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野村総研・日本総研など「シンクタンク」とは何か? 業務内容や激務度、年収を徹底調査!

はじめに

こんにちは、外資就活 コンサルチームです。

約2週間後の3月1日には、いよいよ経団連に所属している日系企業の情報解禁が行われます。本格的に日系就活が始まります。

なので、今回は日系就活の中でも人気業界であるシンクタンクについて解説します。
具体的には、
・シンクタンクの種類
・コンサルとの違い
・主なファーム紹介
・シンクタンクの労働時間・年収について
・採用方法について

について解説します。

シンクタンクに少しでも興味のある方は一読ください。

「政府系シンクタンク」「民間シンクタンク」に分けられる

シンクタンクは主に「政府系シンクタンク」「民間シンクタンク」の2種類に分けることができます。その違いについてまとめたものがこちらになります。

ここから詳しく解説していきます。

政府系シンクタンク

官公庁に対して、特定の分野(社会政策・政治戦略・経済・技術・文化など)に関する調査・提言を行います。政府系シンクタンクは非営利団体で、共政策研究機関です。

民間シンクタンク

現代の民間シンクタンクは、実は官公庁への調査・提言業務はあくまで事業内容の一部であり、彼らの事業内容の大部分は、一般企業に対してのシステム開発やビジネスコンサルティングです。

またグループ会社であるシンクタンクの場合、よくグループ企業が大口の顧客ではないかと誤解されがちですが、実態としてはグループ企業の売上構成比は数%程度しかありません。ほとんどの民間シンクタンクが、グループ企業ではない一般企業を顧客としてコンサルティング事業・システム開発事業を提供し、収益を上げています。

例えば民間シンクタンクの代表格である野村総合研究所の場合、以下のような事業実態となっています。

・【事業別売上構成比】シンクタンク事業:18%、コンサルティング事業:82%
・【顧客別売上構成比】野村グループ案件:0.4%、その他顧客案件:99.6%

【参考】野村総合研究所 web動画セミナー(web合同説明会)

民間シンクタンクとコンサルティングファームの違いは?

結論から言うと、民間シンクタンクは「シンクタンク事業も行っているコンサルティングファームである」というのが実態を正しく表した表現になります。

歴史を紐解くと、コンサルティングファームは「クライアントが抱える高度な経営課題を解決する」ことをミッションとして誕生しました。それに対して、民間シンクタンクは「調査・研究・分析などを行う」ことを主な業務とし誕生しました。

しかし年を重ねるごとに民間シンクタンクもコンサルティングサービスを提供するようになり、現在では両者に大きな違いはなくなりました。野村総合研究所などの大手民間シンクタンクは、企業経営全般へのコンサルティングサービスの提供が事業の大きな軸とするようになっています。

とはいえ、昔ながらの「官公庁向けのシンクタンク事業」は、今も民間シンクタンクの主要事業の一つです。ここからはシンクタンク業務とはどんな仕事かについて解説しましょう。

シンクタンクの業務で特徴的なのがデータ収集および分析といった「研究業務」です。

「自主研究」と「受託研究」に分かれますが、ウエイトが大きいのは後者です。「自主研究」は「○○総合研究所の調査によりますと~」とニュースに流れるようなものでは独自に集めた研究になります。この調査の狙いは、実はこの研究成果を発表することで興味を持って問い合わせてくる企業なのです。つまり、自主研究の目的は、自社の専門性をアピールし、その後の受注を狙うことです。

「受託研究」はクライアントから料金をいただき、委託を受けたテーマの研究を行い、その結果を報告するという業務です。業務の流れは依頼されたテーマについてリサーチを行いこのデータ収集と分析を繰り返しながら、クライアントに「最終報告」を行い終了となります。

主な民間シンクタンク・ファーム紹介

ここでは就活生にとって人気な就職先である民間シンクタンクを紹介します。

野村総合研究所

金融機関向けシステム開発やコンサルティングに強みを持っています。また経済レポートも多く、日本経済の動向を知ることもできます。シンクタンク以外にもシステム開発や運用サービスなどのIT領域が担っています。特に強いのが証券、保険、銀行などの金融ITソリューション部門で売上の6割を支えています。野村證券とセブン&アイホールディングスのIT領域も担っています。

三菱総合研究所

売上に占める官公庁の比率は7割程度と、政府系の案件が多いです。最もシンクタンクらしい業務を行っている民間シンクタンクの一つと言えるでしょう。中央省庁から地方自治体まで、あらゆる規模の公共セクターに対して、政策・施策の立案、実行支援を行っています。近年では外国政府へのコンサルティングも徐々に拡大しています。また国防の案件も多いです。

日本総合研究所

三井住友フィナンシャルグループ傘下です。三井住友フィナンシャルグループ向けのサービスをメインに行ってることが特徴です。日本総合研究所はシステムインテグレーション・コンサルティング・シンクタンクの3つの機能を有する総合情報サービス企業と位置づけられています。

三菱UFJリサーチ・アンド・コンサルティング

三菱総合研究所と同様、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下にあります。三菱総合研究所と違う点としては、政府案件よりも民間案件の割合が大きいと言えるでしょう。三菱UFJフィナンシャル・グループという強力なブランド力を武器にして、幅広い金融案件などがあるようです。

みずほ総合研究所

みずほフィナンシャルグループの戦略子会社です。経済・金融・政治情勢などのリサーチのほか、外部企業からの受託調査やコンサルティング業務も行っています。

シンクタンクの残業時間:約50時間

シンクタンクは激務なイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
Vorkersで4大シンクタンクの残業時間を調べてみると以下のようになります。

以上から、大体50時間くらいの残業時間とわかります。一方でコンサルの残業時間は100時間超えるところもあり、コンサルよりは激務ではないといえるでしょう。

しかし、実際に働いている社員の方に話を聞いてみると、長時間労働ではあり、終電帰りもあるようです。若手時代は資料制作などに慣れていないため、時間がかかり、中堅社員になってからは複数のプロジェクトでリーダー的な役割を担う案件も任されます。コンサルほどではありませんが、業務量が多く、人によっては激務になるともいえます。

一方、大企業が多いためワークライフバランスの制度は会社側も整えられていることが多く、裁量労働制やフレックスタイム制、長期連続休暇など休みを調整することは可能なことが多いようです*。パソコンがあればできる仕事も多いため、会社ではなく家で仕事をすることもできます*。しかしクライアントの都合で急な仕事が出来たりもするため、プライベートよりは仕事を優先させなくてはいけない働き方になるでしょう。
(*はVorkersに寄せられた社員クチコミを基に編集部作成)

激務の理由は主に2つ「膨大な知識量」「プロジェクトベース」

ではなぜシンクタンクは激務なのかを見ていきたいと思います。
主にシンクタンクが激務だと言われている理由は3つあります。
①膨大な知識のインプットが求められる
②プロジェクトベース

では上記について詳しく解説していきます。

膨大な知識のインプットが求められる

シンクタンクは企業にとって必要な事、足りていない部分、伸ばしていかなければならない部分を理解し、提案する必要があります。そのため常に知識を蓄える必要があります。さらにやりとりをするのは相手企業の経営陣です。知識が豊富なため、同じぐらいの知識量を身につけないと、話が出来ません。そのため知識のインプットのための時間が多く必要です。

プロジェクトベース

企業には、限られた期間のうちにこれだけ経営課題を改善をしていきたいという考えがあります。その限られた時間にシンクタンクでは短期集中で取り組んでいく必要があります。そのため短い期間でプロジェクトを行うため、激務になりやすいです。

シンクタンクの年収:30~40代で1000万円に到達

では年収はどれくらいなのでしょうか。有価証券報告書の平均給与やVorkersを調べてみると以下のようになります。

会社にもよりますが、平均的にシンクタンクの年収は30~40代で1000万円の大台に乗るようです。

シンクタンクの採用方法は?

シンクタンクは新卒採用以外に中途での採用も多いです。

中途採用の場合、大学名と前職での経験職種が重要になります。前職では、外資系コンサルティングファームからの転職組を始め、事業会社の経営企画部門、マーケティング部門、M&A部門の出身者の採用が多いようです。コンサルティング未経験者の場合、有名大学出身者を中心に20~30代前半の方を採用しています。また大学院出身者を好む会社もあります。

おわりに

いかがだったでしょうか。

近年になり民間シンクタンク各社は新卒に広く門戸を広げるようになりました。しかしファームによっては、新卒で募集しているところもしていないところもありますので、しっかりと調べましょう。また自己分析などを通し、シンクタンク業界が本当に自分が向いているかを見極めていきましょう。

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