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NHK内定者に聞く! 特別な経験がなくても内定を獲得する方法【18卒就活生が語る(8)】

こんにちは、外資就活 マスコミ・広告チームです。

今回は18卒でNHK記者職から内定を獲得したAさんにインタビューをしました。

テレビ局の記者は高倍率で難関中の難関なイメージ。体育会や帰国子女など優秀な人の集まりなのでは・・・と思う人も多いと思います。今回はそのような特別な経験がなくても、テレビ局に内定する方法をお伝えします!

「学生時代に力を入れたこと」が書けない

――早速ですが内定をいただいた企業を教えていただいてよろしいですか?

Aさん:NHKの記者職と大手全国紙の記者職です。最終的な進路はNHKです。

――マスコミ以外は受けていなかったのですか?

Aさん:はい、受けていないです。本選考はNHKと全国紙の2社だけです。ただ、インターンシップは一般企業も数社受けていました。

――就活が上手くいっていたようですが、何か特別な経験とかあるんですか? マスコミって体育会や帰国子女、高学歴など優秀な人が多そうなイメージなんですが・・・。

Aさん:それが全くないんです(笑)。むしろ体育会や留学など特別な経験がなくて、学生時代に力を入れたことの欄が書けませんでした。

――ではご自身が内定に繋がったのはなぜだと思いますか?

Aさん:自分のこれまでの行動を突き詰めて考え、記者職への理解を深めて、対策をしっかり行ったからだと思います。

――先ほど特別な経験はないと仰っていましたが、学生時代頑張ったことは何と答えていましたか?

Aさん:体育会のマネージャーのことを書きました。ただすごく苦しんだというエピソードではないんです。私たちのチームは強くなかったので、新歓などでより良い後輩を集めることに集中し、その結果試合で勝てるようになったという話をしました。プレーヤーではないけれど、外からチームを立て直した、第三者として話を聞き、問題点に気付けたと言っていました。華々しい成功体験ではないかもしれませんが、その分「なぜ」というのを意識して、自分はどうしてその行動をしたのか、突き詰めて考えました。

――特別な経験がないことに不安を感じませんでしたか?

Aさん:ESに何を書けばいいのかわからないという不安はありました。ですが例えば留学という華々しいエピソードでも、そこから自分がどう変わったか伝えるのが大事だと気付いたんです。

そう考えると、エピソードは珍しいわけではありませんが、その経験で自分がどう変わったのか話せればいいと思いました。結果的に内定を獲得出来たのは、エピソードを通して、人柄だったり、自分が感じていることがどう変化したかが相手に伝わったからですかね。ESの添削でも華々しい経験は削られました。この時にどう思ったのか、自分が考えたことを突き詰めて書くことを意識しました。

記者を目指したきっかけ

――記者に絞って就活を進めていたようですが、興味を持ったのはいつですか?

Aさん:意識したのは高校2年生の時でした。その後、本格的に目指すようになったのは大学2年生の秋です。高校生の時に抱いていた記者職のイメージと実際の記者の仕事が自分の中で相違がなかったので、記者が第一志望だと思いました。

――高校生の時に興味を持ったきっかけはなんでしたか?

Aさん:もともと難民に関心があって、青年海外協力隊に入るというのも考えていました。その話を進路相談の先生にした時に、「それはボランティアであって、職業ではない」と言われました。そこから職業を考え始めました。もともと自分は未知なことを知って、それを人に話すのが好きと気付いたんです。それを職業に置き換えると、記者も知らないことを知れて、人に伝えることができるというのを先生に聞き、意識し始めました。

――では志望動機は難民のことを話したんですか?

Aさん:いえ、志望動機は障がい者の方のこと話していました。きっかけはの教育実習で介護を体験をしたことです。そこで障がい者の方と接し、世間からの冷たい視線に晒されているというのを実感して、世界だけでなく、日本にも自分の知らないことはあるんだと気付かされました。記者として取材しないと知れない現状が沢山あるんだと思いました。

――実際の面接で、障がい者報道をしたい理由を何と答えていましたか? マスコミあるあるかもしれないですが、それって報道して意味あるのかと言われませんでした?

Aさん:言われました(笑)。基本的に面接では一度否定されるんです。でもそこで納得してはダメです。私はそれに対して、「確かにそうかもしれない。けれどマスコミを通して、リアルな障がいの現状を伝え、見方を変えてほしい。一般の人に考えてほしい、そしたら冷たい視線がなくなる」と答えていました。

自分のやりたいことがしっかりしていたのが内定に繋がったと思います。最初はやりたいことと報道する意味というジレンマでモヤモヤします。しかししっかりとした志望動機になるまで、私も半年くらい考え抜きました。その間やりたいことはドンドン変わっていきましたね。

――それでは、なぜテレビ局の記者に進路を選んだんですか?

Aさん:テレビ局というよりNHKに興味がありました。民放は総合職採用で必ずしも記者になれるわけではないので、考えていませんでした。NHKは採用の段階から職種別です。
またNHKは目を引くというよりも、視聴率に縛られず、考えさせる番組が作れると思ったからです。面白いものより、考えるきっかけを与えるのがNHKと面接でも話していました。なので民放と比べたことはあまりないです。

――では、新聞社は受けていたものの、通信社を受けなかったのは何故ですか?

Aさん:通信社は自社の媒体がないからです。自分が取材したものが、いつのどの新聞に載ったというのが分からず、情報を売ったら終わり、ということが多いと聞きました。私はそれだと、やりがいが感じられないと思ったのです。

2年生から始めた対策

――特別な経験がないからこそ対策に力も入れたということなので、詳しくお聞きします。本格的に記者を目指した大学2年生の秋にやっていたことはありますか?

Aさん:記者という仕事への理解を深めることです。これが一番大事で、後にもすごく役立ちました。

記者って世の中を変えることが出来ないんです。世の中を変えたいなら例えば官僚とかで政策を変えるとか、教育者になって教育の現場を変えればと言われます。なので世の中を変えることは出来ないけど、記者ができることは何かというのを現役の記者の方に会うことで、理解を深めました。

――具体的に何人くらいに記者の方にお会いしたんですか?

Aさん:全部で10人くらいです。2年生のうちに大学のOB・OGなど5人くらいはお会いしていました。3年生になってからはインターンで知りあった方や、18歳選挙を考えるというイベントに参加してコメンテーターの記者の方にも聞いていました。このようなイベントは志望動機を深めるきっかけにもなりますし、積極的に参加するといいと思います。あとESも内定した先輩に添削していただいていました。

――他にやっていたことはありますか?

Aさん:新聞とテレビの違いも分析して、そこから自分のやりたいことはどの媒体が適しているのか考えました。私は取材されている人がどういう表情をしているかまで映したいからテレビがいいと答えていました。

あとはこの時期から新聞を一紙は目を通すようにし、購読していない新聞も大学で読んでいました。

3年生にやっていた対策

――インターンはどこに参加しましたか?

Aさん:夏に大手新聞社2社と一般企業数社、冬にNHKと大手新聞社1社です。

――新聞社は3年生のインターンが重要ですが、それに向けてどんな対策をしていましたか?

Aさん:ESと作文練習です。ESは何度も書き直して、色んな人に見てもらいました。作文は友人とお題を決めて、60分間で書く練習をしました。

あとインターン中に模擬記者会見と模擬取材があるので、それも友人と対策をしました。意識していたことは一番早く手を挙げることです。

――実際のインターンはどうでしたか?

Aさん:夏は印象が薄いです・・・。自分自身もあまり成長できたと感じられませんでした。また一般企業のインターンも参加して、一般企業を受けている子はマスコミを受けている子よりあんまり話さないという印象も受けました。質問をしないので、本当にその職業に興味あるのかな? と疑問に感じることもありましたね。その中で私は質問をすることを意識しました。

冬は・・・過酷でした(笑)。会社にもよりますが、選考をされているという感じがありました。本選考と同じ内容のことをしたり、人事にインターン中の情報が回っていたりもするので、要注意です。

――夏から冬にかけて成長を感じたようですが何かやっていたことはありますか?

Aさん:自分の興味があることを深めたり、作文を沢山書きました。
自分の興味はイベントやフォーラムに参加したことですね。作文は全部で13個は書きました。作文を沢山書くと違うお題でも同じエピソードを使えたりするんです。あと面白い書き方を学んだり、ESを書くのにもストーリー作りに役立ちました。

また繰り返しになりますが記者の方と話すのが本当にためになりました。先ほどの記者は世の中を変えられないジレンマがあるというのも話を聞くうちに知ることが出来ました。実際、現役記者の方もこれから記者になる人たちに、直接は世の中を変えられず、成果の見えにくい仕事ということを知ってほしいそうです。私は、そのジレンマも知ってもなお、記者を志望していることをアピールしました。例えば面接中も遺族取材はどうか聞かれるんです。それに対しても、必要性を考え、なぜするか根拠をもって答えることが出来ました。また1年目は自分のやりたいことがすぐにできるわけではないので、どういうことを取材するかを聞きました。

――筆記試験の対策はどんなことをしていましたか?

Aさん:マスコミ入社試験問題集や、WEBテストで自分の苦手分野の対策、3年生の9月にはTOEICも受けていました。700点くらいは持っておこうと思い、過去問3年分を2周解きました。その他に特別な対策はしていないです。毎日新聞を読んでいたので時事対策は問題がありませんでした。

――どれくらいNHKを見ていましたか?

Aさん:NHKを受ける前の3~4カ月前からです。特にクローズアップ現代などの特集系を見ていました。他にはインターンで知り合った記者の方が取材した番組も見ていました。その方に取材中はどうだったかなど質問を用意して、質問攻めにしたんです。後から人事の方に聞いた話ですが、そういうガツガツしたところが好印象だったようです。

――最近は模擬取材、模擬記者会見がありますがどういうことを意識していましたか?

Aさん:恥は捨てて、わからないことは聞くというのを大切にしていました。記者職として大事なことだと思います。これも後から聞いた話ですが、見逃してもいいことでも、自分の疑問を率直に聞いたのが評価に繋がったようです。

――面接で聞かれたことは何ですか?

Aさん:なんで記者か、なぜうちの会社か、新聞を読んでて会社によって違いはあるか、テレビと新聞の違い、などを聞かれました。なぜかというのはちゃんと理解しておかないと面接で厳しいと思います。

また面接中感じたことですが、面接官との共通の話題が成立するのが大事だと思います。自分が関心のあるニュースを会社はどう取り上げているのか、それを見てどう感じたかなど言葉にすることです。もしそのニュースを会社が力をあげて取り組んでいるとしたら、より聞かれると思います。

――就活を通して大切にしていたことはありますか?

Aさん:自分の論理で動かないことを意識していました。ESに書く時に、自分の大変さはあんまり伝わっていないことを気付きました。なので本当にそうなのか、疑うようにしいていました。面接でも、一回は面接官の言ったことに同意。そこから冷静になって、考えることを大事にしていました。

記者を目指す後輩へメッセージ

――記者を目指す人に大事なことは何ですか?

Aさん:記者の方と話して仕事を理解することです。世の中を直接変えられないということもそうですが、実際、記者は最初は地方勤務が5年ほどあります。また警察回りから始まるので最初は大きな仕事は出来ないことを理解する必要があると思います。

――世の中を変えたいと思っている人は記者は無理と言われた時どう感じましたか?

Aさん:直接的に助けられないなら、記者じゃないと一度は思いました。そもそも記者がかっこいいと思ったのが交通事故の模擬記者会見をやった時に、記者の方が明日の交通事故が1つでもなくなるような気持ちで書くと仰ったことでした。明日の世の中を考えている職業があるんだ! と感銘を受けました。しかし記者はその問題を直接的に解決はできないと聞いた時は、記者じゃないと思いました。

けど記者はその人から聞いた話を発信して、間接的に助けることができる。報道機関によって、自分のできること以上のことができる。しかし無力感を感じる事もあり、その限界も理解していないといけないです。本当に変えられるのは記者じゃない、記者によって繋がれた人なんだということを知り、再度目指すことにしました。

――マスコミ以外も受けたほうがいいですか?

Aさん:そうですね、マスコミ一本はおすすめしないです。インターンなど早い段階で選別されているので、見切りがすぐついてしまいます。向き不向きもあるので、記者を諦める人は出てきちゃいます。そこで他の仕事を全く見ておかないのは危険だと思います。

また他の企業を見ていると、一般企業を通してより記者職への想いが強まることがあります。私も一般企業の夏インターンに参加したからこそ、やっぱり記者になりたいと想いが強くなりました。

――最後にメッセージをお願いします。

Aさん:記者を目指すのを諦めないでください! 私も特別な経験がなくても、内定をいただけたので頑張ってほしいです。記者の職場は英語ができる人、面白い人を望んでいる職場ではないです。NHKも空気を読む人はいらない、空気を作る人がほしいと言われました。世の中はそんなに簡単には変わらないけど、やる意味はある。本気で世の中の空気を変える人が欲しい、それが出来るのが記者の仕事の魅力だと思います。

記者職への理解を深める

今回のインタビューを通して特別な経験がなくてもマスコミに受かることはできると感じました。しかしその裏にはなぜ記者になりたいのか、何を伝えたいのかを考え尽くしたり、記者という仕事を理解し、自分の興味への意欲を深める努力が不可欠です。

そして何より記者になりたいという意欲が大事だと感じました。マスコミは華やかな仕事ですが本当にその仕事に就きたいのか、職種を理解しているのかが重要です。ただの憧れに終わらせないためにもその点に惜しみなく労力を使いましょう。

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