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ナノメートルレベルのゴミをコントロールするKOKUSAI ELECTRICの「クリーンルーム」。完成形に近い縦型半導体製造装置が並ぶ(写真:同社提供)

 

シリコンバレーの世界No.1半導体製造装置メーカーがラブコールを送る技術者集団

日本人にはほとんど知られていないが、シリコンバレーの世界No.1半導体製造装置メーカーが熱烈なラブコールを送る技術者集団が富山県に存在する。そう言えば、きっとあなたは驚くだろう。しかし、私たちの生活を革新し続けるIT領域の進化を語るには、KOKUSAI ELECTRICは絶対に欠かせない存在だ。

IoTの発展に伴い、PCやスマートフォンに限らず身の回りのあらゆる機器が電子化されている現代。そのベースとなる半導体の製造現場は、質・量ともに異次元のスピードでの進化を義務付けられていると言っていいだろう。なぜそのような進化が可能なのか。その答えは、KOKUSAI ELECTRICの持つ技術力に帰結する。

「半導体形成において、最も重要なのが成膜・サーマルプロセスの工程です。KOKUSAI ELECTRICは、物理的限界値に近い10ナノメートルの微細加工技術をはじめとした世界トップレベルの成膜技術を活かした半導体製造装置を生産し、世界のトップメーカーに納入。半導体の高機能化、高性能化を支えています」

そう語るのは、先行装置システム開発部の主任技師であるT. S.氏だ。トップレベルの技術の世界では競合企業からの引き抜きが絶えないため、フルネームをWebで公表することはできないという。同じくクライアント企業名も明かせないが、縦型タイプの機器において、KOKUSAI ELECTRICの世界シェアは実に50%を誇る。その突出した技術力に目を付けたのが、米国シリコンバレーに本社を置く世界最大の半導体製造装置メーカー、アプライド・マテリアルズ社だ。2019年7月、両社は株式譲渡契約書の締結を発表している。

「当社は緻密な成膜技術に加え、生産性の高さにも強みを持っています。生産性を突き詰めると通常は品質が落ちてしまうのですが、そういったトレードオフを覆して品質を落とさずに生産性を上げるためのノウハウがあるわけです。アプライド社は逆に1枚ずつ処理するタイプの装置形態なので、我々の生産性に期待して提携の話が進んでいるのだと思います。KOKUSAI ELECTRICとしては、アプライド社の持つ基礎的な実験データを多く得ることで、メカニズムの解明がより進んでいくことを期待しています」

〈Profile〉
T. S.
ビジネス開発統括本部 技術開発本部 先行装置システム開発部 主任技師 博士(工学)。
北海道釧路市出身、北海道大学工学部にて博士号を取得。修士1年目から日立国際電気(現在のKOKUSAI ELECTRIC)と熱流体挙動の共同研究を実施したことがきっかけで、2005年に同社に入社。NASA(米航空宇宙局)他研究機関の反応モデルを応用し均一成膜技術に数値解析のかたちで活かすなど、同社の技術革新の中枢を担う。プライベートでも、炭おこしや焚き火とダッチオーブン料理にこだわったり、マウスやキーボード等商売道具に対するカスタムに没頭したりと、技術者としての顔をのぞかせる。

 

5G、ビッグデータ、IoT。すべての進化に、KOKUSAI ELECTRICの存在が欠かせない

世界のトップメーカーがこぞってKOKUSAI ELECTRICに注目している状況からも分かる通り、半導体、ひいては半導体製造装置の重要度は、加速度的に上昇している。

「PC、スマホ、デジタル家電といったいわゆるデジタル関連機器に加え、冷蔵庫や洗濯機、自動車などあらゆる製品に半導体は搭載されています。電気、ガス、水道、電車、銀行のような社会インフラも半導体がなければ適切に制御することはできません。また、2016年頃から普及し始めているIoTや通信の5G化によって、人類が扱うデータ量は指数関数的に増大しています。ビッグデータを蓄積するためにも半導体は不可欠ですから、今後ますます需要が拡大することは間違いありません」

かつてインテル創業者の一人であるゴードン・ムーアが唱えた「半導体の集積率は18カ月で2倍になる」というムーアの法則でさえ、もはや時代遅れと言わざるを得ない。今後さらに加速度的に増加していくデータ量に対応するためにも、KOKUSAI ELECTRICの進化が止まることはない。私たちが現代における文化的・社会的生活を送るためには、KOKUSAI ELECTRICの持つ安全かつ高速な成膜技術が欠かせないと言っても過言ではないだろう。

「しかしもちろん、現在の状況に安住しているわけにはいきません。クライアントからの要求も高くなっていくでしょうし競合企業も強力ですから、いかに短納期で高いクオリティを実現するかを追求し続けていく必要があります」

歩みを止めることのないT. S.氏だが、そのモチベーションの根源はどこにあるのだろうか。

「やはり、複雑な化学反応や自然現象のメカニズムを解明したいという想いが根本にあるのだと思います。技術者を志したことのある方なら、この想いは共感していただけるのではないでしょうか。偉そうなことを言うつもりはないのですが、自然現象の解明に少しでも興味があるのなら、その想いを貫いた方がいいと思います。私自身、自分の興味を追うことで、クライアントや身の回りの人に喜んでもらえるこの仕事は、かけがえのないやりがいにつながると実感していますから」

 

技術者として、そしてビジネスパーソンとして。2つの喜びを追求できる環境がここにはある

KOKUSAI ELECTRICの技術者は、技術者でありながらクライアントと直接対峙する役割も担う。そのことが、逆に技術者としての喜びを増幅させているのだとT. S.氏は言う。

「他社ではあまりないスタイルかもしれませんが、当社では基礎研究と開発を両方同時に担当しています。開発を担当するということは、クライアントとの打ち合わせにも出席するということです。私はもともと研究に没頭したいタイプだったのですが、研究の成果は誰かに活用してもらってこそ価値を実感することができる。クライアントとやり取りするとダイレクトに反応が返ってくるので、それが新たなやりがいにつながっています」

クライアントと直接やり取りすることはスリルでもあります、と笑うT. S.氏の表情は、100%自分の興味に没頭している子どもの顔のようでもあり、成熟したビジネスパーソンの顔でもある。研究、開発、生産、そして販売や保守メンテナンスという一連の流れを一気通貫でおこなうKOKUSAI ELECTRICでは、こうした高度なバランス感覚を持つ“人財”が求められている。

「デジタル領域の最先端を担う当社ではありますが、同時に人と人とのつながりを構築するアナログ力も重視しています。複数の部署や機関と協働しながら仕事を進めていくためには、仲間を巻き込みながらチームで推進していくコミュニケーション能力が必要だからです」

T. S.氏は、先人たちの知恵と先端の数値解析技術をマッシュアップし成膜装置開発に応用可能にしたテクノロジーの第一人者である。一方で、優れたバランス感覚に裏付けられたリーダーシップを発揮しながらチームをけん引する役割も担う。技術者、研究者としての喜びと、一流のビジネスパーソンとしてのミッション。双方を同時に追求できるこの環境は、KOKUSAI ELECTRICならではと言えるだろう。

2つの使命を追い求める環境を、幸せだと思うか、厳しいと感じるか。それはあなた次第だ。もしもあなたが前者なら、KOKUSAI ELECTRICの門を叩いてみることをお勧めしたい。


海と山に囲まれた緑豊かな土地にある富山事業所。この地から、主に海外の大手半導体メーカーに装置を納入している(写真:同社提供)

 

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