【保存版】外資系メーカー・マーケティング職の「中の人」が、選考対策・キャリアの疑問に徹底的に答える
2019/07/04
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はじめに
21卒の皆さまこんにちは、外資就活 外資マーケターチームです。
夏の選考が始まりましたが、皆さま選考対策は進んでいますか?
業界・企業の研究や選考対策を進めていくと、「外資系メーカーのマーケティング職って実際どんな仕事なんだろう」、「どんな選考対策をすればいいんだろう」など、気になる事が沢山出てくるかと思います。
そこで今回は、外資系メーカーマーケティング職のキャリアや仕事内容、求められる人材について、「外資就活相談室」に寄せられた質問・回答を一部抜粋してお伝えします!
マーケターとして複数の企業を渡り歩いてきた社会人の方からの回答ばかりですので、是非企業研究や選考対策に活用して下さいね。
外資就活相談室とは?
外資就活相談室は、業界事情に詳しい社会人や、就活事情に精通した内定者に、個別に質問が出来るサービスです。外資系メーカーのマーケティング職の社会人も登録されていますので、是非「外資就活相談室」で、自分の就活についての相談をしてみて下さい!
※当記事の質問・回答の文面は、編集部が一部編集して掲載しております。ご了承下さい。
仕事内容についての質問・回答集
まずは、外資マーケティング職の仕事内容についての質問と回答を取りあげます。実際に外資系企業でマーケターとして働いてきた社会人の方々に、マーケターとしての仕事について教えて頂きましょう!
質問:「マーケティング職の皆様は普段どんな仕事をされているのですか。」
大きく言うと、仕事は3種類です。
1.プロモーションやコミュニケーション領域の業務があります。商品アイデアやコンセプトを開発しながら戦略を立て、広告代理店へのブリーフィングとその成果物の判断、およびマネジメントへの説明資料作成を行い、マネジメントの承認を得ます。
2.1で行ったことを、発売までのスケジュールにはめ込み、各部署の役割を明確にしつつ、描いた戦略とのずれを適宜修正したり、専門部署の知見を借りるために意見を聞きながら、プロジェクトを前に進めます。
3.PLの管理を行います。マーケターは売上や利益に責任を持つため、どうすればより売上があがるか、利益率を削っても行うべきかどうか、ディスカウントプロモーションを行うのか、広告への追加投資を行うのか等について、ファイナンスやマネジメントと折衝をしながら、決定をしていきます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「外資マーケティング職では英語力を問われると聞いたのですが、実際に業務の中ではどのくらい英語を使いますか」
会社と部署、ブランドにはよるのですが、使う場面が多い場合はほとんどのコミュニケーションが英語、少ない場合は一部のグローバルやリージョンヘッドへのレポート資料やメールのみ英語です。
傾向としては、リージョンやグローバルに属する製品開発やコンセプト開発寄りのポジションだと前者、国内プロモーションやインストアマーケティング寄りだと後者のことが多いです。国内の独立性が強いと外資系企業でも後者のことが多いです。
いずれにせよ英語ができると有利ではあります。足切りの英語テストや、英語面接があることは多いので、選考上それだけでアドバンテージはあります。ただ英語ができる人は多いので、それだけで圧倒的有利にはならないですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「日系企業と外資系企業において、マーケターの役割は大きく違いましたか。」
異なりました。業種や会社ごとに違うと思いますが、あくまで私の場合なのでご参考に。
外資系企業ではマーケターはプロジェクトのリーダーです。売上(利益)に責任を持ち、売上をあげる施策の1つとしてプロモーションを行います。その他、どんな価格にするか、仕様、スケジュールなど、他部署や他社と交渉しながら企画、発売、売上(利益)最大化の実行を行う役割です。そして、消費者の専門家です。
一方、日系の企業では営業部や宣伝部、もしくは企画部や広報部の一部がマーケティング部という名前になっている流れが多いです。何が違うかと言うと、日系企業では、営業部や企画部が製品開発部や製品企画、販売戦略や時に広告戦略までこなします。代理店に丸投げすることもあります。そのため、マーケターは、広告内容のチェックや成果物へのフィードバックなど、広告の領域における業務を行うことが多いです。比較的、4Pで言うところのプロモーションのみを行う企業が多いかもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたか?マーケティング職の仕事内容や英語の利用頻度、日系マーケティング職との違いについて、詳しく回答して頂きました!あくまでも各社会人が体験された内容に基づいており、業界や企業によって少しずつ異なる点もあるかと思いますが、実際に働いている方の意見は貴重ですので、是非参考にして下さい。
キャリアについての質問・回答集
次に、ファーストキャリアで外資マーケターを選択した場合のキャリアパスについて、様々な企業を経験してきた社会人の方にお答え頂きました!転職する機会の多い外資マーケターは、どの様なキャリアを歩む場合が多いのでしょうか。
質問:「マーケターはどういったキャリアプランを歩まれる方が多いのでしょうか?特に、年齢を重ねた後の働き方などについてご回答頂けると幸いです。」
レジェンドクラスの方は、50代でも大企業のCMOに転職されたり、企業の顧問をされたりしますが、そこまでいけるのは一部です。
推測も入りますが、マーケターのまま会社の規模を落として、小さい規模の会社で上のポジションにつくか、どこかの会社に腰をすえて1マーケターとして働く、もしくは一線から退き別部署に異動するケースが多いかと思います。
外資から日系に移る際のネックとしては給与の問題が大きいのですが、給与を下げて安定をとる人もいるかと思います。また、今後は日系でも転職が増える方向に変わっていくと思います。
昇進については、外資でも上に行くにつれポジションが減ってくるので、そのタイミングで転職を考えることがあります。GoogleやAmazonもしくは産業別の知見が求められるBtoB企業に行って、給与をあげるパターンも見受けられます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「外資メーカーのマーケティング職では入社後や転職時どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。 」
マーケティングの場合、1年から数年で別のブランドに担当が変わっていきます。その際に、商品開発とプロモーション開発が分かれている場合は、両方を経験していくことが多いです。次のステップとしてブランドマネージャー、ダイレクターを目指すのが通常です。
ただ、外資系企業の場合日本法人はポジションが少なかったりするため、上が詰まっていることも多く転職も増えてきます。基本的には外資メーカー同士の転職で、その際にタイトルアップをすることもあります。業種は色々と変わることもあります。
その後、MD(マネージングディレクター)としてマネジメントに行く方もいますが、それほど多くはない印象です。マーケティングのスペシャリストとしてCMOになっていく方の方が多いですね。起業する方も決して多くは無い気がします。
なぜか似ていると思う方もいるコンサルですが、全く違う働き方と仕事内容なので、キャリアに互換性はありません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合は こちら
質問:「私は外資マーケターとして経験を積んだ後、日系企業に行きたいと思っています。 外資系出身者の人材やノウハウを受け入れる土壌が日本のメーカーにあると思われますでしょうか?」
正直なところ、多くの日系製造業、特にマーケティング部門ではまだ受け入れる土壌はないと思います。そもそも転職者の扱いに慣れていない会社も多いですし、人事制度も外部人材に魅力的にはなっておらず、競争力もありません。
もちろん、資生堂のようにマーケティング部門を外資化している例や、デジタル分野に外部人材を登用して力を入れているキリンのような例もあります。また、花王のような自社の中でノウハウを蓄積していてプロパーのみでマーケティングに強い企業も存在します。
多くの日系企業では、現場の人は自分達でマーケティングができていると考えていることも多いので、外の意見を受け入れようとはあまり思いません。また、マーケティングが売上を左右するという意識も弱く、報酬制度も成果にともなっていないので、外部人材登用で組織を強化したり知識をつけたいという意識は弱いと思われます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたでしょうか?面接の逆質問や企業説明会では少し聞きづらいテーマですが、相談室では詳しくお答え頂けました。外資マーケターを目指す場合、転職必須の風土がある企業がほとんどですので、キャリアプランをある程度考えながら志望業界や企業を絞ることをおすすめします。追加で質問がある場合は、是非「外資就活相談室」で現役マーケターの方に直接質問をしてみて下さい!
マーケターへの適性についての質問・回答集
最後に、外資マーケターに求められるスキル・人物像についての質問・回答を取りあげます。実際にマーケターとして働く際に強みになる要素についてお答え頂いていますので、ぜひ選考対策に活用して下さい!
質問:「リーダー気質以外で、マーケターに求められる素質は何ですか。」
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
質問:「マーケティング部門に1年目の新人が入るとしたら、どんな人と働きたいですか?」
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
大きく言うと、仕事は3種類です。
1.プロモーションやコミュニケーション領域の業務があります。商品アイデアやコンセプトを開発しながら戦略を立て、広告代理店へのブリーフィングとその成果物の判断、およびマネジメントへの説明資料作成を行い、マネジメントの承認を得ます。
2.1で行ったことを、発売までのスケジュールにはめ込み、各部署の役割を明確にしつつ、描いた戦略とのずれを適宜修正したり、専門部署の知見を借りるために意見を聞きながら、プロジェクトを前に進めます。
3.PLの管理を行います。マーケターは売上や利益に責任を持つため、どうすればより売上があがるか、利益率を削っても行うべきかどうか、ディスカウントプロモーションを行うのか、広告への追加投資を行うのか等について、ファイナンスやマネジメントと折衝をしながら、決定をしていきます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
会社と部署、ブランドにはよるのですが、使う場面が多い場合はほとんどのコミュニケーションが英語、少ない場合は一部のグローバルやリージョンヘッドへのレポート資料やメールのみ英語です。
傾向としては、リージョンやグローバルに属する製品開発やコンセプト開発寄りのポジションだと前者、国内プロモーションやインストアマーケティング寄りだと後者のことが多いです。国内の独立性が強いと外資系企業でも後者のことが多いです。
いずれにせよ英語ができると有利ではあります。足切りの英語テストや、英語面接があることは多いので、選考上それだけでアドバンテージはあります。ただ英語ができる人は多いので、それだけで圧倒的有利にはならないですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「日系企業と外資系企業において、マーケターの役割は大きく違いましたか。」
異なりました。業種や会社ごとに違うと思いますが、あくまで私の場合なのでご参考に。
外資系企業ではマーケターはプロジェクトのリーダーです。売上(利益)に責任を持ち、売上をあげる施策の1つとしてプロモーションを行います。その他、どんな価格にするか、仕様、スケジュールなど、他部署や他社と交渉しながら企画、発売、売上(利益)最大化の実行を行う役割です。そして、消費者の専門家です。
一方、日系の企業では営業部や宣伝部、もしくは企画部や広報部の一部がマーケティング部という名前になっている流れが多いです。何が違うかと言うと、日系企業では、営業部や企画部が製品開発部や製品企画、販売戦略や時に広告戦略までこなします。代理店に丸投げすることもあります。そのため、マーケターは、広告内容のチェックや成果物へのフィードバックなど、広告の領域における業務を行うことが多いです。比較的、4Pで言うところのプロモーションのみを行う企業が多いかもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたか?マーケティング職の仕事内容や英語の利用頻度、日系マーケティング職との違いについて、詳しく回答して頂きました!あくまでも各社会人が体験された内容に基づいており、業界や企業によって少しずつ異なる点もあるかと思いますが、実際に働いている方の意見は貴重ですので、是非参考にして下さい。
キャリアについての質問・回答集
次に、ファーストキャリアで外資マーケターを選択した場合のキャリアパスについて、様々な企業を経験してきた社会人の方にお答え頂きました!転職する機会の多い外資マーケターは、どの様なキャリアを歩む場合が多いのでしょうか。
質問:「マーケターはどういったキャリアプランを歩まれる方が多いのでしょうか?特に、年齢を重ねた後の働き方などについてご回答頂けると幸いです。」
レジェンドクラスの方は、50代でも大企業のCMOに転職されたり、企業の顧問をされたりしますが、そこまでいけるのは一部です。
推測も入りますが、マーケターのまま会社の規模を落として、小さい規模の会社で上のポジションにつくか、どこかの会社に腰をすえて1マーケターとして働く、もしくは一線から退き別部署に異動するケースが多いかと思います。
外資から日系に移る際のネックとしては給与の問題が大きいのですが、給与を下げて安定をとる人もいるかと思います。また、今後は日系でも転職が増える方向に変わっていくと思います。
昇進については、外資でも上に行くにつれポジションが減ってくるので、そのタイミングで転職を考えることがあります。GoogleやAmazonもしくは産業別の知見が求められるBtoB企業に行って、給与をあげるパターンも見受けられます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「外資メーカーのマーケティング職では入社後や転職時どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。 」
マーケティングの場合、1年から数年で別のブランドに担当が変わっていきます。その際に、商品開発とプロモーション開発が分かれている場合は、両方を経験していくことが多いです。次のステップとしてブランドマネージャー、ダイレクターを目指すのが通常です。
ただ、外資系企業の場合日本法人はポジションが少なかったりするため、上が詰まっていることも多く転職も増えてきます。基本的には外資メーカー同士の転職で、その際にタイトルアップをすることもあります。業種は色々と変わることもあります。
その後、MD(マネージングディレクター)としてマネジメントに行く方もいますが、それほど多くはない印象です。マーケティングのスペシャリストとしてCMOになっていく方の方が多いですね。起業する方も決して多くは無い気がします。
なぜか似ていると思う方もいるコンサルですが、全く違う働き方と仕事内容なので、キャリアに互換性はありません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合は こちら
質問:「私は外資マーケターとして経験を積んだ後、日系企業に行きたいと思っています。 外資系出身者の人材やノウハウを受け入れる土壌が日本のメーカーにあると思われますでしょうか?」
正直なところ、多くの日系製造業、特にマーケティング部門ではまだ受け入れる土壌はないと思います。そもそも転職者の扱いに慣れていない会社も多いですし、人事制度も外部人材に魅力的にはなっておらず、競争力もありません。
もちろん、資生堂のようにマーケティング部門を外資化している例や、デジタル分野に外部人材を登用して力を入れているキリンのような例もあります。また、花王のような自社の中でノウハウを蓄積していてプロパーのみでマーケティングに強い企業も存在します。
多くの日系企業では、現場の人は自分達でマーケティングができていると考えていることも多いので、外の意見を受け入れようとはあまり思いません。また、マーケティングが売上を左右するという意識も弱く、報酬制度も成果にともなっていないので、外部人材登用で組織を強化したり知識をつけたいという意識は弱いと思われます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたでしょうか?面接の逆質問や企業説明会では少し聞きづらいテーマですが、相談室では詳しくお答え頂けました。外資マーケターを目指す場合、転職必須の風土がある企業がほとんどですので、キャリアプランをある程度考えながら志望業界や企業を絞ることをおすすめします。追加で質問がある場合は、是非「外資就活相談室」で現役マーケターの方に直接質問をしてみて下さい!
マーケターへの適性についての質問・回答集
最後に、外資マーケターに求められるスキル・人物像についての質問・回答を取りあげます。実際にマーケターとして働く際に強みになる要素についてお答え頂いていますので、ぜひ選考対策に活用して下さい!
質問:「リーダー気質以外で、マーケターに求められる素質は何ですか。」
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
質問:「マーケティング部門に1年目の新人が入るとしたら、どんな人と働きたいですか?」
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
会社と部署、ブランドにはよるのですが、使う場面が多い場合はほとんどのコミュニケーションが英語、少ない場合は一部のグローバルやリージョンヘッドへのレポート資料やメールのみ英語です。
傾向としては、リージョンやグローバルに属する製品開発やコンセプト開発寄りのポジションだと前者、国内プロモーションやインストアマーケティング寄りだと後者のことが多いです。国内の独立性が強いと外資系企業でも後者のことが多いです。
いずれにせよ英語ができると有利ではあります。足切りの英語テストや、英語面接があることは多いので、選考上それだけでアドバンテージはあります。ただ英語ができる人は多いので、それだけで圧倒的有利にはならないですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
異なりました。業種や会社ごとに違うと思いますが、あくまで私の場合なのでご参考に。
外資系企業ではマーケターはプロジェクトのリーダーです。売上(利益)に責任を持ち、売上をあげる施策の1つとしてプロモーションを行います。その他、どんな価格にするか、仕様、スケジュールなど、他部署や他社と交渉しながら企画、発売、売上(利益)最大化の実行を行う役割です。そして、消費者の専門家です。
一方、日系の企業では営業部や宣伝部、もしくは企画部や広報部の一部がマーケティング部という名前になっている流れが多いです。何が違うかと言うと、日系企業では、営業部や企画部が製品開発部や製品企画、販売戦略や時に広告戦略までこなします。代理店に丸投げすることもあります。そのため、マーケターは、広告内容のチェックや成果物へのフィードバックなど、広告の領域における業務を行うことが多いです。比較的、4Pで言うところのプロモーションのみを行う企業が多いかもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
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異なりました。業種や会社ごとに違うと思いますが、あくまで私の場合なのでご参考に。
外資系企業ではマーケターはプロジェクトのリーダーです。売上(利益)に責任を持ち、売上をあげる施策の1つとしてプロモーションを行います。その他、どんな価格にするか、仕様、スケジュールなど、他部署や他社と交渉しながら企画、発売、売上(利益)最大化の実行を行う役割です。そして、消費者の専門家です。
一方、日系の企業では営業部や宣伝部、もしくは企画部や広報部の一部がマーケティング部という名前になっている流れが多いです。何が違うかと言うと、日系企業では、営業部や企画部が製品開発部や製品企画、販売戦略や時に広告戦略までこなします。代理店に丸投げすることもあります。そのため、マーケターは、広告内容のチェックや成果物へのフィードバックなど、広告の領域における業務を行うことが多いです。比較的、4Pで言うところのプロモーションのみを行う企業が多いかもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたか?マーケティング職の仕事内容や英語の利用頻度、日系マーケティング職との違いについて、詳しく回答して頂きました!あくまでも各社会人が体験された内容に基づいており、業界や企業によって少しずつ異なる点もあるかと思いますが、実際に働いている方の意見は貴重ですので、是非参考にして下さい。
キャリアについての質問・回答集
次に、ファーストキャリアで外資マーケターを選択した場合のキャリアパスについて、様々な企業を経験してきた社会人の方にお答え頂きました!転職する機会の多い外資マーケターは、どの様なキャリアを歩む場合が多いのでしょうか。
質問:「マーケターはどういったキャリアプランを歩まれる方が多いのでしょうか?特に、年齢を重ねた後の働き方などについてご回答頂けると幸いです。」
レジェンドクラスの方は、50代でも大企業のCMOに転職されたり、企業の顧問をされたりしますが、そこまでいけるのは一部です。
推測も入りますが、マーケターのまま会社の規模を落として、小さい規模の会社で上のポジションにつくか、どこかの会社に腰をすえて1マーケターとして働く、もしくは一線から退き別部署に異動するケースが多いかと思います。
外資から日系に移る際のネックとしては給与の問題が大きいのですが、給与を下げて安定をとる人もいるかと思います。また、今後は日系でも転職が増える方向に変わっていくと思います。
昇進については、外資でも上に行くにつれポジションが減ってくるので、そのタイミングで転職を考えることがあります。GoogleやAmazonもしくは産業別の知見が求められるBtoB企業に行って、給与をあげるパターンも見受けられます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「外資メーカーのマーケティング職では入社後や転職時どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。 」
マーケティングの場合、1年から数年で別のブランドに担当が変わっていきます。その際に、商品開発とプロモーション開発が分かれている場合は、両方を経験していくことが多いです。次のステップとしてブランドマネージャー、ダイレクターを目指すのが通常です。
ただ、外資系企業の場合日本法人はポジションが少なかったりするため、上が詰まっていることも多く転職も増えてきます。基本的には外資メーカー同士の転職で、その際にタイトルアップをすることもあります。業種は色々と変わることもあります。
その後、MD(マネージングディレクター)としてマネジメントに行く方もいますが、それほど多くはない印象です。マーケティングのスペシャリストとしてCMOになっていく方の方が多いですね。起業する方も決して多くは無い気がします。
なぜか似ていると思う方もいるコンサルですが、全く違う働き方と仕事内容なので、キャリアに互換性はありません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合は こちら
質問:「私は外資マーケターとして経験を積んだ後、日系企業に行きたいと思っています。 外資系出身者の人材やノウハウを受け入れる土壌が日本のメーカーにあると思われますでしょうか?」
正直なところ、多くの日系製造業、特にマーケティング部門ではまだ受け入れる土壌はないと思います。そもそも転職者の扱いに慣れていない会社も多いですし、人事制度も外部人材に魅力的にはなっておらず、競争力もありません。
もちろん、資生堂のようにマーケティング部門を外資化している例や、デジタル分野に外部人材を登用して力を入れているキリンのような例もあります。また、花王のような自社の中でノウハウを蓄積していてプロパーのみでマーケティングに強い企業も存在します。
多くの日系企業では、現場の人は自分達でマーケティングができていると考えていることも多いので、外の意見を受け入れようとはあまり思いません。また、マーケティングが売上を左右するという意識も弱く、報酬制度も成果にともなっていないので、外部人材登用で組織を強化したり知識をつけたいという意識は弱いと思われます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたでしょうか?面接の逆質問や企業説明会では少し聞きづらいテーマですが、相談室では詳しくお答え頂けました。外資マーケターを目指す場合、転職必須の風土がある企業がほとんどですので、キャリアプランをある程度考えながら志望業界や企業を絞ることをおすすめします。追加で質問がある場合は、是非「外資就活相談室」で現役マーケターの方に直接質問をしてみて下さい!
マーケターへの適性についての質問・回答集
最後に、外資マーケターに求められるスキル・人物像についての質問・回答を取りあげます。実際にマーケターとして働く際に強みになる要素についてお答え頂いていますので、ぜひ選考対策に活用して下さい!
質問:「リーダー気質以外で、マーケターに求められる素質は何ですか。」
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
質問:「マーケティング部門に1年目の新人が入るとしたら、どんな人と働きたいですか?」
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
レジェンドクラスの方は、50代でも大企業のCMOに転職されたり、企業の顧問をされたりしますが、そこまでいけるのは一部です。
推測も入りますが、マーケターのまま会社の規模を落として、小さい規模の会社で上のポジションにつくか、どこかの会社に腰をすえて1マーケターとして働く、もしくは一線から退き別部署に異動するケースが多いかと思います。
外資から日系に移る際のネックとしては給与の問題が大きいのですが、給与を下げて安定をとる人もいるかと思います。また、今後は日系でも転職が増える方向に変わっていくと思います。
昇進については、外資でも上に行くにつれポジションが減ってくるので、そのタイミングで転職を考えることがあります。GoogleやAmazonもしくは産業別の知見が求められるBtoB企業に行って、給与をあげるパターンも見受けられます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「外資メーカーのマーケティング職では入社後や転職時どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。 」
マーケティングの場合、1年から数年で別のブランドに担当が変わっていきます。その際に、商品開発とプロモーション開発が分かれている場合は、両方を経験していくことが多いです。次のステップとしてブランドマネージャー、ダイレクターを目指すのが通常です。
ただ、外資系企業の場合日本法人はポジションが少なかったりするため、上が詰まっていることも多く転職も増えてきます。基本的には外資メーカー同士の転職で、その際にタイトルアップをすることもあります。業種は色々と変わることもあります。
その後、MD(マネージングディレクター)としてマネジメントに行く方もいますが、それほど多くはない印象です。マーケティングのスペシャリストとしてCMOになっていく方の方が多いですね。起業する方も決して多くは無い気がします。
なぜか似ていると思う方もいるコンサルですが、全く違う働き方と仕事内容なので、キャリアに互換性はありません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合は こちら
質問:「私は外資マーケターとして経験を積んだ後、日系企業に行きたいと思っています。 外資系出身者の人材やノウハウを受け入れる土壌が日本のメーカーにあると思われますでしょうか?」
正直なところ、多くの日系製造業、特にマーケティング部門ではまだ受け入れる土壌はないと思います。そもそも転職者の扱いに慣れていない会社も多いですし、人事制度も外部人材に魅力的にはなっておらず、競争力もありません。
もちろん、資生堂のようにマーケティング部門を外資化している例や、デジタル分野に外部人材を登用して力を入れているキリンのような例もあります。また、花王のような自社の中でノウハウを蓄積していてプロパーのみでマーケティングに強い企業も存在します。
多くの日系企業では、現場の人は自分達でマーケティングができていると考えていることも多いので、外の意見を受け入れようとはあまり思いません。また、マーケティングが売上を左右するという意識も弱く、報酬制度も成果にともなっていないので、外部人材登用で組織を強化したり知識をつけたいという意識は弱いと思われます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
いかがでしたでしょうか?面接の逆質問や企業説明会では少し聞きづらいテーマですが、相談室では詳しくお答え頂けました。外資マーケターを目指す場合、転職必須の風土がある企業がほとんどですので、キャリアプランをある程度考えながら志望業界や企業を絞ることをおすすめします。追加で質問がある場合は、是非「外資就活相談室」で現役マーケターの方に直接質問をしてみて下さい!
マーケターへの適性についての質問・回答集
最後に、外資マーケターに求められるスキル・人物像についての質問・回答を取りあげます。実際にマーケターとして働く際に強みになる要素についてお答え頂いていますので、ぜひ選考対策に活用して下さい!
質問:「リーダー気質以外で、マーケターに求められる素質は何ですか。」
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
質問:「マーケティング部門に1年目の新人が入るとしたら、どんな人と働きたいですか?」
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
マーケティングの場合、1年から数年で別のブランドに担当が変わっていきます。その際に、商品開発とプロモーション開発が分かれている場合は、両方を経験していくことが多いです。次のステップとしてブランドマネージャー、ダイレクターを目指すのが通常です。
ただ、外資系企業の場合日本法人はポジションが少なかったりするため、上が詰まっていることも多く転職も増えてきます。基本的には外資メーカー同士の転職で、その際にタイトルアップをすることもあります。業種は色々と変わることもあります。
その後、MD(マネージングディレクター)としてマネジメントに行く方もいますが、それほど多くはない印象です。マーケティングのスペシャリストとしてCMOになっていく方の方が多いですね。起業する方も決して多くは無い気がします。なぜか似ていると思う方もいるコンサルですが、全く違う働き方と仕事内容なので、キャリアに互換性はありません。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合は こちら
質問:「私は外資マーケターとして経験を積んだ後、日系企業に行きたいと思っています。 外資系出身者の人材やノウハウを受け入れる土壌が日本のメーカーにあると思われますでしょうか?」
正直なところ、多くの日系製造業、特にマーケティング部門ではまだ受け入れる土壌はないと思います。そもそも転職者の扱いに慣れていない会社も多いですし、人事制度も外部人材に魅力的にはなっておらず、競争力もありません。
もちろん、資生堂のようにマーケティング部門を外資化している例や、デジタル分野に外部人材を登用して力を入れているキリンのような例もあります。また、花王のような自社の中でノウハウを蓄積していてプロパーのみでマーケティングに強い企業も存在します。
多くの日系企業では、現場の人は自分達でマーケティングができていると考えていることも多いので、外の意見を受け入れようとはあまり思いません。また、マーケティングが売上を左右するという意識も弱く、報酬制度も成果にともなっていないので、外部人材登用で組織を強化したり知識をつけたいという意識は弱いと思われます。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
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いかがでしたでしょうか?面接の逆質問や企業説明会では少し聞きづらいテーマですが、相談室では詳しくお答え頂けました。外資マーケターを目指す場合、転職必須の風土がある企業がほとんどですので、キャリアプランをある程度考えながら志望業界や企業を絞ることをおすすめします。追加で質問がある場合は、是非「外資就活相談室」で現役マーケターの方に直接質問をしてみて下さい!
マーケターへの適性についての質問・回答集
最後に、外資マーケターに求められるスキル・人物像についての質問・回答を取りあげます。実際にマーケターとして働く際に強みになる要素についてお答え頂いていますので、ぜひ選考対策に活用して下さい!
質問:「リーダー気質以外で、マーケターに求められる素質は何ですか。」
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
質問:「マーケティング部門に1年目の新人が入るとしたら、どんな人と働きたいですか?」
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
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質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
正直なところ、多くの日系製造業、特にマーケティング部門ではまだ受け入れる土壌はないと思います。そもそも転職者の扱いに慣れていない会社も多いですし、人事制度も外部人材に魅力的にはなっておらず、競争力もありません。
もちろん、資生堂のようにマーケティング部門を外資化している例や、デジタル分野に外部人材を登用して力を入れているキリンのような例もあります。また、花王のような自社の中でノウハウを蓄積していてプロパーのみでマーケティングに強い企業も存在します。
多くの日系企業では、現場の人は自分達でマーケティングができていると考えていることも多いので、外の意見を受け入れようとはあまり思いません。また、マーケティングが売上を左右するという意識も弱く、報酬制度も成果にともなっていないので、外部人材登用で組織を強化したり知識をつけたいという意識は弱いと思われます。#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
質問:「マーケティング部門に1年目の新人が入るとしたら、どんな人と働きたいですか?」
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
リーダー気質やコミュニケーション能力以外であれば、数字を読み取る力だと思います。
膨大のデータの中でどうやってそこに意味を見出すかがとても大事だと思うので、数字に対する概念がしっかりしているといい分析ができて仕事に活かされると思います。
ただ、就活の時は、筆記の試験で簡単な数学、面接の段階では基本的にリーダーシップ経験を中心的に聞かれたので、面接を通る上ではそこまでなくても大丈夫かもしれません。
#外資就活相談室(実際の回答) —パンダ (@G3ZJOiffNg2VmWr)
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
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質問:「マーケティング職を志望する上で活きた経験はありますか?」
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
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いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
素直な面と捻くれている面、両方持っている人がいいです。
人の意見やアドバイスを、まずはやってみよう、実践してみようという素直な気持ちと、皆決まり事を当たり前のようにやっているけど、本当は違う見方があるのではないか、という批判的な面を両立している人がいいですね。
あとは好奇心があって、色んな事に興味のある人、自分なりの詳しいことがある人が、マーケティング部門では一緒に働いていて楽しいですね。
#外資就活相談室(実際の回答) —sym (@mktgskt)
symさんに質問したい場合はこちら
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
・長期インターンで考えの違うインターン生や社員さんと一緒にプロジェクト(すごく小さいものでしたが)を実現できたこと
・ゼミで論理的思考を身につけられたこと
の二つです。
マーケティングは、生産をする人から営業までモノやサービスに関わるほぼ全ての人の協力が必要になります。なので、グループをまとめて一つの目的を達成する経験は評価されました。
またマーケティングでは、数字から市場や消費者の理解をしたり結果がでるよう論理的に考えていかなければならないです。選考でも論理的思考は見られていたので、ゼミでデータから何が読み取れるか、原因と結果を論理的に設定して仮説をたてられているかなどを議論しておいて良かったなと思いました。
#外資就活相談室(実際の回答) —ごはん (@hakumai88765)
いかがでしたか?それぞれ異なる社会人の方からの回答でしたが、マーケターに求められるスキルとして、自分で論理的に考える力や、チームで結果を出す力、数字を分析する力などが挙げられました。
外資マーケティング職を目指す方は、各選考でこれらのスキルをアピールする事で、自身のマーケターへの適性をアピール出来るかと思います。是非、選考対策時に意識して下さい!
おわりに
さて、今回は外資就活相談室外資マーケティング職に関する質問・回答をまとめました。どの質問も具体的に回答がされていて、マーケティング職について理解が深まったのではないでしょうか。
就職活動中は目先の選考対策に集中しがちですが、自身に一番合う企業に出会うためにも、業界や企業について理解を深め、キャリアプランをしっかり考えながら就職活動をする事をおすすめします。この記事が、皆さまが外資マーケターという職種について考える材料になれば幸いです。
また、皆さまも就活を進める上で疑問があった場合は、是非「外資就活相談室」を活用してみて下さい。OBOG訪問のように、社会人や内定者の方が親身に相談に乗って下さいますよ!
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