【社会人1年目の答え合わせ 第12回】社会人最初の大失敗の日、面接用に磨いた「挫折経験」が本当に役に立った

【社会人1年目の答え合わせ 第12回】社会人最初の大失敗の日、面接用に磨いた「挫折経験」が本当に役に立った

2026/07/22

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eyecatch

大手デベロッパーで働く社会人1年目です。就活生だった頃の自分が信じていたことを、社会人になった今の目線で答え合わせする連載の第12回です。

今回は、私が社会人になって初めてやらかした、忘れられない失敗の話です。そして、その日に思わぬ形で私を救ってくれたのが、就活の面接用に何十回も磨き込んだ、あの「挫折経験」だったという話でもあります。面接対策なんて内定のためだけの作業だと思っている就活生にこそ、読んでほしい回です。

会議室で、役職者が私の資料の誤りに気づいた

その日は、部署の定例会議でした。私の仕事は、いつも通り資料の準備と議事録です。

会議が中盤に差し掛かった頃、資料のあるページで、役職者の手が止まりました。「この数字、先月時点のものじゃないか? 先週更新されたはずだけど」。

会議室の視線が、資料をまとめた先輩に集まります。でも、違うのです。最新版への差し替えを任されていたのは、私でした。複数のファイルのうち一つだけ、古い版のまま印刷してしまっていた。先輩が「確認します」と頭を下げるのを見ながら、私は心臓が縮み上がるのを感じていました。自分のミスで、先輩が目の前で頭を下げている。

会議の残り時間、議事録を取る手が震えていたのを覚えています。頭の中は真っ白で、「どうしよう」という言葉だけがぐるぐる回っていました。入社してから小さなミスは何度もありましたが、人前で、先輩を巻き込んで、という意味で、これが最初の「大失敗」でした。

情けないことに、最初に頭をよぎったのは「先輩は怒っているだろうか」「評価に響くだろうか」という保身でした。人間、追い込まれたときに出てくるのは、綺麗な思考ではありません。

真っ白な頭の中で、就活の記憶が動き出した

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