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GAFMA各社の新卒募集職種と新卒に求める5つのスキルセットとは?

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はじめに

こんにちは!外資就活 コラムチームです。

前回の記事では、世界的に大規模なインパクトを与え続けている、Google Amazon Facebook Microsoft Appleの世界での存在価値と、それぞれの特徴的な事業を紹介しました。GAFMAの持つ無限大の可能性魅力を感じ、志望度が上がった方も多いのではないでしょうか。

一方で、
「GAFMA企業では新卒採用をどれくらい行っているのか?」
「ド文系の自分でも行けるのか?」
「どのような学生が求められるのか?」

などの疑問を持たれた方もいるのではないかと思います。

そんなみなさんの疑問にお答えするために、今回はGAFMA各社の

  • 新卒募集職種
  • 新卒社員に求めるスキルセット
  • 各企業の新卒採用概要(年により異なる場合あり)

についての情報をお届けしたいと思います。

実際に新卒募集している職種は大きく3つ

営業・マーケティング職

営業と一口に言っても、日本の名だたる企業をクライアントとするBtoBビジネスや、家電量販店へや路面店などのBtoCビジネスなど、様々な職種やフィールドがあります。

GAFMAのマーケティング職は、外資メーカーにおけるそれと同様、製品・サービスについての豊富な知識に基づいてクライアントやマーケットのニーズを把握します。そして、優れたテクノロジーがどのように自社サービスの成功に繋がるかの分析・検証を繰り返し、販売促進に繋げます。

カスタマーサービス職

顧客からの技術的な問い合わせへの対応を行います。電話の窓口で問題を解決することもあれば、直接クライアントのもとへ足を運び対面で相談を受けることもあるようです。また自社製品・サービスのトラブル解決だけでなく、クライアントのシステム構築や開発支援に携わる場合もあります。

エンジニア職

GAFMAの事業の根幹であるテクノロジー・サービスの設計、開発、リリースを行う職種です。世界中のユーザーのあらゆる利用シーンに役立つサービスを日々革新し続けるため、最新の技術に対応するスキルと広い視野が求められます。

GAFMAが新卒社員に求めるスキルセット

ズバリ、以下5点です。

①企業ミッションへの共感・カルチャーフィット
②人の良さ・チームワーク
③積極的な実行力(論理的思考能力・問題解決能力)
④英語や日本語での優れたコミュニケーション能力
⑤(エンジニアの場合)プログラミングの経験

それぞれについて詳しく説明していきます。

①企業ミッションへの共感・カルチャーフィット

GAFMA企業のミッションや価値観は、現在のグローバルマーケットにおけるポジションを築くことができた要因であり、意思決定の判断基準です。世界中のどこのオフィスでも、社員同士ならば、同じ価値観を共有し、彼らのミッションを達成するように動いています。

だからこそ、ES・GD・面接を通して、どのようにミッションに共感し、どのような価値観を大切にしているかを深く問われます。また「この学生と働きたいと思うか」という判断基準が設けられている場合が多く、企業文化・価値観へのフィットが重要視されていると考えられます。

なので、GAFMAの選考を受ける際は、まずこれまでの経験を整理し、それぞれどのように感じ、考え、行動に移してきたのかまとめると良いでしょう。そうすることによって自分が大切にしているものが見えてくれば、企業それぞれの価値観に対してどのように共感できるかを具体的に答えられるようになります。

②人あたりの良さ・チームワーク

GDから面接まで一貫して重要視されるのは、チームワークと人当たりの良さです。GAFMAでは部門を超え、国を超え、様々なバックグラウンドを持つ人々を巻き込んで業務をこなしていくことになるからです。
また、クライアント側に立つ、営業・マーケティング・カスタマーサポート職は、クライアントの秘めているニーズや問題を察知し、対応する力が求められます。

選考に挑むときは、以下の2つの点を意識するようにしましょう。
・フランクな雰囲気で、メンバー全員と協力して業務に取り組めるのか
・クライアントを安心させ、共感しながら、彼らの視点に立てるか

例えば、GDでは率先して議論をリードしていく学生だけでなく、

  • 発言の少ない人への気遣い
  • 議論のズレを俯瞰的にみて修正する
  • 人の意見を尊重しつつ、自身の意見を発信できる

といったことができる学生が内定を獲得しています。

③積極的な実行力(論理的思考能力・問題解決能力)

GAFMA企業の新卒トレーニングは、短期間しか行われません。まずは基本的な企業のミッションや価値観、または企業文化について教えられますが、その後はOJTなどを通して業務内容を理解し、実践的に仕事をこなす必要があります。

その時に、分からなければ自ら社員に質問をしたり、問題点を見つけマネージャーなどに相談したりする積極性がなければ生き残ることができません。また、自身で目標を設定し、自他のリソースや情報を使いこなし、思考しながら目標を達成し続ける力が必要です。

つまりGAFMAは、”指示待ち人間”より、”セルフスターター”が強く求められる刺激的な環境です。

なので面接に臨む際は、自身のこれまでの経験に関して、

  • どのような動機で
  • 何を目標に
  • どのように思考し
  • 何に対しどのような貢献をしたのか

をしっかりまとめておくと良いでしょう。

④英語や日本語での優れたコミュニケーション能力

ここでのコミュニケーション能力とは「相手のニーズを深く理解した上で、理にかなった意見や提案を発信する力」です。

社員全員がバイリンガルであるわけではありません。しかし、GAFMAの世界規模のビジネスを理解するためには、英語に対して抵抗のない態度がまず必要不可欠です。また海外オフィスに在籍する社員とのミーティングや、業務資料の作成など、社内外の様々なケースで英語を使う機会が発生します。そのため、高水準のコミュニケーション能力も併せて求められます。

GAFMAの選考では、GDや面接が英語で行われることもあります。英語に自信が無い場合は、物怖じせずに堂々と自身の意見が言えるように準備しておきましょう。

⑤(エンジニアの場合)プログラミングの経験

エンジニアの選考で課されるコーディングテストでは、今まで自分が扱ったことの無いプログラミング言語でコードを書かなければいけない場合もあります。しかし課題解決能力や論理的思考など、選考で見られている基本的なポイントはどのような出題でも変わりません。様々なジャンルの言語に手を出すのも悪くはありませんが、コーディングに必要な基本的な思考能力をしっかりと身に着けておくことが重要です。

各社の新卒採用の仕組みと職種

それぞれの企業がどのような職種で、どのような選考の新卒採用を行っているのか、以下にまとめました。

注意:GAFMA企業の選考は年々変化し続けています。以下の情報はあくまで参考までに留めておいてください。

Google

対象職種
・GCS(Google Customer Solution)
・GCC(Global Customer Care)
・Cloud Engineer / Software Engineer
新卒の選考フロー
2〜3月:英語履歴書、カバーレター提出
4月中旬:グループディスカッション
4月下旬〜6月:面接
求められる人材
Googleらしさ「グーグリネスがあるか」、高い倫理観、イノベーティブな考え方を持っているかが重要視されるようです。また、Googleという企業のプラットフォームを使い、自己実現をしたいと考える学生が内定を獲得しています。

Apple

対象職種
・セールス(インターン)
・マーケティング(インターン)
・エンジニア(インターン)
新卒の選考フロー
通年採用ポストあり。インターンからの新卒採用を去年から再開しているようです。
ボストンキャリアフォーラム・東京キャリアフォーラム・LinkedIn / 採用ホームページから応募
面接(職種により異なるが比較的回数は多い)
求められる人材
Appleという企業、製品、サービスに情熱を持っている人。パッションを持つ人。また、それぞれの職種に関する専門知識が問われるようです。

Facebook

対象職種
中小企業セールス(シンガポールオフィスでの勤務、クライアントは日本の中小企業)
新卒の選考フロー
東京キャリアフォーラム
電話面接(1~2回)
対面面接(1~2回)
求められる人材
シンガポールでの勤務のため、英語と日本語両方のコミュニケーション能力はもちろんのこと、どちらの文化にも溶け込めるような力が求められるようです。内定者には帰国子女や留学経験者が多いようです。

日本マイクロソフト (2021年卒情報)

対象職種
・テクノロジースペシャリスト
・技術営業
・営業・マーケティング
新卒の選考フロー
<サマーインターンコース>
4月〜5月:プレエントリー・本エントリー
5月〜6月:各種選考・アセスメントセンター
8月〜9月:サマーインターン
<ビジネスコンテストコース>
4月〜5月:プレエントリー・本エントリー
5月〜6月:各種選考・アセスメントセンター
7月:ビジネスコンテスト
<選考会チャレンジコース>
4月〜5月:プレエントリー・本エントリー
5月、6月、8月、9月:各種選考・アセスメントセンター
求められる人材
マイクロソフトのミッションに強く共感し、自身がテクノロジーを通して作りたい世界観を持っているかが重要視されます。また、他者を受け入れながらも、自身の意見を物怖じせず発言できる人が内定する傾向にあります。

Amazon / AWSサービス

対象職種
・Businessコース(コンシューマー、AWSジャパン事務系総合職)
・Managerコース(FC:エリアマネージャー、CS:チームマネージャー)
・Specialistコース(ファイナンシャルアナリスト、サプライチェーンスペシャリスト)
・Techコース(Software Development Engineer、オペレーションエンジニア、AWSソリューションアーキテクト、AWSクラウドサポートエンジニア)
新卒の選考フロー
<サマーインターン選考>
6月:エントリーシート提出
7月:グループ面接、個人面接
8月:サマーインターン
9月:面接
<本選考>
2〜3月:エントリーシート提出
4月:グループディスカッション
5月:面接(数回)
求められる人材
Our Leadership Principles」が採用の基準になっており、自身の経験とそれぞれの項目が全て結びついているような人材が求められています。特にCustomer Obsession は、Amazonのビジネスや文化で最も強調されているものです。相手の気持ちを汲み取り、相手の視点に立ちながら、思考し行動を考えられる人が内定を獲得しているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、GAFMAの人材に求めるスキルセットと、新卒採用の募集職種についてお話しました。選考準備の際は、まず自身の経験・それから導き出す価値観と企業が求める人材像を照らし合わせ、矛盾が無いか考え抜いてみてください。

またGAFMAの採用はスケジュールや採用フローが募集ポストによって大きく異なります。常に最新の情報をキャッチアップし、入念に下調べを行うようにしましょう。

では、次回の記事も楽しみにしていてください!

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