博士課程から第一志望のIT企業へ。AIエンジニア職の内定を勝ち取った僕が選考で意識したこと

博士課程から第一志望のIT企業へ。AIエンジニア職の内定を勝ち取った僕が選考で意識したこと

2025/07/01

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eyecatch

こんにちは。私は、国立大学の情報系大学院の博士課程に在籍して3年目になります。AIエンジニア職を志望して就職活動を行い、幸いにも第一志望としていた国内IT企業(エンタメ事業を主軸とするメガベンチャー)から内定をいただくことができました。この記事では、専門性の高い技術職の選考過程で、私が特に何を考え、どのように工夫したのか、そして内定を掴むために重要だと感じたコツを、自身の経験に基づいてまとめました。同じ分野を目指す就活生の皆さんにとって、少しでもヒントになれば嬉しく思います。

エントリーシート

AIエンジニアという専門職の採用だったため、エントリーシートで問われる項目は、これまでの研究・開発実績が中心でした。しかし、ただ実績を羅列するだけでは不十分だと考え、私は大きく2つの点を意識してアピールしました。

1. 研究・開発能力の高さを多角的に示す

まず、自分が即戦力として貢献できる人材であることを示すために、これまで携わってきた研究や開発の経験を、大小問わずできるだけ多く記しました。そして、それぞれのプロジェクトで、何に課題を感じ、どう乗り越え、結果として何を学び、どんなスキルが身についたのか、を具体的に言語化することを心がけました。

ここで特に意識したのは、アカデミアでの研究経験だけでなく、サービス寄りの開発経験もアピールすることです。博士課程の学生は、どうしても学術的な研究に興味を持ち、社会実装やサービス開発への意欲は比較的低いというイメージを持たれがちです。そのイメージを払拭し、専門的な知見と、実用的な開発スキル・意欲の両方を持ち合わせているという印象を与えることを意識しました。

2. サービス・ビジネスをやりたいという意欲を伝える

博士課程まで進んだ人間が企業への就職を目指す際、面接官が最も懸念することの一つが、この人は本当は研究がしたいだけで、ビジネスには興味がないのではないか?という点です。この懸念を払拭できないと、いくら技術力が高くても採用はされません。

そこで私は、これまでの研究活動を通して、技術そのものだけでなく、その技術がどうユーザーに届きどう社会の役に立つのかという点に強い興味を持つように変わってきた、これからはユーザーのことを第一に考えたサービス開発に取り組んでいきたい、という意識の変化を強くアピールしました。

具体的には、志望動機と自らの経験を結びつけ、具体的な経験に基づいた説得力のある志望動機となるよう構成しました。これにより、ただの研究者ではなく、ビジネス。サービス視点を持った開発者としてのポテンシャルをアピールすることを意識しました。

一次面接

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