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“外資就活”ユーザーにはもう常識! 「ボスキャリ」内定組のリアルを聞いてみた~シリーズ「あなたよりすごいヒト、紹介してください」vol.1

〈Profile〉
野原うさぎ(のはら・うさぎ)
ライター。自身も外資就活ドットコムを参考にしながら就職活動をし、投資銀行やメーカーの選考を受けた経験がある。大手IT企業に新卒入社後、現在は出版社に勤務する傍ら、フリーとして各種メディアで記事執筆を行う。

 
こんにちは、ライターの野原うさぎです。

このたび、外資就活ドットコムでは新しい連載を開始します。題して「シリーズ あなたよりすごいヒト、紹介してください」!

就活を始めて数カ月で外資系トップティア企業に内定した人、2ケタの内定数を持つ“超就活強者”、在学中に起業した会社は年商数億円―――。

普通の大学生活を送る中ではめったに出会えないようなバックグラウンドを持った面々が集まる外資系企業への就活の場で、インタビュー対象者が「すごい!」と思った人を紹介してもらい、その人の就活エピソードや仕事観を聞いてみるこの企画。どんどん「あなたよりすごいヒト」を紹介してもらっていったら、一体どんな人に行き着くのか・・・? みなさんも気になりませんか。

もちろん、就活だけにとらわれず、編集部が「おもしろそう」と感じた方は学年や職歴に関わらず、どんどんバトンを繋いでいきたいと思っています。お楽しみに。


第一回目のインタビューは、外資就活の人気ランキングでも常に上位にランクインする外資系コンサル内定者のダイチさん(仮名)です!

〈すごいヒト(1)Profile〉
ダイチさん
都内有名大学の4年生。大学では経済学を専攻。
大学4年生の春から冬まで、英語圏の大学に交換留学を経験。留学中に「ボストンキャリアフォーラム2017」に参加し、外資就活読者にはおなじみの外資系戦略コンサルティングファームの内定を勝ち取る。2018年4月より社会人。

 
――「あなたよりすごいヒト、紹介してください」の第一回目にご登場いただき、ありがとうございます。今日は、就活を始めたばかりの人にとっては未知のイベント「ボストンキャリアフォーラム(以下、ボスキャリ)」についても、教えて下さい。

まず私は大学4年生の春から海外の大学に留学しました。英語は大学に入学してから積極的に勉強し、留学前にはTOEICで950点以上を獲得することができました。しかし、勉強を進めていくうちに、「やはり、実生活のなかで英語を使わなければ、これ以上は伸びない」と気付き、一般的な時期よりも1年遅れたものの、海外の大学に留学することに決めました。

“ボスキャリ内定組”のリアルを知りたい

――就活のこと、ひいてはボスキャリに参加することも見越しての留学だったのでしょうか?

実は、ボスキャリのことは留学を決めた後に知りました。先に留学していた友人から、「留学するなら、絶対にボスキャリに行け!」と言われて、初めてweb検索をしたんです。それまではイベントの存在も知りませんでしたし、就職のことを見越して留学を決めたわけでもありませんでした。

正直、当時は就職のことをあまり熱心に考えていなくて・・・。結局、実際にボスキャリに関する詳しい情報収集を始めたのは留学してからでした。

■ボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ)とは?
日本の人材サービス会社が運営する、「バイリンガルのための就職イベント」で、毎年11月頃にボストンにあるコンベンションセンターで3日間にわたって行われる。3日のうちに最終面接、内定打診までが行われ、スピーディーに就活をすることができるので、留学期間中に参加する人も多い。参加企業は外資系コンサル、外資系投資銀行や消費財メーカーをはじめとするいわゆる「外資系」の日本ブランチから、日系大手の化粧品会社、電気メーカーなど人気企業が顔を揃える。(参加者は主に日本語をべースとし、英語が第二言語の学生が多い。修士課程、博士課程に在学中の学生も多数参加する)

 
――イベントの雰囲気は、日本において大手就活サイトが主催している「就活イベント」と同じですか?

私は日本の就活イベントに行ったことがないのですが、写真や友人の話を見聞きする限り、雰囲気は似ていますね。日本のビックサイトのような場所(コンベンションセンター)に、各企業がブースを区切って出展しています。

ただ、違うのは「就活生・企業の姿勢」。日本の就活イベントは、「学生とファーストタッチの場を設け、企業の名前を覚えてもらう/エントリーしてもらう」というのが目的ですよね。対してボスキャリは、完全に「面接の場」です。その証拠に、ほとんどの学生は開催の3カ月ほど前からエントリーしたい企業をピックアップ、レジュメを送付し終えた状態で参加します。企業によっては、webテストやSkypeでの一次面接が終了した状態で、ボスキャリを迎えることもあるようです。

イベント当日に出会った企業にエントリーするシステムを“ウォークイン”と呼び、ウォークインのために印刷したレジュメを複数枚用意して当日に臨む人も、もちろんたくさんいます。しかし、ボスキャリの場で「はじめまして」をし、その場でエントリーした企業に受かるのは、かなり難しいと言えるでしょう。

筆記テスト会場や個別面接のブースが数多く設けられているのも、「面接の場」として位置づけられているボスキャリならではの特徴ではないでしょうか。


会場の雰囲気やブースの様子は、日本の大手就活サイトが行うイベントと似ているようだ。

――かなりシビアな場なんですね。ダイチさんがその中でどう内定までたどり着いたか、詳しく教えてください。
(※ケース問題等の内容は、実際に面接で出題されたものを、改変して掲載しています)

▶8月頃
レジュメ執筆スタート

▶10月頃
レジュメ・ES提出。webテストを受験。

▶11月
ボストン渡航準備。内定先の企業から、webテストの通過連絡が来る。18日の一次面接を指定される。

▶11月17日(金)/ボスキャリ1日目
コンベンションセンターに到着。他社の筆記試験を受けたり、説明会に参加したりする。

▶11月18日(土)/ボスキャリ2日目
いよいよ、未来の内定先との「初対面」の日を迎える。

<一次面接>(英語、30分程度)
(1)フェルミ推定:アイスクリームの市場規模
(2)ケース問題:特定の会社のアイスクリームの純利益が落ちている理由と改善策を示す
<二次面接>(日本語、30分程度)
(1)フェルミ推定:清涼飲料水のペットボトルの年間売上本数
(2)ケース問題:清涼飲料水は広告投下費に対して売上の伸びが鈍い。その理由を推察する

【Point】ダイチさんは、一次面接・二次面接ともに、その場で次回面接の時間を告げられました。人によっては、1〜2時間後に電話などで連絡が来る場合もあるそうです。面接の全体感が開示されない状態で進んでいくので、「次の面接がファイナルです」と言われた時は驚いたそう。

▶11月19日(日)/ボスキャリ3日目

<三次面接>(英語、30分程度)
(1)戦略コンサルタントを目指した理由
(2)ケース問題:大手化粧品会社A社とB社の、純利益率の違いの理由。それに派生するケース、計算問題。

【Point】三次面接終了後、「こちらからあらためて連絡します」と言われてから3時間以上連絡がなく、最終落ちだと落胆していたダイチさん。念のため、企業ブースへ結果を確認にいきました。そこで「ちょうど電話しようと思っていた、このまま少し話しましょう」と、突然カジュアルな面談がスタート。

<最終面接/面談>(英語、30分程度)
会社の印象や、カルチャーについて、カジュアルに上席社員と“Chat(おしゃべり)”。
「ボスキャリの場に、ストライプのシャツで来てしまった。周りの就活生はみんな白シャツ。まずかったでしょうか?」と聞いたところ、「You look professional !」と言われ、その場でハイタッチ! 内定獲得!

【Point】ボスキャリ2日目の夜には、名物の「ディナー」と呼ばれる夕食を兼ねた懇親会が催されます。この開催目的も企業によって様々で、2日目までに内定を出した学生との親睦を深める会というところもあれば、ディナーが最終面接を兼ねているという噂の企業まで。せっかくディナーに参加できたのに、次回以降の面接に呼ばれなかったということもあるので、ただの懇親会と侮らず、緊張感を持って臨みましょう。ちなみに、ダイチさんは内定先のディナーには呼ばれなかったそう。これがなぜだったのかは、いまだにわからないとのことです。

今だからわかる。たった4回の面接を通じて、会社が伝えてくれていたこと


ダイチさんのスケジュールは、真っ白いルーズリーフに自分でカレンダーを書いて管理という珍しいスタイル。レジュメ作成や英語の勉強など、今月中にやらなければならないことをページ下に書き出して、それぞれの日程にプロットしていく。

――お聞きする限り、面接は「フェルミ推定」や「ケース問題」がほとんどなのですか?

はい、私の内定先の面接は、三次まで、「フェルミ」と「ケース」の質問にほとんどの時間が割かれました。不思議なことに「自分の強み/弱み」「就職したらやりたいこと」「なぜこの会社か」といった、一般的な面接で聞かれるような質問はほとんどなかったです。

つまるところ、この会社は、学生の“考え抜くチカラ”を測り、結果で評価するというスタイルを貫いているのだと思います。一見無慈悲な姿勢に感じるかもしれませんが、結果や成果が全てという姿勢は私が戦略コンサルタントを目指したひとつの理由だったので、とても心地のいい面接でした。

しかし、面接がすべて終わった現在になって振り返ってみると、この3日間の面接では単純に「結果だけ」で評価されているわけではなかったということに気づかされました。

まず、フェルミ推定で「算出した数字が間違っている」ことは大した問題ではなかったようです。実際に、明らかに答えた数字に問題があった面接もありました。しかしながら、数字なんて実際の業務に入れば白書やデータが教えてくれることですから、最終的に出した数字の正誤よりも、その数字に至るまでの考え方(プロセス)をじっくりとジャッジされていたように思います。私は、ケース問題の課題設定の仕方が適切だったことや、それに付随する質問にしっかりと回答できたことを評価していただいたのだ、と考えています。

また、私の内定先は、面接の中で面接担当の社員さんから“フィードバック”がもらえました。「こう考えればさらによかったのに」「あの理由付けが弱かったね」「この着眼点はなかったか? なぜ発想の転換ができなかったのか?」。面接中にもかかわらず、単なるケース問題の解法という小さな枠を超えた、新しい気付きをたくさん得ることができました。

最後に、「自分の考えを相手に伝える力」と、「会話の中で相手から言葉を引き出す力」も、試されていたように思います。ケース問題を解き進める中で、社員さんに質問しながら、必要な情報を引き出していくのです。コンサルタントの仕事も、支援先の企業にヒアリングをし、社員が抱えている課題そのものを疑問視することが重要で、「顕在化していない課題」を見つけることが、実は一番困難だということをあとから聞かされました。

合計4回の面接を通して試されていたのは、コンサルタントの仕事に就く上でとても重要な、これらの力だったのだと、今あらためて振り返ってみるとわかります。

――「内定」以外にも、かなり収穫の多い3日間だったようですね。次のボスキャリ参加を予定している学生に、伝えたいことはありますか?

ボスキャリには、本当に能力の高い学生が集まります。もし本気で就職を希望する企業があるなら、早めにレジュメの執筆やインターン参加といった準備を始めることと、各企業の採用戦略に関する情報収集をしてください。
私が内定した戦略コンサルではたまたま問われませんでしたが、日系大手のグローバルポジションなどは企業理解、ミッション共感に関する質問があるとも聞いています。

また、ボスキャリでの選考に落ちてしまうと日本採用の応募資格を失うこともありますから、各企業がボスキャリに対してどのような姿勢でいるのか、研究をしておくに越した事はありません。

就活は人生のゴールではありませんし、いま「失敗」と思ったことが、人生にとっては必要な経験になるかもしれない。最終的に、死ななければいいじゃないですか。企業名や肩書ではなく、自分の名前で生きていけるオトナになりましょう。


次回は、ダイチさんが就活中に出会った「自分よりすごいヒト」にインタビューを行います。果たして、どんな方がインタビューに答えてくれるのでしょうか・・・?


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