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進化し続けるマッキンゼーの新たな挑戦は、革新的な新規事業創出の支援。圧倒的な成長環境がここにある

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世界最高峰のコンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニーが、この数年で大きな変化を遂げていることをご存じだろうか。デジタルトランスフォーメーション(DX)による本質的な変革を実現する”McKinsey Digital”を立ち上げ、クライアントの新規事業創出を支援する“Leap by McKinsey”を展開するなど、次々に新たな取り組みをスタートしている。所属するプロフェッショナル自身も驚くその変貌の背景や実態について、3人のコンサルタントに語ってもらった。

〈Profile〉
写真中央/梅村太朗(うめむら・たろう)
パートナー。
東京大学法学部を卒業後、2013年にマッキンゼーに新卒入社。現在McKinsey Digitalのリーダーの一人として、エレクトロニクス、通信、インターネット企業などに対して新規事業創出やデジタル変革の支援を行っている。2018年から2019年にかけては同社を一時離れ、世界最大規模のテクノロジーファンドにおいて経営陣のアドバイザーとして勤務し、グローバルのユニコーン企業に対して成長支援を行った。
 
同右/山口恵(やまぐち・けい)
アソシエイト・パートナー。
カナダの大学を卒業後、4年間テクノロジー関連のコンサルティングおよびテック企業に勤めた後、2012年にマッキンゼーに中途入社。現在McKinsey Digitalのリーダーの一人として、金融や消費財などの企業に対して新規事業創出やデジタル変革の支援を行っている。マッキンゼーでは東京オフィス、シンガポールオフィス、ロンドンオフィスにて勤務。
 
同左/谷口大地(たにぐち・だいち)
エンゲージメント・マネジャー。
東京大学経済学部を卒業後、2013年にマッキンゼーに新卒入社。海外経験がなかったこともあり、幅広い経験をしたいという思いで2017~2019年に同社を離れ、米国カリフォルニア大学バークレー校にて経営学修士(MBA)を取得。マッキンゼーではエレクトロニクス、通信、インターネット企業を中心に、主に新規事業の創出の支援を行っている。

梅村氏

 
<まずは同社パートナーである梅村氏に、McKinsey Digitalや新規事業創出を支援する“Leap by McKinsey”の概要とミッション、求める人物像について話を聞いた>

世界最高峰のファームとして、新規事業創出を支援しないという選択肢はない

――”McKinsey Digital”、および”Leap by McKinsey”の概要を教えてください。

梅村:”McKinsey Digital”は、その名の通りテクノロジーの力を使ってクライアントに変革をもたらすためのチームです。今やマッキンゼーにおけるデジタル領域のプロジェクトは、グローバルでも国内でも全プロジェクトの半数以上になります。エンジニアやデザイナー、データサイエンティストなど幅広い専門家がコンサルタントと連携しながら、ワンチームでクライアントを支援しています。

マッキンゼーが支援すべきDXとは何か。自分たち自身にそう問い続けた結果、現在は主に2つの分野にフォーカスしています。まずはクライアントの全社変革。テクノロジーを活用してビジネスモデル全体に革新をもたらして業績を最大化したり、これまでとはまったく異なる働き方を実現したりすることで、クライアントの非連続的な成長を実現しています。

そしてもう一つが新規事業の創出で、戦略策定からスタートし、その後の戦略実行やサービス、プロダクトの開発まで行います。これが”Leap by McKinsey”(以下、Leap)と呼ぶ取り組みです。単発での新規事業創出もありますし、そこからさらに発展して新会社を設立することもあります。あるいは何百個という新規事業のアイデアを一連の投資ポートフォリオと見立て、インキュベータやアクセラレータを社内に構築して支援するケースもあります。

――なぜ今新規事業の創出支援に注力されているのでしょうか。

梅村:私は一時マッキンゼーを離れ、投資ファンドで国内外のスタートアップやユニコーン企業の支援を行っていたのですが、そうした新興プレーヤーと大企業との競争はますます激化しています。マッキンゼーの主要クライアントである大企業にとって、テクノロジーを活用して旧態依然とした事業モデルや自社組織を生まれ変わらせたり、新たなビジネスをこれまでにないスピードで創出したりすることは、経営上の最重要課題となっています。

残念ながら日本はデジタル後進国といわれており、世界の中でも特にこうした課題が重くのしかかっています。世界最高のプロフェッショナルファームを自負するマッキンゼーにとっては、この領域でクライアントをご支援しないという選択肢はありません。

コンサルタントと事業構築パートナー。両方を経験できる希少な環境がここにある

――マッキンゼーがそうした変革を実現できる理由はどこにあるとお考えでしょうか。

梅村:まず、新規事業を成功させるためには3つの領域での専門性が欠かせません。ビジネス、デザイン、そしてテクノロジーです。マッキンゼーには私たちコンサルタントに加えて、実際にいくつもの会社を興した経験を持つアントレプレナーなども数多く参画しているので、ビジネスの側面は元来トップクラスの人材が集っています。

そして近年は、国内外で非常に大規模かつ先進的なデザインファームをM&Aで仲間として迎え入れていますし、最先端の技術に明るいフルスタックエンジニアやデータサイエンティストなども在籍しています。新規事業に必要な3つの領域すべてにおいて、グローバル一線級の人材が集結しているわけです。

さらに言うと、大企業における新規事業の創出は、トップマネジメントによるリーダーシップが非常に重要になります。単に新規事業部門をつくって一部のメンバーが汗をかくだけでは、成功確率は上がりません。その点においても、マッキンゼーがこれまで培ってきた知見がフルに生かされています。

――それはどういうことでしょうか?

梅村:以前から、私たちが携わるプロジェクトは一事業部ではなく全社視点が必要とされるものばかりで、CEOの伴走者としてご支援する知見や経験は、世界最高水準であると考えています。さまざまな知見や経験、能力を持つメンバーがワンチームとなり、トップマネジメントを巻き込みながら新規事業創出を支援するというアプローチをとることで、新規事業を通じた企業の成長を志すトップマネジメントにとって最高のパートナーになることができると信じています。

――これからマッキンゼーに入社する若手にはどんなことを期待しますか?

梅村:私がマッキンゼーに入社した8年前と比較しても、現在のマッキンゼーはまったく違うファームになっています。戦略策定などのコンサルティングもやりがいの大きな仕事ですが、当時はまさかマッキンゼーが実際にプロダクトやデジタルサービスをつくることになるとは思ってもいませんでした。

コンサルタントという立場と事業構築パートナーという両方の立場を若いうちから経験できるこの環境は、私自身うらやましく感じるほどです。マッキンゼーで中長期的なキャリア形成を考えている方にも、いずれ起業したいという思いを持っている方にも、最適な環境であると自信をもって言うことができます。

ここで大きな成長を遂げて、私たちとともに新しいマッキンゼーをつくり上げていくという気概を持った方に来ていただけるとうれしいですね。


山口氏(写真左)と谷口氏

 
<ここからは、現場での新規事業創出支援の経験を持つおふたりに、具体的なプロジェクト事例について語ってもらった。企業経営に必要な能力をトータルに磨きたいと考えている方には、大いに参考になるだろう>

経営陣の熱量を、全社に浸透させていく

――おふたりが実際に手掛けられたプロジェクトについて、公開できる範囲でお聞かせください。

山口:北欧の金融機関に対し、一から新規事業の立ち上げをご支援しました。もっとお客さま中心のサービスを提供するためにはどうすれば良いか。いわゆるGo To Market戦略ですが、まずはターゲット市場の明確化や提供価値の定義、テクノロジーの考察など、新規事業に必要な6つの要素を深く検討するところからスタートします。

最終的には9カ月ほどかけて新しいアプリを市場に導入することができました。当初の想定以上にシェアも獲得できており、現時点での結果は上々です。

各プロセスでは顧客体験を設計するデザイナーやエンジニア、金融の専門メンバーにも参画してもらい、最大で40人ほどのメンバーをリードしながら進めていきました。もちろん我々だけでなく、クライアントの方々とも一緒になって構想から実現まで走り切ることが重要です。非常にやりがいのあるプロジェクトでしたね。

――最もやりがいを感じた点と、プロジェクトを進める上で難しかった点についても教えてください。

山口:まず、クライアントの業績に貢献できたことは率直にうれしく思います。ただ一番印象に残っているのは、クライアント企業で20年ぐらい働いている女性社員の方から「これほどエキサイティングでインパクトがある仕事は初めてです」と言われたことですね。本当に楽しかったと言ってくださり、私たちがやっていることは価値ある仕事なのだと改めて実感しました。

一方で大変だったのは、本当にマッキンゼーが新規事業創出において、戦略の立案に加えてその実行、実現までできるのかというクライアントの不安を払拭することでした。マッキンゼーは元々戦略立案のイメージが強いことに加え、クライアントは以前に別のコンサルティングファームと新規事業を立ち上げようとして、2度失敗されていたのです。

だから今回も無理なんじゃないかと、半信半疑のような状態からのスタートでした。他社がどういうプランを描いていたか分からないのであくまで仮説ですが、組織全体を巻き込みながら意思決定していくプロセスでつまずいてしまったのではないでしょうか。

谷口:マッキンゼーは元々、トップマネジメントとともに取り組む案件がほとんどです。大企業が本格的な投資をともなう新規事業を立ち上げるにあたり、私たちもトップマネジメントと綿密に議論を交わし、素早い意思決定を支援します。トップマネジメントの果敢な意思決定が、本気度や覚悟を全社に知らしめ、従来難しかったスピードでの事業創出を実現します。Leapのような取り組みはマッキンゼーとしても新たな挑戦ですが、マネジメントの意思決定を支援するという意味では私たちのDNAが生かされています。

山口:その通りですね。これまで培った知見を最大限に活用しながら、一歩ずつ信頼を獲得していけるよう心掛けました。


山口氏

 

求めるのは知的好奇心、そしてリスクのある挑戦を楽しめること

――谷口さんが担当された中で印象深いプロジェクトについても教えてください。

谷口:日本のインフラ企業とのプロジェクトですね。新規事業のアイデア出しのフェーズから携わらせていただきました。たくさんの候補からいくつかの事業案に絞った後、若手メンバーが1人1つの事業案を担当し、数カ月の間クライアントの方々とワンチームとなって各事業の可能性を検討、検証しました。その後、特に事業性が高いと判断されたものが立ち上げに至りましたが、事業創出までのすべてのプロセスに関われたことは私にとっても貴重な経験です。

また、そこで生まれたアイデアがクライアントの本業とは大きく異なる領域のビジネスであることも印象的です。もちろん、こういった“飛び地”となる事業への進出では勝てる根拠が必要で、元々持っているデータやアセットを活用しながら事業を立ち上げる構想を練っています。

新しいビジネスを立ち上げるためには、先入観にとらわれることなくクライアントの持つ強みを見極めることが大切です。私たちも外部パートナーとして客観的な分析を行いますし、クライアントの方々からも広く意見を募ります。

その上で徹底的に事業の可能性を検証し、デザイナーやエンジニアとともにサービスのあり方や見せ方を考えていく。立ち上げのフェーズは何がうまくいっていて何がうまくいっていないのかを議論し、改善策を考えてはすぐに実行する、の繰り返しで、本当に毎日が刺激的ですね。

――従来のコンサルタントとは異なる専門性を持ったデザイナーやエンジニアの方と協働する中で難しいと感じることはないのでしょうか。

谷口:たしかに、使用する言葉や物事の考え方が違うところはあります。ただ、私たちはこれまでもずっと、世界中から各業界や経営トピックに関する専門家の知見を最大限に引き出して、クライアントが抱える課題を解決してきました。

現在は協働する人材の幅が広がっているだけというイメージなので、大きな戸惑いはないですね。できる限り密にコミュニケーションを取りながら、お互いの良いところを引き出していけるように努めています。

――進化し続けているマッキンゼーで活躍できるのはどんな人だと思いますか?

山口:まずはやはり、知的好奇心や向上心の強い人。クライアントがマッキンゼーに相談してくださるのは、決して簡単な課題ではありません。クライアント社内の経験豊富な方々が考えても何らかの理由で解けなかった課題を、私たちが支援することで解けるようにならなくてはいけないわけです。学び続ける姿勢は必須条件だと思います。

これはマッキンゼー全体に言える話ですが、Leapのような新規事業創出に関しては、不確実性の高い領域での議論と意思決定を楽しめる人がいいですね。未知の領域にチャレンジする際には、不安な心が勝る人と、新たな世界を切り開くことへの期待感が勝る人に分かれると思います。後者に当てはまる人の方がLeapのプロジェクトできっと活躍できると思います。

谷口:将来スタートアップを立ち上げたい人も合うのではないでしょうか。最初から良いアイデアを思いついて一発で成功するケースもゼロではないかもしれませんが、事業の方向性の筋が良いかという検証と方向転換を何度も繰り返した末に成功への軌道に乗る、といった苦労を多くの一流スタートアップも経験しています。

解の仮説を立てて検証するプロセスを高速で回すマッキンゼーの問題解決手法は、迅速な方向転換が求められるスタートアップの経営者にとって大きな武器になると思います。マッキンゼーにいる間にこの手法を身につけていることが、マッキンゼー卒の起業家たちが多く成功している理由の1つではないでしょうか。

Leapでは、マッキンゼーの中でも特に速いスピードでこのプロセスを回し、現場で得られる情報をもとに多くの意思決定を行います。これまで私が参画してきたLeapのプロジェクトでも若いメンバーがたくさん活躍してくれていますが、重要な意思決定を短期間で何度も経験できるLeapは、経営に関わるスキルを身につけたい方には最適な環境だと思います。


谷口氏

マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン

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