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就活で本当に大事なこと、それは「0」。理屈を脱ぎ捨てたスーパーエリートがたどり着いた結論

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〈筆者プロフィール〉
ブル高
シンプルなアホです。
首都圏の国公立大学に通う理系院生。専攻はエネルギー工学。面白いと思ったテーマは何でも書いていきます。
・ツイッター→@tiojobtzp

・note→https://note.mu/burudora
・ブログ→http://tio-jobtzp.hatenablog.com/

 
こんにちは。「外資就活ドットコム」でコラムを寄稿することになりました19年卒、ブル高と申します。

スーパーエリートである私が皆様に、就活のなんたるか、イロハというイロハをお伝えできればと思います。ですが、このコラムから有益な情報を得ることはないことをご了承ください。日々様々な場面で緊張を強いられる皆さんにとって、一息つける場になればと思います。かなり比喩表現が多くなることをお許しください。

まず、みなさんにはじめにお伝えしたいことがあります。時間は有限です。特に先を読むエリート人生において、無駄にできる時間など1秒もありません。

考えるべきことは山積みです。自分がどんな企業で、何を行い、どんな裁量と収入を望み、何をアサインされたいか、どうアジェンダするか、生まれる子供はどこの企業に就職させるべきか、ゴリラはなぜすべて血液型がB型なのか、私たちの地球はどこから生まれてこの先どこに向かっていくのか?

それをしっかりと思考するためには膨大な時間が必要です。

貴重な皆様の時間の為にも、このコラムから得られる最終的な結論を示しておきたいと思います。
 
 
 
このコラムから得られる知見と結論。
 
 
 
それは。
 
 
 
ゼロ。
 
 
Null。無。
 
 
 
完全なる無。
 
 
 
一切このコラムから有益な情報を得ることはありません。 膨大な時間の消費があなたに襲い掛かり、読後に著しい後悔に襲われることでしょう。

しかし、それで良いのです。すべての情報はいずれ朽ちてしまうものです。世界を、宇宙を、森羅万象をご覧ください。

栄えるものは、いずれ桜のように散り行き

六本木のビルも、いずれ砂のように崩れ落ち

野生の山鹿が線路を歩く荒野の東京には、

祇園精舎の鐘の音が美しく響くことでしょう。

えーっと、何の話してたんでしたっけ?

「本日はお忙しい中ご足労いただき、誠にありがとうございました」

前置きが少し長くなりましたが、私が何者かを書いていこうと思います。

おっと、失礼。

優秀な皆さんですから、私がどのような経歴なのかを語るまでもありませんでしたね。

既に先ほどの文章から私の経歴を鬼の如しロジカルシンキングで察し、「貴重なお話ありがとうございました」と口にしていると思います。

しかし、甘い。

私はすでに皆さんが発声するより先に「本日はお忙しい中ご足労いただき、誠にありがとうございました」 と発したことにお気づきでしょうか?

そう。

これが、違いです。

聞いたことをそのまま理解するのが、凡人。

聞いたことから先を予測するのが、エリート。

更に先を読み過ぎて通常の会話が成立しなくなるのが、スーパーエリート。

これが、エリートとスーパーエリートの違いです。

おや?

何を言っているのかわからないという顔をしていらっしゃいますね。大丈夫です。私も何を 言っているのか一切自分で理解していません。

これらの文章は一切の論理性を放棄し、すべて私のバイブスのみで書かれていることを感じられるでしょうか?

OK。すでにバイブスは満タンのようですね。しかし、まずは落ち着いてグルーヴ感を感じてください。 yeah!

それでは、ご清聴ください。

すべての就活生に、この歌を捧げます。

「スーパーエリートが学んだ就職活動の必勝法、及び本当に大事なこと」

ぶれてしまうなら軸なんかいらない

就活において大切なものとは何でしょうか?学歴?学部?年齢?実績?

いえ。違います。学歴も立場も実は就職活動においてほとんど関係ないのです。流転する万物と森羅万象をご覧ください。

最も重要なのは「軸」です。

母なるコスモを支える、地球における「地軸」や幼き日に遊んだ、回転するベイブレードを思い浮かべていただければ、容易に想像がつくはずです。

今後光速でガイアドラグーンの如くPDCAサイクルを回転させる必要がある私たちは回転する為に確固たる質実剛健な軸を定める必要があるのです。

では、考えてみてください。

あなたの軸とは何でしょうか。社会貢献?収入?幸せのため?とにかく勝ちたいから?あるいは恋人のためかもしれません。

そして、先ほどお話をしたように自分を支える重要な存在である軸がぶれていれば面接においても評価されません。

何をしてきて、何を成したいか。それを面接では一貫して伝える必要があります。

昨日までは政治を学びNPOでの社会貢献。しかし、突然年収の高い仕事をしたくなった。それでは通用しません。

ですが、人というものはぶれるもの。昨日の意気込みも眠ってしまえば忘れてしまう。人の心や軸も流転する万物の一種として変わってしまいます。

では、面接で通用する強固な自分軸を定める為にはどうすればよいか?

そう思うかもしれません。しかし。違います。軸を強化しても、諸行無常。すべてのものは いずれ崩れてしまうのです。

人は軸があるからぶれてしまう。軸があってぶれてしまうなら軸を作らなければよい。そう、何も考えなければいい。 軸を「無」にするのです。

自分の心にある言葉で空気を作り出せ

次にスーパーエリートの私から軸を「無」にした場合の実例を出していきましょう。

面接で「なぜ弊社を志望したのですか?」。これは面接で頻出の質問です。この時、焦りと軸の弱さのせいで上手く答えられず面接に失敗してしまう方もいるのではないでしょうか?

今までは軸がぶれていたから上手く言えなかった。つまり逆にいえば軸がなければ不安などないのです。

聞かれた志望理由をしっかりとした顔つきで、あなたの心に浮かぶ言葉のままの答えを返すのです。 そうですね。私なら志望理由を聞かれたらまず指先をパチクリと鳴らし、あらかじめ面接室の外に待機させておいた両親を入室させます。

あなたの優しい両親は、面接官にきっと昔と変わらぬ暖かい挨拶をすることでしょう。
 
 
「いつも息子がお世話になっております」
 
 
母親の予想外の一言で、人事は面食らうことでしょう。面接室にはおそらく信じられないくらいの不穏な空気が流れます。役員は呆然として、ただ天井を見つめているかもしれません。

しかし、そんなことは関係ありません。かつてスティーブ・ジョブズは言いました。「空気は読むものではなく、作り出すものだ」と。

あなたの心が思うがまま、いつも自分の心にある言葉をぶつけ空気を作り出せばいいので す。

私の場合は、「自分の心に浮かぶ言葉よりも最も身近にいた人に自分を語ってもらうのがベストなのではないか?」

そんな結論に行き着いただけだったのです。

面接で必要なのは熱い魂の語り

結局のところ、すべては理屈抜きで相手に自分が伝わればよいのです。

そう。ただ私の場合は口下手な私が自らが語るよりも、最も親しい家族を紹介する事がまず自分を知ってもらう近道なのではないかと考えただけだったのです。

そして更に自分を知ってもらう為に面食らう人事の前でさらに指先をパチクリと鳴らし、面接室の外に待機させておいた祖母を入室させます。

祖母もきっと優しく面接官に挨拶することでしょう。
 
 
「平素孫が大変お世話になっております…。」
 
 
突然の家族の登場に鬼面接官で有名なさすがの人事もニンマリ。

役員も実家の家族の事を思い出し、面接室には暖かい空気が流れアットホームな雰囲気に包まれます。

私の意図をどれだけ深読みしようと、無駄。 答えの無い数式をどれだけいじろうと、答えは出ないのです。

さぁ。これで会場の空気をつくり出すことは完了しました。 次のステップに参りましょう。

会場の空気を作る出すことに成功したにしても、あくまで面接はよく言われるように「対話」です。先手を取ったにしてもやはり対話は成立させなければなりません。

では、無になり、軸を捨てたあなたは何を対話するべきなのか?

ゴーダマシッダールタこと仏教の開祖「ブッダ」による対話である「説法」にヒントがあります。

説法に必要な物は熱い魂の語りと、木魚の音。 しかし、面接室に木魚は存在せず、バッグにも木魚は入らないため持ち込めません。更に説法にしてもヒンドゥー語が通じるわけではありません。説法も相手に意味がわからなければ伝わらないのです。

熱い魂の響きである「説法」を現代日本語で通じるように置き換える必要があります。では、その説法を現代日本向けにアレンジしたのは何か。「フリースタイルラップ」 です。

次は木魚の音。木魚が持ち込めない以上、ここは別の持ち込み可能な生音に頼る必要があります。

呆然としている人事と既に卒倒しかけている役員を尻目に指先をパチクリと鳴らし、 あらかじめ面接室の外に待機させていた 「マイメンのビートボクサー」を入室させてください。

木魚の変わりになる、生音とは何か?それは?

「ビートボックスです。」

さぁ、現代の説法こと「フリースタイルラップ」の始まりです。
 
 
 
ズン ズン チャ

ズン ズン チャ
 
 
 
あらかじめバッグに忍ばせておいた野外フェスでおなじみのダイナミックマイク「shure58(ゴンパチ)」を握り、あなたの心のままに御社への対話をぶつけるのです。

韻が踏めなくても大丈夫。あなたのmusicをただビートに乗せて奏でるのです。
 
 
鳴り響くビートと、心臓を揺らすハイハット

幾多の面接と街を乗り越えてきたあなたのラップ

既にフロアのバイブスは最高潮です。
 
 
 
どこからともなく幼き日にあの街で別れたあなたのマイメンDJが現れ、いつものイカした ナンバーがかかります。

あなたのメローで刺激的なフローに人事は首をズンズンと縦にふり、老いた役員も若かりし頃のバブル時代の歌舞伎町ストリートの日々を思い出して、もう完全にただのヘッズへと戻っているはずです。
 
 
 
乱反射するミラーボール

潰れたギャルとレッドブル

回るレコード盤とターンテーブルは今宵も止まらない

NO MUSIC NO LIFE

だって、DJが回すレコードにも、俺たちにも、

最初から「軸」なんてないのだから。
 
 
 
えーっと、何の話してたんでしたっけ?
 
 
 
就職や就活のルールは、過去の誰かの都合によって生み出されたもの。盛者必衰諸行無常なのです。人がぶれるのも必然だとすれば、これを恐れず、就職活動に邁進してください。

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