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自分で自分に制約を課さない。自ら手を挙げ挑戦し続けられる人には、無限の可能性が広がっている

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sponsored by ローランド・ベルガー

新卒で就職する企業を選ぶとき、見えない制約を自分に課すことで、キャリアの柔軟な可能性を知らず知らずのうちに手放してしまうケースは少なくない。「挑戦してみることで見える景色がある」「制約を振り払うようなチャレンジができる人と一緒に働きたい」――そう話すのは、株式会社ローランド・ベルガーでシニアプロジェクトマネージャーを務める石毛陽子氏だ。

ヨーロッパ最大の戦略コンサルティングファームとして、幅広い業界のクライアントに高度なソリューションを提供しているローランド・ベルガー。2児の母でもある彼女は1度、この場所を離れている。だが現在は、子供との時間も大切にしながら、自分らしい働き方をローランド・ベルガーで実現しているという。石毛氏はどのように自身のキャリアを創造してきたのか。その背景にあった思いを探る。

〈Profile〉
石毛陽子(いしげ・ようこ)
シニアプロジェクトマネージャー

東京大学卒業後、日系投資銀行に入社。日本、シンガポールにて経営企画や投資銀行業務に従事した後、ローランド・ベルガーに参画。メーカー、商社、金融機関など幅広いクライアントを対象に、成長戦略、市場参入戦略、技術戦略、マーケティング戦略などのプロジェクトを多数経験する。2015年より、シンガポール・ジャパン・デスク在籍。その後、ITベンチャー企業の執行役員として経営に参画後、再びローランド・ベルガーに復帰。

 

最初にローランド・ベルガーに入社したのは、「日本企業のアジア進出を深く支援したかった」から

――石毛さんが、ローランド・ベルガーに参画された経緯を教えてください。どのような思いを持って戦略コンサルタントへの道を歩むと決めたのでしょうか?

石毛:まず、大学を卒業して最初に就職したのは日系投資銀行です。アジア市場の強化にともない、20代後半の2年間はシンガポールでの駐在を経験しました。最初は経営企画の立場からインドのムンバイやベトナムのハノイのオフィス開設を、その後は、コーポレートファイナンス部門において日本企業のシンガポール上場やM&A支援などに従事していました。

最初にローランド・ベルガーに参画したのは29歳のときです。当時は数多くの日本企業がアジアに進出しており、M&Aも活発でした。アジアビジネスへの熱量が最も高まっていた時期だといってもいいかもしれません。しかしその一方で、ビジネスとして成功させるための戦略がないケースも少なからず見てきました。「はやっているからアジアに進出する」だけでは、当然うまくはいくはずがない。日本企業がアジアで活躍するための戦略を描くところから支援する必要性を感じていました。

戦略コンサルティングファームなら、日本企業のアジア進出により深く尽力できるのではないか。そう考えて、新たな道にチャレンジすることを決めました。最終的にローランド・ベルガーを選んだ理由は、「アジアジャパンデスク」というポジションに就けるチャンスがあったこと。まさに日本企業のアジア進出をサポートすることが使命の職種です。今なら他社さんにもそういったポジションが存在していると聞いていますが、当時、ローランド・ベルガーはその先駆けのうちの一社であったと思います。

――入社した後はどのような経験を積まれたのでしょうか?

石毛:製造業のクライアントを中心にいろいろなプロジェクトを経験させてもらいました。入社してから2年後、念願かなってアジアジャパンデスクとしてシンガポールオフィスに異動。アジア展開を狙う日本企業をサポートすることになりました。

現地には日本人はほとんどおらず、周囲にいたのはインドネシアやベトナム、ミャンマー国籍のメンバー。バックグラウンドの異なる人たちと協力しながらプロジェクトを進める経験は、多くの学びに満ちていましたね。

 

今の自分を作り上げた経験を、すべてお客さまのために発揮したい

――石毛さんはその後ローランド・ベルガーからベンチャー企業へ転職をされていますよね。現在はまたローランド・ベルガーに復帰されていますが、1度離れることになった理由を教えてください。

石毛:これもまた、シンガポールでの経験が一つの転機になっています。私がシンガポールにいた当時、アジアではデジタル化が急速に進んでいました。初めて現地を訪れたとき、ミャンマーの人は誰も携帯電話を持っていなかったけれど、駐在が終わる頃にはほぼ全員がスマートフォンを利用していました。

そこからさらに、ユニコーン企業が現れました。Grab(東南アジアの配車アプリ企業)をはじめとするメガベンチャーがいくつもアジアに出てきたんですね。彼らが大きな資金調達に成功し、優秀な人材が流れていく様子も目の当たりにしました。最後の1年間はデジタル系のプロジェクトに関わらせてもらうことも多かったですね。

ベンチャーという組織の在り方やテクノロジーの力で世界を変えていこうとする熱い思い、実際に活躍している人たちの姿を見て、「自分もそうした環境に身を置いて、知見を高めてみたい」という思いが強くなっていったんです。

――それでベンチャー企業へ転職を?

石毛:そうですね。日本へ戻ってきた後、スタートアップの門を叩きました。入社したのは、テクノロジーの力で人口減少課題に立ち向かっていくことをミッションとして掲げる成長企業です。この創業者の理念に共感したことと、社内に幅広いケイパビリティを持った人材がそろっていたことが入社の決め手になりました。

CSO(最高戦略責任者)として、新規事業の立ち上げやKPIの整備、既存事業の成長推進、組織づくりなどに幅広く携わることができて非常にやりがいがありました。

――コンサルタントの経験が生きた瞬間はありましたか?

石毛:経営者の思いを言語化したり、抽象的な事象を整理したりすることは、コンサルタントの基本スキルです。これは組織をまとめて1つの方向に進めていくときに役立ちました。明確なゴールが共有できていなければ、組織もバラバラになってしまいますから。

また、ベンチャーという特性上、どうしても短期間に大きく成長する中で、さまざまな問題が生まれます。そんな中で多様な課題の真因を特定し、また、目標を構造化し、優先順位をつけながらタスク化して推進する……こういったプロジェクトマネジメントのスキルも大きく生かすことができました。

――逆に、ベンチャーでの経験で今の戦略コンサルタントの業務に生きていることはありますか?

石毛:ベンチャーにおいて、戦略を描くことの価値は全体の1~2割に過ぎず、そこからの実行こそに意味があることを改めて痛感しました。実現に向けてはどうしてもヒト・モノ・カネの制約があり、その中で日々、究極に突き詰めた意思決定をしていくことの連続でした。創業した会社を短期間で拡大させた尊敬できる経営者の近くで、戦略担当者としてその意思決定を支援していった経験は、コンサルタントとしてクライアントに対して、絵にかいたモチにならない戦略、より深い価値を提供するための礎になったと考えています。

 

多様性のある組織づくりが、クライアントへの新たな価値提供につながる

――グローバルファームから一度離れ、スタートアップで経験を積み、今また改めてコンサルタントという職業で活躍されている石毛さん。“これからの時代のコンサル”を、どのように捉えているのでしょうか?

石毛:コンサルタントはクライアントが自社だけでは解決できない課題に取り組むことになるので、広く深い知見を持っていることは大切です。ただし、専門的な知見“だけ”で戦える時代は終わりを迎えているといえるでしょう。変化の激しい時代において提供価値を高めるためには、自社だけにとどまることなく多くの先進的なプレーヤーと力を合わせていく取り組みが欠かせません。

ローランド・ベルガーでは、30社以上のパートナー企業と連携する価値共創ネットワークを構築しています。AIやVR、データアナリティクス、IoTといった最先端の知見を持った企業と協業しながら、これまでなかった新たな価値を創造することが私たちの使命です。

また、ローランド・ベルガーには、私のようにスタートアップでの経験を持つ人や海外経験がある人、官庁での経験を持つ人など、幅広いバックグランドを持った人材がそろっています。自社内でのダイバーシティー、そして社外の幅広いネットワーク。自分自身の専門性を高めることに加え、こうした環境を駆使しながらチームとして価値を高めていくことが、これからのコンサルタントに求められる素養だと考えています。

――多様性についてもう少し詳しくお聞かせください。具体的にローランド・ベルガーにはどのような文化がありますか?

石毛:担当するプロジェクトは、一人ひとりのコンサルタントが持つ強みやバックグラウンドを考慮した上で決定します。私の場合は育児と両立しているので、長期間の出張をともなうプロジェクトにアサインされることはありません。もちろん私だけの特別措置ではなく、それぞれの家庭環境や得意分野に合わせて、参画するプロジェクトを決められる環境です。

――石毛さんは、より多様な働き方のサポートを強化するために「ダイバーシティー促進チーム」東京オフィスリーダーとして制度づくりも担当されています。どのような取り組みをされているのでしょうか。

石毛:たとえば、中国オフィスではキャリアを積み上げた女性が数多く活躍しています。彼女たちと日本の女性マネージャーやスタッフがコミュニケーションを深める会を開催したのですが、この会は面白かったですね。「子育てと仕事の両立」や「経営者からの信頼をどのように得るのか」など、抱えている悩みはグローバルで共通だと感じました。

もちろん女性だけにフォーカスするわけではありません。東京オフィスで子育てと仕事の両立に関する意見交換会を催した際には多くの男性コンサルタントも参加しましたし、子育てのみならず、一人ひとりのバックグラウンドに寄り添い、多様な人が自分らしく働ける環境を整備するために、グローバルとも連携しながらキャリア構築のサポートをしています。

 

ファーストキャリアでローランド・ベルガーを選ぶ意義

――多様性のある組織づくりやクライアントへの新たなソリューションを生み出そうとしているローランド・ベルガーでは、どのような人材が求められているのでしょうか。

石毛:求めたい素質は3つあります。1つ目は、自分の軸を明確に持っている人。まだ就業経験のない学生の皆さんは、「将来こんな人になりたい」「この領域で知見を深めたい」といった思いや欲求でかまいません。その思いの強さによって、成長スピードは大きく変わります。

2つ目は、先ほど申し上げた通りこれからのコンサルはチームプレーが重要なので、積み上げた自分の強みをチームの中で発揮できること。そして最後が、価値提供のベクトルがクライアントに向いていることです。

自分のためだけの成長ではなく、お客様にどれだけ価値を届けられるのかという視点を大切にしてほしい。矢印が自分にいけばいくほど、正しい判断ができなくなります。たとえば「これを言うと嫌われるのではないか」など、本質的ではない部分に気が回ってしまうわけです。相手のためになると思えば、たとえその場では嫌がられたとしても、言うべきことはしっかり伝える。価値を届けるべき相手のことを見続けられることが重要です。

――ローランド・ベルガーをファーストキャリアとして選ぶ意義について、石毛さんのお考えをお聞かせください。

石毛:まず全員がチャレンジできる風土なので、新卒だからといってクライアントの前に出られないなんてことはありません。手を挙げれば挙げるほどチャンスがあります。経験をいちはやく積み重ねていきたい人にとっては最適な場所だといえるでしょう。

もう一つのポイントは、欧州を代表する戦略コンサルティングファームであること。多様性を重視したグローバルカンパニーなので、幅広い知見を活用しながら価値あるプロジェクトを推進することができます。一度どこかの業界のプロジェクトに入ったらずっと同じ領域を担当するといったこともありません。隣の領域や世界のノウハウを思う存分学びながら、柔軟に成長していけるカルチャーです。

また、女性の立場から言うと、見えない制約を考えなくてもいい環境がここにはあります。私も子供が生まれる前には「このキャリアって出産後も続けられるのかな」と悩んでいたことがありました。ですが、会社が個性を重視してくれることもあって今もこうして仕事を続けられています。挑戦することで初めて見える景色もあるので、ぜひ制約を怖がらずチャレンジしてほしいと思います。


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