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戦略コンサル・金融(投資銀行)内定者から学ぶ「就活の軸」の決め方

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就活の軸は何? にしっかり答えるために

こんにちは、外資就活 編集部です。

就活の軸は何ですか?」

この質問は就活生であれば一度は耳にしたことがあるはずです。そして多くの就活生にとっての悩みの種でもあります。また同時に「なぜその軸なの?」という質問にも答える必要があります。

就活の軸を定めることは、企業選びがスムーズに進むだけでなく、揺るぎない志望動機を固めることにも繋がります。
そこで今回は、コンサル・金融・銀行内定者の志望動機を例に交え、就活軸の決め方をご紹介します!

自己分析と就活の軸

就活の軸を設定する際に欠かせないのが、自己分析です。自分自身のモチベーションの源泉ややりたいこと、なりたい姿など、自分のことが分かっていないと方向性も決められません。

上に示したのが、志望動機作成にあたってのフレームワークです。
自己分析をしていくうえで、闇雲に考えてみるのではなく、フレームワークに当てはめて論理的に落とし込んでみることで、実体験に基づいた根拠のある就活の軸を確立でき、その先の志望動機作成にも役立つでしょう。

実体験を基に就活の軸を設定しよう

上述の通り、就活の軸を決めるには、実体験との紐づけが重要になってきます。
なぜかというと、説得力と再現性が増すからです。
「何となく」ではなく、自分自身が「こういう経験をして○○と感じた」というファクトベースで構築された就活の軸は相手を納得させる可能性が高いです。

また、その時感じた想いというのはその人の根幹にある価値観を表していることが多く、面接官目線で考えると、「企業に入ってからこういう活躍をしてくれそう」とイメージがしやすいです。ガクチカも同様ですね。

実体験に基づいた軸を作ることは、面接官を納得させるだけでなく、自分自身も納得できるというポイントがあります。経験に基づいていない軸は、自分で話していて違和感が生じたり、途中で辻褄が合わなくなってしまう可能性もあります。経験に基づいた軸を作ることで、自分も確固たる自信を持って話すことができるでしょう。

実体験のエピソードに良い悪いはありません。自身のなかで大きなターニングポイントとなった出来事や、現在の自分を形成するきっかけとなった出来事を素直に言語化することで、オリジナリティのある就活の軸になるでしょう。

実際就活の軸はどれほど重要視されるの?

戦略コンサルと投資銀行を考えた場合、おそらく投資銀行の方が軸に基づいたエピソードを聞かれる場面が多いでしょう

というのも、戦略コンサルの面接ではケース面接がかなりの比重を占めてきます。ケース面接で思考力の高い学生を選抜してその中で、最後に志望動機などがみられる場合があります。

投資銀行の場合は、ケースはないためスタートから志望動機や軸を聞いて、そこから深掘りが進むといった流れが多いでしょう。

どちらに関しても軸を定めることが重要ですが、業種・企業によってどれほど軸を重要視するかというのも違ってくるため、それも念頭に置いておきましょう。

コンサル・金融・銀行内定者の就活軸は?

では、ここまで「自己分析」でブラッシュアップした就活軸を、実際にエントリーシートを書くときにはどのように志望動機に落とし込めばよいのでしょうか。
そこで、続けては戦略コンサルと金融(投資銀行)、各業界の選考を通過した内定者が実際に書いたESを見ながら、ポイントを解説していきます。

コンサルティングファーム内定者

戦略コンサルティングファーム内定者の志望動機をご紹介します。

「私は、将来起業をしたいと思っています。

現在も小規模ながら事業をしており、その活動を通じて『自分の思い描いたビジネスを形にする』ことの楽しさを体感しました。そのため、『起業をしたい』と自然に思うようになりました。現在の事業を続けていくのか、まったく新しいことをするのかは今後考えていこうと思っています。

今の自分に足りないものとして、大きくは金、知識、人脈があると感じています。これらが不足しているせいで、事業において思い描いたことができなかったり、そもそもどうやればいいか分からなかったりという事態に陥ってしまうことが多々あります。将来、より大きいことをするためにも、ファーストキャリアではまず上記の三つを身に付けられる会社に入りたいと考えました。

それらが身に着けられる場所として、コンサルティングファームや投資銀行といった給与が比較的高く、経営課題に若手から挑め、様々な人(or 業界)とのコネクションを築ける業界を志望することにしました。

最終的に『どこがより起業に繋がるようなビジネス知識を得られるか』という軸で見た結果、大手企業だけでなく中小やベンチャーの案件もあり、かつハンズオン投資での経営経験が詰めるとある戦略コンサルティングファームを選びました。」

この方の場合は、事業活動を通して「自分の思い描いたビジネスを形にする」楽しさを体感したことから、起業という明確な目的があります。その目的を達成するため、自分自身に足りていない要素を客観的に判断し、「金、知識、人脈」の3つを挙げていますね。
企業に入ることは目的ではなく手段であり、企業で何を得たいのか、何を身につけたいのかが明瞭であるため、企業側としても活躍している姿をイメージしやすいです。
また、なぜ起業したいのか、なぜ「金、知識、人脈」が必要だと考えているのか、なぜ戦略コンサルティングファームなのか、という「なぜ」の部分がとても明確に書かれており、説得力があります。構造化されていて論理的な志望動機だと言えます。

以下では、戦略コンサルの志望動機やESの項目の中で、自身の経験に基づき書いている選考体験記を紹介します。

金融・銀行内定者

次に、金融・銀行内定者の志望動機を見てみましょう。

(1)財務(2)経営の観点から、顧客企業の成長を支援し、従業員やその家族など多くの人々に貢献できるからだ。 (1)に関して、私は高校生の頃から金融に興味を持ち学び続けてきた。さらに、営業インターン・高校時代の経験により、顧客との信頼関係を元に案件を獲得する事に人一倍喜びを感じるため、モノではなく「人」が差別化要素である金融業界を魅力的に感じている。故に金融業界を志望している。 (2)に関しては、現在取り組んでいるサークルの経験から、卒業後は経営に携わりたいと考えている。故に、若い内から確実に経営企画部や経営陣の方々と関われる投資銀行を魅力的に感じており、金融業界の中でも投資銀行を志望する。

こちらの方も、実体験をもとに志望動機が構築されています。
特に、「顧客との信頼関係を元に案件を獲得する事に人一倍喜びを感じる」というモチベーションの源泉を盛り込むことで、「人」が差別化要因である金融業界と一致していることをアピールできています。
また、入社後についても言及しており、どのような活躍ができるか、なぜ投資銀行なのか、について簡潔に述べられています。

以下では、金融の志望動機やESの項目の中で、自身の経験に基づき書いている選考体験記を紹介します。

この2名の例から、自分自身の経験に基づいた就活軸をたてることが、強い志望動機を練ることへのカギを握るということがお分かりではないでしょうか。
強い志望動機を作成することは、他の就活生との差別化にもなりますので、ぜひ自分だけの答えを見つけてみてください。

就活の軸は変わっても良い!

いかがでしたか?
就活をしていくなかで、就活の軸というのは、変化していくものです。
様々な業界・企業を見て、多くの人の価値観に触れ、自分自身を見つめなおす機会は「就活」というイベント以外にそうないでしょう。
選考に追われるとゆっくり自分に向き合う時間も減ってしまうと思いますが、定期的に原点に振り返ってみることをおすすめします。

また、本記事でご紹介した例文などは、主に選考体験記から抜粋しました。選考体験記の閲覧には無料の会員登録が必要です。
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