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「経験はもう関係ない」 若手がビジネス変革をリードするダッソー・システムズ

sponsored by ダッソー・システムズ

3Dエクスペリエンス戦略で世界をリードし、製品設計、生産、保守に変革をもたらし続けるダッソー・システムズ(本社:フランス)。日本をはじめ140カ国以上に展開する、世界的大企業の“正体”に迫ります。

今回は、ダッソー・システムズ株式会社代表取締役社長の山賀裕二氏と、テクニカル・ディレクターのセバスチャン・カーデット氏が登場。会社のこれまで、現在、そして未来について語っていただきました。

〈Profile〉
写真右/山賀裕二(やまが・ゆうじ)
ダッソー・システムズ株式会社 代表取締役社長。
1983年に慶應義塾大学法学部卒業後、日本アイ・ビー・エム入社。同社に24年間在籍後、2007年にマイクロソフト(現・日本マイクロソフト)に入社し、執行役ビジネス・テクノロジー統括本部長、執行役常務クラウド事業推進担当などを歴任。2015年にセールスフォース・ドットコムの専務執行役員エンタープライズ営業担当に就任後、2017年に同デジタル・イノベーション事業統括として顧客企業のデジタル変革プロジェクトの推進を指揮する。2017年11月にダッソー・システムズ株式会社、ソリッドワークス・ジャパン株式会社の代表取締役社長に就任。
 
同左/セバスチャン・カーデット
ダッソー・システムズ株式会社 テクニカル・ディレクター。
フランスにて工学修士取得後、2001年にダッソー・システムズ本社へ入社。R&D、インダストリーサービス、セールス部門を経て、アジアにおけるインダストリーサービスの立ち上げや、大手顧客企業において複数の大規模プロジェクトをリードするため、2009年1月にダッソー・システムズ株式会社へ転籍。2015年、ビジネスコンサルタントヘッドとしてテクニカル・セールス部門へ異動、2018年にテクニカル部門リーダーに就任。

 

 

ダッソー・システムズはなぜ、「世界で最も持続可能性の高い企業」なのか?

――ダッソー・システムズはこのたび、コーポレート・ナイツ社が定める「グローバル100」の1位に輝きました。その価値とはどのようなものなのでしょうか?

山賀:世界で最も持続可能性の高い企業を評価するランキングです。年に一度、世界経済フォーラム(通称:ダボス会議)に合わせて発表されます。持続可能性が高いということは、産業界に限らず、社会・人類が持続的に発展していくために貢献していることを意味しています。

当社は、2013年からランキング50位以内をキープしつづけ、ついに2018年、1位となりました。

――どのような点が評価されたと分析されますか?

山賀:財務状況や社員の構成など、公表されているデータをもとにランキングが作られるのですが、最も評価をいただいているのが「クリーン収益」という項目です。文字通り、“環境に対してどのように貢献できているか”について評価されたわけですが、端的にいえば、我々の製品やサービスを使うことによって、多くの企業が事業活動に伴う環境負荷を下げている、ということを評価いただいています。

私たちの主要顧客である自動車産業を例にご説明しましょう。自動車メーカーでは企画、設計を経て試作車を作り、実際に走らせて衝突させ、そのデータを取得して、また試作車を作り直すことを繰り返してきました。

しかし、コンピュータのバーチャルな環境の中で模擬実験を行えるようになると、実車の衝突実験数を減らせるので、スクラップも減ります。メーカーは、環境負荷の低減はもちろん、開発期間を大幅に短縮できます。模擬実験から生まれる膨大なデータは次の車づくりに生かせるので、新車開発におけるイノベーションにつながります。こうした私たちの製品やサービスが与えるインパクトが、特に評価を高めたと聞いています。

自動車のみならず、さまざまな乗り物でも同じです。例えば飛行機も、バーチャルな環境で試作機を飛ばし、実験を繰り返しながら開発する時代に入ってきています。

――評価を受けたことについて、社員の皆さんは、どのように受け止めているのでしょうか?

山賀:社員全員が誇りに思っています。ダッソー・システムズが「イノベーションの会社」として認められていることを意味しているわけですが、「イノベーションの会社」の定義には、二つあると思っています。

一つ目は当社のテクノロジーや製品そのものがイノベーティブであるということ。そして二つ目は、当社がお客様のビジネス改革や業績の発展に欠かせない戦略的なパートナーであるということです。

私たちは、イノベーティブな技術やソリューションを用いてお客様やその先の社会に大きく影響を与えていることを、日常の業務を通じて実感できています。それが客観的に評価されたという事実を、社員一人一人が誇りに思い、仕事のやりがいにつなげています。

また、持続可能性の高い企業として評価を受けるということは、当社の創業の理念が実現できていることの現れでもあると受け止めています。私たちが日々接している製品全般の価値、自然環境の維持、私たち自身の生活や生命、これら全てをテクノロジーによって調和させていくという理念が、私たちのビジネスの根本にあります。

――この評価を受け、さらに事業推進にも拍車がかかるようなイメージですね。

山賀:その通りです。まずは従来通り、自動車産業や航空産業のお客様を中心に、引き続きモノづくりを支援していきます。当社の3Dとプラットフォームの技術は、もともと航空機の設計のために開発されたものでしたが、今や自動車や造船、産業機械、ハイテクなどさまざまな産業で展開されています。設計だけでなく、製造技術や実機検証というフローにおいてもイノベーションを起こしています。さらには製造・生産の領域に至るまで、私たちが提供する製品やサービスが関わるプロセスの幅が広がっています。

現在、日本を含む世界の製造業が大きな変革期の中にあるといっても過言ではありません。昨今の「エクスペリエンスの時代」と呼ばれる市場においては、最終消費者、つまり製品を選ぶ側の判断基準が機能や価格から「体験」に変わってきています。ユーザーに良質で関心を持てる体験を提供できるかが重要で、これまで機能やコストに焦点を当ててきた企業側のモノづくりの仕組みやプロセスが大きく変わりはじめています。

そういった最終消費者のニーズを満たすものを作ろうとすると、たとえば一人ひとり異なる感じ方や嗜好を、どのように形にしていくのかが重要になってきます。ところが、最終消費者から離れた場所で、商品企画の専門家が企画し、設計の専門家が設計するといった縦割りの分業制でモノづくりを進めていくと、一つ一つの領域での完成度は高くても、トータルでは必ずしも世の中のニーズに合致していない、ということが起こります。

それならば、例えば構想を練る人や企画を作る人、デザインをする人、製品の設計をする人など、モノづくりにかかわるすべての人たちが集まり、専門知識や技術を共有できる「場」を用意して、「一発OK」のモノを生み出していく、そんな作り方に変わっていくでしょう。モノづくりのプラットフォームという考え方です。

最終消費者のニーズは目まぐるしく変わりますので、これらのニーズにタイムリーに応え、また新たな市場を創造していくためには、製品開発の期間も短縮しなければなりません。例えば3年から1年に、あるいは1年から半年、1か月にと変わるでしょう。同時に産業構造も勢力図もどんどん変わります。当社はそうした変化の中で、お客様を支える中心的な存在として活躍していかなければならないという、強烈な使命感を持って事業に取り組んでいます。

さらに当社の3D技術は、モノづくりだけではなく、医療やスマートシティなど、イノベーションを必要とするあらゆる領域に活用の場が広がってきています。医療でいえば、例えば人の心臓の構造を3Dのデジタルモデルで再現することができます。血流や筋電位の変化も正確に再現できます。世界中の医師たちがそれを用いて、手術の方針を検討したり、新しい医療機器を装着したときの影響を確かめたりしています。

“世界を変える”2大プロジェクトの裏側

――ダッソー・システムズの技術力が存分に生かされている事例を、さらに詳しくお聞かせください。

山賀:エクスペリエンスの時代のモノづくりのプラットフォームというコンセプトは、ECCO(エコー)というデンマークの企業と進めるプロジェクトでも体現しています。エコーは店頭に設置した3D足型計測器で、お客様の足形や歩き方の特徴についてデータを収集します。そのデータを基にダッソー・システムズのクラウド技術が、お客様の足にぴったりのミッドソールの形を瞬時にデザインします。ミッドソールはそのまま店頭の3Dプリンターから出力し、お客様は測定から1時間で、自分だけのミッドソールが装着された最高の履き心地の靴を受け取ることができます。

店頭で計測を行うシューズ・メーカーは他にもありますが、計測データを工場に持ち帰り、約1-2カ月後に完成するのが一般的なパターン。それが店頭のみで、しかも1時間で完結するのですから、そのインパクトは大きいものです。2019年2月に東京の百貨店でデモ販売を実施し、非常に大きな反響がありました。

この取り組みは、日本の産業、特にモノづくり企業に大いに刺激を与えることとなりました。言ってみれば、こうした作り方は靴に限った話ではなく、例えば自動車であれ何であれ、そういう作り方があってもおかしくないということなのです。

――この画期的なプロジェクトは、どのような発想から生まれるのでしょうか。

山賀:必ずしも自分たちが常に新しいアイデアを持っているわけではありません。大切なのはお客様とのビジネス・ディスカッションです。お客様と共に、ビジネスの3年後、5年後を見据えたときにどうあるべきかという議論を重ねる中から新しいプロジェクトが生まれます。テクノロジーはあくまで、お客様のビジョンを実現するための方法論や手段に過ぎません。一緒に議論を重ねる、初めてテクノロジーが力を発揮します。

世界中のITやソフトウェア会社の多くが、“デジタル化さえすれば効率化できる”と言います。しかし、それは単に「これまでのやり方」を効率化させることに過ぎません。ダッソー・システムズは、お客様と共に将来のビジネスのあり方を考え、まったく新しいやり方、新しいアプローチを提案し、ITの力でともに実現しようというビジネスモデルです。これは大きく異なるのです。

――ダッソー・システムズの技術の活用領域の広がりが感じられる別の事例についても、詳しく教えてください。

山賀:スマートシティのプロジェクトについて説明します。そこには当社の3Dモデリングとシミュレーション、そしてビッグデータ解析といったテクノロジーが活用されています。まず、リアルな街を3Dモデル化し、それを用いて風の流れや熱の分布といったさまざまなシミュレーションを実施するというものです。

例えばシンガポールは、東京23区と同程度の面積を有し、人口密集が課題の一つになっている都市です。50年先を見据えたときに、どのような街づくりを進めていくべきか、自治体や政府、さまざまな事業者はもちろん、住民も交えながら、議論が進んでいます。その中で、公園や道路、ビルなどを含むシンガポール全土を3D化し、未来の都市像をシナリオ化してシミュレーションし、意思決定に使っていこうというプランが生まれました。

例えば、ビルに囲まれたある区画には、熱や湿気がこもり疫病が拡散しやすくなるだろう、といった予測シナリオを立てることで、街区の構造を変える計画につなげます。あるいは日照時間や日照の角度、それによって生まれる建築物の影を把握しながら、いっぽうで消費電力量の変化を把握して組み合わせると、どこにどれだけ太陽光パネルを設置すれば消費電力量の何パーセントをまかなえるか、といったことも分かります。もちろん災害対策にも生かせます。シンガポール国立研究財団が私たちの技術力に信頼を寄せてくださり、2015年からともにプロジェクトを立ち上げました。

今では、バーチャルな街の中で自動運転車がテスト走行をする、そんな応用も始まっています。同様のプロジェクトがシンガポールだけでなく、新たにインドやフランスなどの都市でもスタートしています。もちろん、日本国内でも関心は高まっており、関係省庁やいくつかの自治体、スマートシティに取り組む民間企業からお問い合わせをいただいている状況です。

――特定のテクノロジーに特化するかたちで成長していく企業は数多くありますが、ダッソー・システムズのように複数の領域で高い技術を持っているケースは珍しいのでは。それは会社の成り立ちと関係があるのでしょうか?

山賀:社会への貢献意欲が高く、“サステナブルな社会を作っていきたい”という軸がぶれることがなく、その上で魅力的な製品群を持つ会社を買収しながら拡大してきたという経緯があります。決して短期的な業績を上げるためではなく、理念に沿って買収してきたからこそ、複合的な力があるのは間違いありません。技術の組み合わせ方のバリエーションがどんどん広がっているのです。

ビジネスが大きく変わる、転換期にいるから面白い

――グローバルにおける日本法人の役割はどのようなものですか?

山賀:製造立国という歴史がある日本市場に対する期待値が高いことはひしひしと感じています。日本の製造業にはグローバルなマーケットでの競争力を高め一層成長していくための変革が待ったなしの状況にあり、私たちはお客様のビジネス成長を実現するための戦略的なパートナーとして活動しています。

――外国の方から見て、日本の市場にはどのような特色がありますか?

セバスチャン:日本企業の最大の特徴は、匠の技を持っているということ。それをいかに競争力に変えていくかということを、私たちは強く意識しています。そのために必要なことは、言うまでもなくグローバルチャレンジでしょう。

グローバルで見たときの日本企業の大きな課題は、開発のために時間がかかっていること。しかし、市場が変化するスピードはものすごく速い。その差は大きい。まだまだ日本にも出来ることはたくさんあるし、すぐに取り組むべきだと感じています。

山賀:現在は、まさに当社のビジネスの転換期、真っただ中にいると感じています。

当社の仕事のスタイルも、車や飛行機の設計など、既存のプロセスをデジタル化していくというこれまでのスタイルから、お客様のビジネスが将来、どのように発展していくべきか議論を重ねながら、テクノロジーを使って実現していくというスタイルに変わってきています。

仕事の進め方が大きく変わっていく中、過去の成功がまったく役に立たなくなっています。過去の成功にこだわっていたら、私たち自身が変わることができません。

セバスチャン:日本人は、失敗を恐れて挑戦しない人が多いのではないでしょうか。私たちフランス人も、もちろん失敗はしたくないのですが、失敗を恐れず、まずは挑戦します。何度かは失敗しますが、それは全く問題ない。今の私のチームメンバーは、どちらかというとコンサバティブなタイプが多いのですが、顧客のトランスフォーメーションをリードするためには、もっと革新的な考え方に変わらないといけません。

私の今のチャレンジは、メンバーのコンサバティブな考え方を変えていくことです。そのための取り組みをいろいろと試しています。例えば、個々人の持っている知識をシェアする仕組みを導入したり、外国人を積極的に採用したり、さまざまなトレーニングを導入するなどしています。効果は少しずつですが出てきていることを実感しています。

――最後に、若手求職者へメッセージをお願いします。

セバスチャン:最も大切なのは好奇心です。

昨年の就活時期にあった話をしましょう。面接で「なぜダッソー・システムズに入社したいのか?」と聞いたら、その学生は「アイアンマンが好きだから」と答えました。顧客とともに当社のソリューションを使ってアイアンマンを作りたい、主人公のトニー・スタークになりたいというのです。私たちはエネルギーや好奇心が強い若者に期待しています。

山賀:ECCOのプロジェクトもそうですが、経験を積んだからといって出てくる発想ではありません。好奇心がアイデアを生むのであれば、経験はもう関係ない。言い換えれば、当社に入れば若い方でも大きなチャンスがあるということです。ますます変化するマーケットにおいてビジネスの変革をリードできる、そうした立場で働くことができます。

必要となるのは過去の体験に基づいた成功ではなく、新しいビジネスにおける成功です。新しい社員もベテラン社員も横一線で活躍できる環境にあります。

ただし個人で仕事するわけではなく、あくまでチームで結果を出していくので、必要以上にプレッシャーを感じる必要はありません。意欲の高い人であれば、かなりエキサイティングな経験ができるでしょう。そういった方々に期待を寄せています。


 

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