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外銀・外コントップ企業をすべて辞退しベンチャー企業を選んだ男の、苦悩と成長の軌跡

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〈Profile〉
金森憲斗(かなもり・けんと)
株式会社Datachain 事業開発マネージャー。
東京大学工学部出身。

 
「事業を開発する、という事業。」

デジタルコンサルティング等の領域で急成長を続ける株式会社Speeeは、自らの事業内容をこう定義している。テクノロジーを活かしながら、既存のビジネスを柔軟に組み合わせて、新しい価値・サービスを次々と開発し続けること。それこそが、Speeeの推進する事業だ。

今回取材した金森氏は、その中でも最先端の取り組みである「Datachain」を立ち上げた4人のうちの1人。現在は事業開発マネージャーとしてDatachainに携わっている。

Speeeから2018年3月に分社独立した株式会社Datachainで、「世界中のデータをブロックチェーンによって安全に共有できるようにする」というビジョンを実現するために奔走している金森氏。3年前、世界トップと呼ばれる外資投資銀行・外資系戦略コンサル・IT系メガベンチャーの内定を取得しながら、それらを辞退してSpeeeへの就職を決めた。その選択がもたらした苦悩と成長の軌跡を追う。

 

毎月、「異動」を言い渡された。自分だけの力では乗り越えられなかった

――外コンや外銀のトップティアを蹴ってSpeeeへの入社を選択されたわけですが、この3年間で「やはり外コンに行けば良かった」と思ったことはありませんでしたか?

金森:「外コン、外銀に行けばよかった」とは思いませんでしたが、苦しい時期もありました。

Speeeは本当にたまたま外銀インターンの練習として受けたんです。応募した時は何の会社かはよく分かっていませんでしたし、何をするかもちゃんと理解していませんでした。

ところがそこで出会ったSpeeeの人たちが、僕の予想をはるかに超えたレベルで事業推進、未来の事業について深く議論していたんです。こういう人たちいたんだって純粋に思いましたね。

僕もその議論に混ぜてもらったりして、事業をつくることを考えるって楽しいなと肌で感じまして。皆がそれぞれ、Speeeの事業を通して世の中に価値を提供することを本気で考えながら仕事をしていることが伝わってきました。他の会社ではこういう体験はできませんでしたね。

代表の大塚も事業部長たちも、本当に楽しそうに事業やミッション、そして未来の話をしており、この人たちと同じ景色を見たい、同じように語りたいと思ったことが、入社を決めた1番の理由です。

ただ、いざ入社して一緒に仕事をしてみると、彼らのレベルについていけず、最初は全然楽しくなかった。
Speeeに入社を決めた選択自体は間違っていなかったと自信を持っていえます。しかし、自分の未熟さゆえに、彼らとの差を感じる度に過度な焦りやいら立ちを感じていました。目線の違いを受け入れられず、焦って、環境のせいにして、なんでこんなに苦しいんだ、といつも思っていました。

――その状態をどうやって乗り越えられたのでしょうか。

金森:正直に言えば、すべて自分の力で乗り越えたわけではありません。周りのメンバーの手厚いサポートがあって今に至っています。

2年目に新規事業戦略室に異動したのですが、この時期が一番きびしい時期でした。当時、新規事業戦略室では既存事業の立て直しも行なっており、事業立ち上げとはまた違った緊張感がありました。

そんな中、新規事業戦略室のメンバーは、現在DatachainのCEOである久田をはじめとして、事業立ち上げを何度も行ってきている猛者ばかり。とにかく何かをやってみせて、事業に貢献しないと居場所がなくなる。

そんな焦りもあって、死ぬ気で働いていました。しかし、異動当初は全くバリューが出せず、他メンバーとの事業に対する貢献度の差は、フィードバックされるまでもなく歴然でした。

今でこそ笑い話として話せますが、異動して1カ月で久田から「金森くん次第ですが、異動しますか?」と言われて。「あ、終わった」と思いましたね(笑)。

ただ当時、新規事業戦略室も全く人手が足りていなかったので、今ではなく来月から異動だ、ということになり、そのまま4カ月間、毎月「来月から異動だ」と言われ続けました。その間、とにかくバリューを出すことだけを考えて働きましたね。

そして5カ月目のタイミングで久田から「一緒に新しくて面白い大きな事業を立ち上げよう」と言ってもらえた。そこからDatachainを立ち上げたんです。

後から知ったのですが、裏では新規事業戦略室で苦戦している僕を見て、久田はもちろん他部署の先輩たちが「うちの事業に異動させるのはどうか」と、僕の次の挑戦やキャリアについて考えてくれていたんです。

現場では非常に厳しいですが、こうして裏では自分のキャリアや成長を考えてくれていたことは非常に驚きました。恵まれた環境で精一杯目の前のことだけに取り組むことができたからこそ今があり、この場に座っています。本当に彼らには感謝しかありません。

――でもそれは、5カ月目には金森さんが必要とされた、ということですよね。それまでの4カ月で、ご自身にどのような変化があったのでしょうか。

金森:事業に対する姿勢が180度変わりました。それは事業立ち上げに成功したメンバー達が近くにいたこと、何より過去にいくつもの事業を立ち上げている久田と密に働けたことが大きいです。そこで事業を成功させるための信念を強くもった久田の姿勢を間近で見ることができ、仕事への価値観が変わりました。

彼は本当に、ミッションに対して真っすぐなんです。その姿勢をすぐそばで見ているうちに、あぁミッションドリブンとはこういうことか、と。

久田はSpeeeの創業からこれまでに何度も事業を立ち上げてきました。スピード感と精度の高さを両立した彼の意思決定を毎日体験できたことにより、事業開発という分野においては最短で成長できたと自負しています。大変でしたが、楽しさもあり、今思えばとてもありがたい環境でした。

我々Speeeにおいてのミッションドリブンというのは、掲げているミッションと自分及び自社の現状の差を厳しく見定めて明確にし、差分を埋めることに全力を注ぐ姿勢です。他人との相対比較ではなく、目標と現状の差を、とにかく厳しく見極める。その厳しさの濃度で、その人が本当にミッションドリブンに動けているかが決まると思います。

ミッションって、事業部ごとに設定されているんですが、僕個人が好きなSpeeeらしさの一つとして、社員個人のやりたいこと、成長すべきところ、組織として貢献すべきこと、これらを全て踏まえた上でバランス良いミッションを個人が設定できるようにすべく経営陣が全力で考えてくれることです。センスの良いミッション設定じゃなかったら今手に入れた成長は絶対になかったですね。

 

純粋に理不尽な状況。それが事業家として成長させてくれる

――今、金森さんが全力で追いかけているミッションについて教えてください。

金森:僕個人の役割でいえば、行政機関との交渉やビジネスモデルの設計、採用設計から実行まで様々ですが、それらはすべてDatachain社の掲げるミッションの達成に繋がっています。

Datachainは、新たな社会インフラとなるデータプラットフォームを作ることがミッション。ビッグデータやAIといった単語が当たり前になった現代では、すでにあらゆるデータが活用されていると思われるかもしれませんが、まだそうはなっていない。

各企業の顧客購買データや会員情報といった基幹データは、なかなか表に出てきません。それぞれの企業にとって極めて重要なデータですから、当然といえば当然ですよね。

でも、あらゆる産業で正確かつ膨大な“データ”が重視されるこれからの時代において、このままでいいはずがありません。

これまで出せなかったデータを、ブロックチェーン技術を駆使して完全にセキュアな状態で共有できるようにする。そうなれば、マーケティング領域はもちろん医療や行政といった分野でも、大きな革新が起こるはずです。

――どのようにしてそうしたミッションにたどり着いたのでしょうか?

金森:元々Speeeは社会の不を解決することが使命なので、新しいデータインフラが必要とされている時代において、この事業にたどり着いたのは必然だったともいえるでしょう。ただ、ここまでくるプロセスは容易ではありませんでした。

私たちのスタンスを表す言葉として、「未来の解像度を高める」「波紋を仕掛ける」といったフレーズがあります。“やってみた結果こうなりました”ではなく、できる限りクリアに未来を見据えて、狙った通りの結果を出すというような意味です。

そのため、我々の事業創造における思考プロセスは、極めてロジカルかつ綿密です。

まずはあらゆる角度から、世の中の企業をこれでもかというくらい定量的にリサーチします。世の中の流れ、各業界での動きなどのマクロ視点、そして時価総額や直近の売上、利益、伸び率、資金調達額といったミクロの指標から有望な領域を探し出し、そのビジネスに我々が参入するかどうかのデータをできるだけ集めます。日本国内はもとより海外も調査します。

こう書くと当たり前のように聞こえるかもしれませんが、我々はこの作業をとても大切にしています。なぜならチーム一丸で徹底的に調べる中で生まれるディスカッションの濃さのみが事業アイデアを磨いていき、成功確率をあげると信じているからです。事業ドメインを選定することは大事なゴールの内の1つなのですが、そのために各バーティカルで数百社調べ上げることはざらです。

根気のいる作業ですが、多くの企業を調べることにより各領域でのトップ企業及び新興企業が、どのような意思を持ってそのドメインに参入したのかが見えてきます。最終的に集めた多くのデータを精査し、徹底的に議論し、数年後の未来を見据えどのような市場で何の事業をするか決定します。

ここまでやり切るので、一見とても大胆に見えるような事業ドメインでも、我々は一歩踏み込んで挑戦することができます。

その中で見えてきた一つが、ブロックチェーンでした。日本国内ではそこまで動いていない領域に見えますが、世界各国では期待値が高く、ブロックチェーンを軸とした様々な事業に対して多くのベンチャーキャピタルが投資をしてきています。現に、ブロックチェーンに投資をするベンチャーキャピタルの数は現在600に及ぶともいわれています。

単純な投機目的のプロジェクトではなく、世界をより良くするためのものとしてブロックチェーン技術に熱量を注ぐ多くの優秀な人達が、様々な領域にチャレンジをしていたことが魅力的に見えた点の一つです。

そして、ブロックチェーン×データという領域に絞って調査を深めていった結果、新領域であるが故に調査段階で答えを導くために多くの障壁がありましたが、我々の考える構想で世の中に価値が出せそうだという結論に至りました。

――そこまで徹底的にリサーチされるのはすごいですね。

金森:他社のやり方を知っているわけではありませんが、たしかに我々ほど自社内でやり切っているところは少ないかもしれません。それでも、リサーチから10個以上の事業候補を作成し、Datachainの構想を練り上げるまで、およそ2カ月。Speeeでの新規事業立案の時間軸は非常に早く、毎日が試行錯誤の連続です(笑)。

もちろんトップのコンサルティング企業なら、こうしたリサーチやビジネス設計は経験できるかもしれません。ただ、ゼロイチで事業を実際に立ち上げる経験ってなかなか他ではできないですし、体験としてとても貴重だと思います。すべての責任が自分に返ってくるわけですから。成果の要因も批判される原因も自分以外にはありません。

事業家って事業をやることでしか成長できないと思っています。純粋に理不尽な状況において、どのようにして事業を作り出し成功させるか。障壁しかない中で針の穴を通すような勝ち筋をいかに見つけるか。

そういった実際のトライアンドエラーの経験を積み重ねて、事業家として成長していくんだと思います。

 

モチベーション高く事業家としてプロダクトに取り組むという魅力

――就職活動中の皆さんに、企業選びのアドバイスをお願いします。

金森:当時は年収やネームバリューなども意識していたので、外銀・外コン企業から内定をもらったことは純粋に嬉しかったですが、事業家としての大塚や久田と面談をした際に受けた感動ともいえる衝撃にはかないませんでした。それが僕がこの会社を選んだ純粋な気持ちです。

周りは色々言うかもしれませんが、僕はとことん考え切った上で、最後は直感で選ぶことが大事だと思います。就活生の皆さんには、選考が進み会社の人と会っていく中でそういう直感を大切にしてほしいと思います。

会社にはそれぞれの、例えばコンサルにはコンサルの、事業会社には事業会社の良さがあるってよくいいますよね。もし事業家としてのキャリアパスに興味があるならば、既存の事業を大きくする、または新規事業に情熱的に取り組んでいる志高い企業を受けることをオススメします。

今だから分かりますが、事業家として最短で成長するためのキャリアパスとして幾つか条件があると思っています。

新規事業部が実際に機能していること、最先端テクノロジーを活用して社会的意義がある事業にチャレンジしていることなどありますが、特に大切なこととして挙げたいのが成功体験を持つ事業家、起業家と共に働ける環境に身を置くことです。Speeeがまさにそうだったので、僕の直感は当たりましたね(笑)。

Speeeは「解き尽くす。未来を引きよせる。」というミッションを掲げて、既存事業のさらなる成長のための努力を惜しまず、そしてDatachainのような新たな領域に積極的にチャレンジし続ける会社です。

未来を予測して事業を作ること、自らリードして事業を推し進めること、世の中を変える可能性のあるプロダクトを作ること。これらに興味がある人にとってSpeeeはチャンスがある会社だと思います。そんな軸を持った人と一緒に働けたらとても嬉しいですね。


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