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テーマ別まとめ【内定者LIVE・外銀編】外資系IBD内定者だけど質問ある?

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こんにちは、外資就活 外銀チームです。

今回は会員限定コンテンツのコミュニティ上で2017年11月に行われた、「【内定者LIVE・外銀編】外資系IBD内定者だけど質問ある?」のまとめコラムを公開いたします。

この企画の回答者は2018年卒の外銀Top Tier内定者のTさんです。約1時間という短い時間でしたが、非常に質が高いやり取りとなっています!

今回は質問がされた時系列にとらわれず、以下のテーマ別でまとめました。

志望動機
開始時期・事前対策
他業種選考について
面接対策
インターン・ジョブ対策
内定とその後
キャリアパス
学歴関連
その他

全体観としては特に面接対策を意識した質問が多かったように感じました。実際に投資銀行で働いている面接官からどのような質問がなされるのか? どういった回答が印象を良くするのか。それ以外の細かい点も含めてさっそく見ていきたいと思います!

志望動機

――Q1. 日系ではなく外資を選んだ理由を聞きたいです

A1. やはり少数精鋭で日系よりも早いスピードで成長できるというのが大きいと思います。実際に外資と日系で同じ年次の人の話を伺うと外資の人のほうが知識なども深く、裁量が大きいように感じました。セカンドキャリア的な意味でも外資のほうが有利だと思います。

――Q2. 外資系投資銀行に興味があったと仰いましたが,それは感覚的なものであるのか,それとも具体的なものがあるのか.

A2. 両方あります!

――Q3. 他の業界について,どのくらいの理解のもとの決定したのか.

A3. 自分が受けた業界は徹底的に理解できるように努めました!

――Q4. もしトップティアに内定していなかったらセカンドティアと日系どちらを選びますか?

A4. 日系を選ぶのかなと思います。(どの日系企業かにもよりますが…)転職の際にどの程度案件をやったかは大事な要素になるそうなので、セカンドティアだとしたら日系で、トップティアの人の経験に劣らないように日々のインプットを増やしたりなどして穴を埋めたいですね。

――Q5. 入社して,どのような案件に携わりたいとお考えでしょうか?

A5. テクノロジー企業関連のM&AかPEを相手に仕事をしたいですね!

開始時期・事前対策

――Q6. Tさんはいつ頃から外銀を志望し、対策を始めましたか?

A6. 就活対策を始め出したのが、4月頃、本格的に対策を始めたのがサマーインターン前になります。最初は主に筆記で基本的に自己分析などはしませんでした。外銀を志望したのはサマーインターン前から興味を持っていて、サマー終了後に外資系投資銀行が第一志望になりました。

――Q7. WEBテストの対策を教えてください

A7. 自分はSPIと判断推理の本をざっとやりました。苦手なら徹底的に対策するべきだし、得意なら簡単に済ませればいいので、自分の状況に合わせて対策をするべきだと思います!

――Q8. 経済的な知識はどの様にして身につけられましたか? オススメの本等あれば教えていただきたいです。

A8. 昔から経済に関して興味はあったので特に勉強はしませんでしたが、一通り教科書と面白そうな経済系の本は読んで知らない言葉をなくして、体系的な理解を心がけると良いと思います!

――Q9. 英語面接に関してですが、スピーキングの能力はどのように伸ばされましたか?

A9. スピーキングに関しては場数が大事なので、自分はスピーキングの本を使ったのと、海外に行った際には積極的にコミュニケーションをとっていました。オンライン英会話のようなものを使ってもいいと思います!

――Q10. その会社の具体的な面接対策や情報収集(形式や聞かれる質問など)はどのように、どれくらいやっていましたか?

A10. 面接の準備が業界ごと、ファームに関する内容は社員の人と話して情報収集をしていました。ファームに関する内容は説明会やディナーの機会が中心です。

他業種選考について

――Q11. 外銀以外に受けた業界はありますか?

A11. 外資系投資銀行以外に受けた業界は外資系戦略&総合コンサル、外資メーカーを受け、日系に関しては日系投資銀行だけ受けました。

――Q12. これらに共通していた対策や、読んでおくべき本などはありますか?具体的に筆記の対策は何をされていらっしゃいましたか?

A12. 本は読んでなく、就活サイトの体験談やESを読んでいました!本は判断推理とSPIを軽くやりました。これは自分がどの程度解けるのかを考慮して対策すればいいと思います。

面接対策

――Q13. 面接のためにどういう対策しましたか?

A13. 面接に関しては、自分の言葉で説明ができるように、基本的な質問に関しては自分の中で答案を用意しました。また話の引き出しとしてどの話がウケるのかは、実際に働いている人と話して、印象を調べていました。

――Q14. 枠の少ない外資系投資銀行の面接で、序盤の面接で意識していた事、終盤の面接で意識していた事おを教えて下さい。

A14. 序盤では自分が優秀なアナリスト候補であること、終盤(スーパーデー)ではこの業界で長くやっていける人材ということを訴求しました。序盤と終盤で面接官のタイトルが違うので、それに合わせて受け答えをするようにしていました!

――Q15. 面接における受け答えのコツについて聞きたいです。 何々についてどうおもいますか?というような質問にたいして、一言だけ、~です。と答えて面接官のふかぼりを待つパターンと、理由も付け加えて喋るパターンどちらがよいのでしょうか?

A15. これに関しては、理由も必ず簡潔ですがつけて答えていました。面接官も多くの面接をやって疲れているので、「その理由は?」みたいに聞くのも面倒かもしれないのと、 簡潔な答えでも面接官に刺さる言葉を選べるように意識をしていました。

――Q16. なぜその会社かという質問に対して一番受けが良かった答えは何でしたか?

A16. 多くの会社の社員さんと話して、このファームが一番相性が合う、ハードな環境でもこのファームなら楽しく仕事ができると感じたと伝えていました。実際に社員さんの名前を出して具体性のあることが言えれば良いのではないかと思っています。

――Q17. 志望動機を聞かれる際、それってコンサルでもできるんじゃない?なんで投資銀行なの?といった質問にはどう答えていましたか?明確な違いを認識して上手く自らの中で解釈できずにいます

A17. コンサルとの比較に関しては、最後の意思決定にまで携わること、プロフェッショナルとしてIBD出身はコンサルとは違ったファイナンスに特化したスキルセットを身につけることができること、自分はコンサルタントではなくバンカーになりたいということを伝えていました。仕事に対する想いをぶつけても良いと思います!

――Q18. ファイナンスに特化したスキルセットを身につけて何を将来したいか聞かれた際はどう答えましたか?私が一番悩んでいるのがここでして、正直ファイナンスに特化してその後どうなりたいかが明確にならないです。要するにコーポレートファイナンスに対しての特別な思いというのがどうしても思いつかないです

A18. これに関しては、コーポレートファイナンスに対する想い、というよりも、これらを早く身につけて一流のバンカーになりたいと伝えていました。あくまでファイナンスもスキルセットでしかないですが、今思うとコンサルだとなかなかこういった言語化できるスキルセットがないようにも感じます。

――Q19. 今までで一番苦労した経験や挫折経験って何ですか?それを乗り越えた方法とかもあったら教えて欲しいです。

A19. 自分は大学での学生団体の経験やインターンの経験を伝えていました。乗り越えた方法としては粘り強くコミュニケーションを取ること、懸命に1つ1つの事象に取り組むことが大切なのかなと。自分の言葉で答えることが一番大切だと思います!

――Q20. 最近気になったニュースを教えてください。

A20. 東芝の一連のニュースはかなり調べてます!あとはM&Aに関するニュースはよくチェックしてますね。

――Q21. きになるM&Aって、どんなこと言いましたか?工夫したポイントは?

A21. 自分は大きなM&Aでニュースや解説記事をでているものを選びました。合わせて書籍などでM&Aに関する理解を深めていました。コンサルの出しているPDFの資料は無料ですし、包括的な理解ができると思います。またどの会社がどの案件をやったかは説明会やディナーなどの機会に社員の人に聞いていました!結構足を運んで、どの会社がどのディールをやっているかを調べるのが大事だと思います。

――Q22. 「あなたが日本で1番なことは何?」といった類の面接での質問にはどう答えますか?それと、この質問にはどのような意図が込められていると思いますか?

A22. まず物事の吸収が早く、自分が取り組んだこと全て一定の成果を短期間で出しているので、成長角度が高いことを伝えていました。意図としては、バンカーとしての素養があるかを見たいものだと思うので、自分が取り組んできたことがバンカーとしてのキャリアに生きることを訴求できれば良いと思います!

――Q23. 英語面接と日本語面接の比率はどの程度でしたか。また、周りにそこまで喋れない人はいましたか(結果までわかればそんなに喋れなくても受かった人がいるかなども教えてください

A23. 英語面接は5-7回に1度といった感覚でしょうか。ファームによると思います。そこまで喋れない人もいますが、喋れないというよりは読み書きできないほうが実務では致命的な気がします。

インターン・ジョブ対策

――Q24. ジョブを通過するために、大学の授業を利用して私はバリュエーションの手法とファイナンス理論を学んでいるのですが、他に書籍やオススメのタスクがあればお教えください!

A25. 財務諸表は読めるようになっておくと、良いと思います。M&Aに関する最低限の理解は大切なので、本やコンサルの出しているPDFの資料を読んでも良いと思います。あとは自分の興味を持った会社の中期経営計画などを読んで、これらの資料を読み慣れておくといいと思います!

――Q25. ありがとうございます!財務諸表を読めるようになるというのは、どのレベルでしょうか?書籍などで単独で学べることでしょうか?

A25. レベルといっても難しいのですが、会社の財務状況に関して、どのような状態なのかを適切に理解できる、そこまでいかなくとも、会社が財務的な問題を抱えているのかいないのかを理解できれば大丈夫だと思います。書籍で十分だと思います!

内定とその後

――Q26. 内定するのはトップ層でも2社ぐらい?とは聞きますが、大体何社jobまでは行くものなんでしょうか。。。

A26. ジョブまで行けたのは自分の場合は3社でした。多くでも3-4社じゃないでしょうか。

――Q27. 内定が出ても就職活動を続けられていた場合、他社の面接で内定が出ていることは話されましたか?

A27. 内定を持っていることは伝えていました。しかし、自分はIBDに行きたいので、コンサルに行くつもりはないと伝えていました。(コンサルの内定を持っていたので。)

――Q28. 内定をもらってから、仕事をするまで何かする予定とかはありますか?そして、面接で内定後何をする予定であるということを伝えられる場面がありますか?

A28. 最低限の入社後に役立つことと英語の勉強、あとは学生のうちにしか時間をとってできないことに使いたいと思いっています!自分が面接をしていて、内定後何をしたいかを聞かれたことはないです!

キャリアパス

――Q29. どのようなキャリアパスを考えて、外銀に行かれたんでですか?

A29. 投資銀行の世界にとても興味が強かったので、投資銀行で働き続けたいと面接では伝えていましたが、海外MBAとPEなども選択肢として考えています。

――Q30. PEの案件に携わりたいのはPEへのキャリアを考えてのことなのでしょうか。

A30. そうですね!ビシネスとしてPEの仕事が面白いと思っているのでそういった側面もあります!

――Q31. 面接の際に5年後10年後どういう人になりたいかという質問にどのように答えていたのか内定者の方それぞれにお伺いしたいです。

A31. 自分は面接で「投資銀行で働き続けたい」と伝えていたので、実際に5年10年働いた人がしている仕事を説明会やディナーの際に聞いて、それより若干ストレッチのした仕事ができるようになりたいと、具体性を持って伝えることを大事にしていました。

――Q32.10年後どうなりたいかについて、サマーインターンでの社員の経験についての言及がありましたが、その一例はどういったものでしたか?

A32. 例えば、VPになって自分の専門領域で業界で名前の知れた人になりたい、自分の担当を持って大きいディールを中心で回して成功させたいなどですね。

学歴関連

――Q33. MARCH 学部2年生です。MARCHからでも早期から適切な対策をすれば内定は可能でしょうか。外銀選考に限らない事ですが、学歴フィルターが不安です 実際に学歴フィルターはあったかお聞かせください

A33. 可能性はなしではないといった感じだと思います。実際に数名、ESを通過して面接まで上がってきたのを見たことがありますが、サマーインターンでの実績などがあったかもしれないので、確実に通るとは言えないと思います。また学歴フィルターは外資だけでなく、日系でもある企業はあるので、その点は注意だと思います。本的に外資だと東大・京大・早慶がほとんどだと思います。

――Q34. 早慶看板学部でない文系学部出身なのですが、学歴フィルターで引っかかるかもしれないと心配です。内定者には、上記のような学部出身者はいらっしゃいましたか?

A.34 自分の周りではいないですね…

その他

――Q35. 1億円あったら何しますか?

A35. 自分は5000万円を投資に回して残りを貯蓄にしようかなと思います。あまり物欲がないので…

――Q36. 投資銀行ビジネスとの相性がいい人ってどんな人なんでしょう。タフであるとか数字に強いとかは大前提だと思うので、個人的な考えをお聞かせいただけると・・・

A36. 僕としては、アソシエイト・アナリストとしては「人当たりのよく、頼れる部下であること」、VP以上としては「一流のプロフェッショナルとして行動できること」だと思います。最初は部下として、素早く物事を吸収して早く一人前になる素養があること、最終的にはバンカーとして一流のプロフェッショナルになれる素養があるのかといったことだと思います。

――Q37. 夏インターン不参加(不合格ではなく)でトップティアibの本選考を勝ち進むことはできますか?

A37. 実際にサマーに参加しないで内定した人がいるので、適切に対策をすれば内定も可能性はあると思います!

――Q38. 選考を受けた外資系企業(コンサル、投資銀行、メーカー)はどれくらいコミュニケーション能力を重視してると感じましたか?

A38. どの企業もとても重視していると思います!チームプレイの仕事がやはり多いので。

――Q39. 面接1回で20-30分だと思いますが、その体感時間は長く感じましたか?

A39. 自分はあっという間でした!沈黙のある面接はとても長く感じましたが… こういった面接は少ないと思います。

――Q40. 正直、ESを出す段階から内定する自信はどれくらいありましたか?また、他のいい線いってたのに内定できなかった知り合いとかと自分は何が違ったと思いますか?

A40. 信念があったのは前提として(笑)自分は絶対どこかの外資系投資銀行に内定する自信はありました。学生時代はかなりインターンや勉学に励んできたので、経験でも頭脳でも他の学生に負けないと思っていました。良い線に入っていたのに内定ができなかった人は結局は投資銀行ビジネスとの相性なのではと思っています。そういった人は他の業界で「その人らしい」会社から内定をもらって、就活を良い形で終えることができていたので!

――Q41. 年収が半減したら外銀辞めますか?笑

A41. やめないんじゃないかと思います(社会人何年目なのかにもよると思いますが..) 自分は他の仕事より圧倒的に投資銀行の仕事に興味・関心を持っているのと半分になっても結構な稼ぎになるので、やめないんじゃないかなと思います。

まとめ

私自身がこの内定者LIVEの記事をまとめる中でTさんに感じたことは以下の通りです。

・入った後の自分のキャリアパスをしっかり考えている
・投資銀行の社員との交流の中で面接で聞かれそうな質問の解答のヒントを得ている
・自分に自信があり、その根拠が実体験や努力してきたことに基づいている
・ストイックである

おそらくこのような特徴を持つ人はどのような業界でも求められる人材なのだと思いますが、特にTさんもいわれていたように“結局は投資銀行ビジネスとの相性”というのが業界を選ぶという意味では大きいのかもしれません。

実際に投資銀行のインターンやジョブに参加してみるとTさんの様に志の高い人と巡り合えることもあるので成長できる機会になるでしょう。

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