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「シリコンバレーで働く」vol.1 “超”優秀は当たり前!?~現地で驚いたこと~


はじめまして。Takaと申します。

数年前の話になりますが、日本の大学に通っていた頃は外資就活ドットコムの読者でした。当時は外資系企業に憧れを抱き、インターンシップや本採用の情報収集のために外資就活ドットコムの記事を隅から隅まで読んだものです。そこで学んだことを活かし、実際に複数の外資系金融でインターンシップを経験し、その後いくつかの企業からオファーを貰いました。

時は流れ、今はシリコンバレーでSoftware Engineerとして仕事をしています。アメリカ西海岸の環境は日本と異なる点が数多くあります。この連載では、現地での仕事や生活に関する情報を共有したいと思います。第1回は「現地でまず驚いたこと」がテーマです。

<プロフィール>
Taka
シリコンバレー在住のSoftware Engineer。日本の大学在学中に複数の外資系金融でインターンシップを経験。大学卒業後は外資系企業で数年間エンジニアとして勤務。その後渡米し、現在は大手Tech企業(GAFAと呼ばれる中の1社)にてSoftware Engineerとして勤務中。
シリコンバレーでの仕事・生活・Technology事情を、現地のエンジニア目線で発信しています。
▶Twitter:@engineer_jp_us

 

“超”優秀は当たり前!?

想像いただけるかもしれませんが、周りの社員は皆「超」がつくほど優秀です。世界大学ランキング上位校の博士号・修士号を持つ高学歴エリートが、全く珍しくありません。また、アカデミック面で実績がない人の場合、大抵以下のような特異な経歴を持っています。

・CEO/CTOの経験あり
・プログラミングコンテストや数学オリンピックで上位入賞
・オープンソース開発で名をはせた有名人
・高校中退後、現場経験を重ね上に昇っている熟練マネージャー

社内では、Tシャツ&短パン&サンダル姿でフラフラしてる一見不審な人が、「実は業界では有名人!」といったことも普通に起こり得ます。

会社も世界中から優秀な人材を集めるのに必死です。最近はアメリカの就労ビザ要件が厳しくなったのであまりこの手の話を聞かなくなりましたが、以前は国外で優秀な人材を青田買いのような形で採用していたようです。インド出身エンジニアの同僚曰く、アメリカのTech企業やConsulting企業が彼の大学で大規模な就職イベントを開き、多くの友人が採用されていったそうです。

シリコンバレーでは、社外でも凄い人に会う機会に事欠きません。ミートアップイベントに顔を出せば、GAFAをはじめUberやAirbnbの社員が普通に参加していたり、あとはTech業界でLegend扱いをされてるエンジニアに突然遭遇できたりします。

また、現地では日本人向けのイベントが月1・2回程度開催されており、そのイベントではアメリカで勤務している人達、日本から一時的に訪問してる日系ベンチャー企業の社員の方など、いろいろなタイプの方々に会えます。

身近な友人が億万長者に…

ベイエリアで何気なく暮らしていて気づくのが、周りに億万長者が一定数いることです。彼ら彼女らはスタートアップのCEOなどではなく、普通の会社員です。昔ユニコーン企業でSoftware Engineerとして長く勤めていた友人は、勤務先のIPO後、数年で100万ドル(約1億1000万円)のストックオプションまたはRSU(譲渡制限付株式)による収入を得て、120万ドル(約1億3000万円)ほどの新築コンドミニアムを購入したほか、車もTeslaにアップグレードしたと聞きました。

現地ではやはりTesla車が人気!?(著者提供画像)

2018年のベンチャーキャピタル(VC)による投資額は、サンフランシスコ (North Bay Area)とシリコンバレー (South Bay Area)を合わせると597億ドル (約6兆5670億円!)。 日本の国内総広告費に匹敵する数字です。アメリカ西海岸のスタートアップは依然として投資家に人気があり、そこで働く社員も株関連で“一攫千金”のチャンスに恵まれているというわけです。

AI系のスタートアップでResearcherをしていた別の友人は、会社が大手企業に買収されたことで同じく株の収入を得て、急いで預金先の金融機関を5-6行ほど探していました。具体的な金額までは分からないのですが、アメリカではFDICという団体が各口座ごとに25万ドル(約2700万円)まで保証する仕組みがあるだけに、おそらく彼は少なくとも100万ドル(約1億1000万円)以上の収入を得たと推測しています。

最近は Uber、Lyft、PinterestなどIPOラッシュの状態ですが、上場が噂されている企業に勤務している友人は、2019年に入ってからサンフランシスコ市内で必死に家探しをしています。現在、同市内で立地が比較的良い所では家の価格が最低200万ドル(約2億2000万円)はするので、今後数十年間でこの価格を払える金額を手にするのかと想定しています。
現地だと、こうしたことは珍しくありません。最近はこの手の話を聞いても、驚いたり嫉妬する気持ちも湧きません。「よくある話だな~」といった感じでしょうか。

露骨な成果アピールも…

優秀な人材が集まるだけに競争は激しく、故に仕事の評価はシビアです。上司、部下、同僚から評価をされる360度評価を採用している企業も多いです。この仕組みでは、あらゆる観点からフィードバックを受けます。上に立つ人も部下に評価をされるので、全く気が抜けません。

パフォーマンス評価の時期になると、社員達は露骨に仕事のアピールを始めたり、プロジェクトを終わらせようと躍起になったりします。評価がダイレクトにボーナスの額や昇格・昇給に関わってくるためです。

あるシニアエンジニアは、普段そこまでアウトプットを出していないのですが、評価の時期になると圧倒的な成果を上げ、かつ色々なコミュニケーションチャネル(メールやグループチャットなど)で成果をアピールします。評価期間外の成果は皆の記憶に残らないケースが多いため、ある意味理にかなっているのかもしれません。

個人的には短期決戦型で成果を出すのは性に合わないので、このシニアエンジニアの真似は決してできないのですが…。

常にパフォーマンスを意識せざるを得ない環境下では、成果を出してる時期は気分良く働けます。一方、成果が出てないと精神的にきつく、成果が出やすい別のプロジェクトやタスクを探したり、既に出てる小さなアウトプットを頑張って膨らませるなど、必死にもがくこともありました。

仕事を忘れさせるお洒落なオフィス

評価が厳しい半面、就業環境には恵まれています。現地Tech企業のオフィスは社員にリラックスしてもらうため、ソファーが至る所にあったり、卓球台が置いてあったり、様々な工夫が凝らされてます。多くの企業はオフィスをデザインできる人材を雇い、社員が過ごしやすい環境を作っています。

以前訪問したAirbnbのオフィスではエリアに地名がついており、その地の雰囲気を再現していました。例えば「Mumbai」エリアは、まさにインドのような雰囲気です。また、会議室がアパートの1室のようになっており、各部屋はそれぞれ異なる個性的なデザインでした。オフィスが至る所でお洒落だったり、遊び心があったりするので「働いている」という感覚を忘れることもあります。

2017年に日本に上陸したWeWorkのワークスペースはベイエリアやニューヨークのTech企業のオフィスに雰囲気が近いため、WeWorkを訪れるとどんな環境か想像がつくかもしれません。

想像以上の多様性、LGBTQも「普通」

言うまでもなく、シリコンバレーのTech大手には、色々な国から来た社員が在籍しています。インドや中国を筆頭に、東南アジア、ヨーロッパ、南米などなど。日本人の数ですが、残念ながらインドや中国と比較すると少ないですが、一定数います。

社員は国籍がバラバラですが、互いを尊重しつつ、上手くチームとして機能しています。国や文化が違うことによるトラブルもゼロではないですが、会社や部門はこの違いを乗り越えるための制度などを準備しており、また基本的に個々の社員も異なる文化を尊重する意識を持っています。

アメリカの企業で外国人として働いていますが、幸い社内のアメリカ人は外国人に対して広い心で接してくれ、また周囲に外国人が多くいるため孤独を感じることはほとんどありません。

また、Tech企業は性別や性的指向の多様性を推進する傾向にあります。各企業が積極的に女性エンジニアを増やそうとする団体(Girls Who Code等)をサポートするほか、現地にはTechnology業界に勤務する女性が中心となる団体(Tech Ladies等)も数多くあります。社内にも女性社員は数多くいて、性別に関わりなく、仕事のできる人にチャンスが与えられる環境が整っていると感じています。

女性の権利向上など推進するWomen’s Marchの一幕(サンフランシスコ市内、著者提供画像)

6月は「Pride Month」というLGBTQコミュニティーのこれまでの発展を祝い、また現在の課題を認識するための月間でした。毎年各地でイベントが開かれており、サンフランシスコでは市のメインの通り(Market Street)が封鎖され、パレードが行われます。GAFAをはじめTech企業はもちろん、Finance企業やConsulting企業など、多くの企業がこのイベントに参加しています。社内にもLGBTQの社員が一定数おり、中には同性結婚をしている人もいます。

国籍、性別、性指向など様々な観点で多様な環境にあり、またこれら多様なカルチャーを尊重する空気があります。 多様な状況が「当たり前」の雰囲気になっており、ワーキングマザーが子供のために早退するのも、男性社員が配偶者の男性をパーティーなどに連れてくるのも、「普通のこと」と認識されています。

以上、驚いたことを中心にピックアップしました。最初は日本との違いに戸惑いカルチャーショックの連続でしたが、しばらく経った今ではこの環境に慣れ、心地よく過ごしています。

次回はアメリカのSoftware Engineerの給与や転職事情を書く予定です。

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