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presented by Liiga
世界的な景気の落ち込みに伴って、解雇のリスクを感じている人もいるのではないでしょうか。とりわけ、海外本社などに勤める人の場合、いつ即日解雇を言い渡されるかもわかりません。
大垣国弘さん(仮名)は新卒で米系投資銀行の東京支社に、ソフトウェア・エンジニアとして入社。その後、米国ニューヨーク本社に転籍しましたが、それから5年弱が経過したある日、 チーム全員が即日解雇になりました。
しかし大垣さんは特に慌てることもなく、 1カ月ほどで自分を解雇した同じ投資銀行の別チームへの「転職」に成功。 現在は同社資本市場部のトレーディングチームでソフトウェア・エンジニアとして活躍しています。
今回は、金融の本場ニューヨークで体験した 「解雇時の実際の手続きや空気感」 や 「転職活動の進め方」 、そして 「苦境に立たされても変わらず活躍し続けるための心構え」 についてお聞きしました。
「Liiga」では、皆様の少し上の先輩である若手社会人に向けたキャリアコラムを展開しております。本日は皆様が就活を終了した後に見える世界を、少し先にお届けします。
・投資銀行マンのリアルな転職事情#01 「日系投資銀行から外資系投資銀行への転職」
・金融歴30年-。計150億円調達を主導するゴールドマン出身50代CFOの底力 外資投資銀行→CxO転職の光と影Vol.6 FiNC Technologies・小泉泰郎CFO
・「こんな提案書、見てられるか!」新卒外銀での過酷な日々|外資系バンカーの転職・起業物語 #01
米系投資銀行 ソフトウェア・エンジニア。
日本の国立大学を卒業後、新卒で米系投資銀行日本支社に入社。トレーディングシステムのソフトウェア・エンジニアとして経験を積んだのち、アメリカ本社に転籍する。転籍から約5年で解雇されるが、1カ月後に別チームへの転職に成功。現在に至る。
・米国本社転籍を目指し、15時間の通常業務の後に徹夜でプログラミングを勉強
・雪の降る朝の唐突な解雇。自席にも戻れぬまま建物外に出された
・スキルと人脈を活用して、元の会社から複数オファーを獲得。「転職は新卒の就活よりよほどラク」
・「米国の投資銀行では、解雇は突然雨に降られるのと同じくらいありふれたもの」
米国本社転籍を目指し、15時間の通常業務の後に徹夜でプログラミングを勉強
――大垣さんの経歴について簡単に教えてください。
大垣: 大学を卒業後、今勤めている米系投資銀行の東京支社に、ソフトウェア・エンジニアとして入社しました。その後、3年目でニューヨーク本社の資本市場部の自己勘定トレーディング(投資銀行の自己資金を使って金融商品を売買する取引)チームに配属されました。
しかし転籍から約5年が経ったころに、チームが解散になり、私を含む30人がまとめて解雇になりました。
そこから1カ月ほど転職活動をしたのち、結局同じ投資銀行の別のトレーディングチームに再就職し、現在に至るまで働いています。
――どうしてニューヨーク本社に転籍しようと思われたのですか。
...
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