「こんな提案書、見てられるか！」新卒外銀での過酷な日々｜外資系バンカーの転職・起業物語 #01

*こちらの記事は外資就活ドットコムの姉妹サイト、若手社会人向けキャリアプラットフォーム「Liiga」からの転載となっております。

今後のキャリアをどうしていくか、選択肢は無数にあります。今いる会社での昇進や、同業界他業界への転職。あるいは起業なども考えられます。どんな選択肢があるかを、実際にその選択肢を選んだ人の話を聞いて具体的に知っておくことは、自らのキャリアを考える上で非常に重要になるでしょう。

そこで、外資就活ドットコム・Liigaを運営する株式会社ハウテレビジョン代表の音成氏が、新卒で入った外資系投資銀行時代から、PEファンドへ転職し、起業に至るまでの日々を、数回に分けて語ります。第一部である今回は、バークレイズでの新卒時代のお話です。

「Liiga」では、皆様の少し上の先輩である若手社会人に向けたキャリアコラムを展開しております。本日は皆様が就活を終了した後に見える世界を、少し先にお届けします。

自己紹介とプロフィール

みなさま、いつもLiigaをご利用くださりありがとうございます。ハウテレビジョン代表の音成洋介です。これから数回に分けて、私の新卒から転職、起業までの道のりについてお話しさせていただきたいと思います。

思い返せば、ここに至るまで様々な紆余曲折がありました。やや特殊な経歴かもしれませんが、少しでも皆様がキャリアについてお考えになる参考になればと思い、ご紹介させていただきます。

「入社初日に、自分を採用してくれたヘッドがいなくなっていた…」新卒で入ったバークレイズ証券での洗礼

自らを振り返ってみると、あらゆる面でダメダメなジュニア時代で、とても視野が狭かったなあと思いつつ、いろいろ戦ってきたなあとも思います。

新卒では、日本法人起ち上げまっさかりのバークレイズ証券・投資銀行本部に入社。初日に僕を採用してくれたヘッドがいなくなっている事実に驚愕。早くも外資系の洗礼を受けることになります。最初の1週間で為替・クレジットなどの基本的な講義、名刺やコミュニケーション、英語のグループワークがあって、2週目にすぐ部門配属となりました。