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presented by Liiga
ボストンを流れるチャールズ川。ボートを漕ぐ学生達や、散歩をする夫婦やカップルの長閑な風景が部屋の窓から見える。それとは対照的だった私の怒涛の1年間を振り返りながら、残す1年間のあいだに何回かの連載をさせていただこうと思います。知名度こそある ハーバード・ビジネス・スクール(以下、HBS) 、しかしその実態はなかなか知られていないのではないでしょうか。今回頂きました機会をお借りして、実体験を基に 学校のこと 、 学生のこと 、 キャリアのこと 、などなど私なりの目線と言葉でお伝えしていければと筆を執った次第です。どうぞお付き合いください。
「Liiga」では、皆様の少し上の先輩である若手社会人に向けたキャリアコラムを展開しております。本日は皆様が就活を終了した後に見える世界を、少し先にお届けします。
・2,000万円の節約?!社費で海外大MBA留学を勝ち取るために必要なこと
・海外MBAで宇宙人扱い!30歳アフリカ起業体験記(前編)
・起業よりも海外就職よりも「自分が本当に大事にしたいこと」を考えてみてほしい ~30歳アフリカ起業体験記(後編)
京都大学卒。大手広告会社の東京本社に入社後、6年間営業を担当。その後、3年間インド・バンガロールに赴任を経験。現在はHBSにてMBA取得を目指し奮闘中。ソーシャルインパクトとアフリカビジネスに想いを馳せる、おっさん思春期真っ只中の30代。
・インドでMBA受験。停電・ノーエアコンで獲得した、HBSへの切符
・スマホ・PCは一切禁止?!自らの思考体力の限界に挑み続けるケースメソッド
・得られるのは「精神的筋力」と「未来のリーダー人脈」
・純ジャパこそMBA!!多様性の時代を作るビジネスリーダーを目指して
インドでMBA受験。停電・ノーエアコンで獲得した、HBSへの切符
10年ほど前、私はクリエーティブな仕事に関心があり 広告代理店へ新卒で入社しました 。そして社会人5年目のある時 、本当にやりたかったことはなにかを自分自身に問い直す機会を得ます。たどり着いたのは、 ビジネスで世界を舞台に「ソーシャルインパクトのために闘っていきたい」 という強い思いであり覚悟でした。広告やコミュニケーションの枠を越え ビジネス全般の「体系的知識と実力」をつけたいと考えた私は、MBA留学を決意します 。
固い決意を胸に受験勉強をはじめて数か月後、インド赴任の話が舞い込みます。インドは21世紀において、絶対に無視できない大国であり、今後世界経済やビジネスの中心となっていく国であろう、という認識のもと、インドに行ってからもMBA留学受験は続けることを誓いつつ、転勤を受け入れました。インドでは多くの素晴らしいインド人や日本人の友人との出会いが待っていました。
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