に決定権があると言われています。
ここまで残っている学生は優秀な学生が多いですが、しっかりと社員にアピールしインターン選考を突破できるように頑張りましょう。

「論理的思考力」「人間性」をアピールしよう

基本的にコンサルティングファームのインターン選考で見られているのは、「論理的思考力」「人間性」の2点です。
具体的には、

論理的思考力
・物事をゴールまで見据えた上で筋道立てて考えているか
・現実離れした思考になっていないか
・構造化をしっかり行い、MECEで考えているか

人間性
・チームメンバーを不快にさせるような態度を取っていないか
・社員とのコミュニケーションを円滑にできているか
・素直に自分の非を認める素直な人間であるか

というような2点です。
1日という短い時間ではありますが、これらの項目を意識してインターン選考を突破できるように頑張ってください。

「ワークのゴールは何か?」を強く意識しよう

どのコンサルティングファームのインターン選考でも同様のことですが、自分達はワーク終了後にどのようなアウトプットを出せば良いのかということは初めにしっかりと議論しましょう。

このゴールを履き違えると後々修正するのに非常に時間がかかります。ですので、「プレゼン相手は誰か」「何をプレゼンすればいいのか」というのをチーム内で明確にした上でゴールを設定しワークに取り掛かりましょう。

スピーディーに進めよう

PwCのインターンは他社と違って1dayということで非常に時間が限られています。
従って、リサーチ・議論などはチーム内で分担して効率よく進めて行く必要があります。

そのように限られた時間で、求められているアウトプットを出すのもコンサルタントとして大事なことです。ですので、効率的にワークが進められていないと感じたら、その旨をメンバーに提案し、時間内でアウトプットを出せるようにしましょう。

通過者感想例:
・「目的思考」することの重要性を知ることができた
・ワークの設定をしっかりと捉えられた班が良いプレゼンをしていた

最終面接:志望動機をしっかりと準備しよう

選考内容
・会場:オンライン
・形式:学生1人に対して社員1人
・内容:一般面接
・結果通知方法:1~2週間後にメールにて

最後まで抜かりなく対策しよう

初めにインターン選考を通過した時点で、会社側からの評価は非常に良いものになっていると考えて良いでしょう。あとは入社への熱意を伝える必要があります。その為にも志望動機はしっかりと準備しておきましょう。「コンサルの選考では志望動機は必要ない」と考えている学生もいるかもしれませんが、総合コンサルティングファームであるPwCでは志望動機は非常に重要です。

従って、軽視することなく志望動機を作りこんで面接に臨みましょう。ここを通過すれば晴れて内定となります。

また、ITSCに関しては、ITツールを用いた思考力を試される質問がなされるようです。難しい質問が来ても臆せずに自分の考えをまとめて回答できるよう心掛けましょう。

通過者感想例:
・意思確認ではなく、準備しないと落ちる選考だった
・ITツールを用いて自分なりにソリューションを瞬時に考えることができた点が評価ポイントになったと考えている。

内定者の情報

・内定者数:150~200人前後(PwCコンサル全体)
・学歴:東大から早慶まで

PwCコンサルティング/Strategy&の研究

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