オックスフォード大学から、新進気鋭のコンサルファームへ。この場所で、世界を舞台に活躍するための土台を築く

オックスフォード大学から、新進気鋭のコンサルファームへ。この場所で、世界を舞台に活躍するための土台を築く

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2025/11/19

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オックスフォードで物理学を学び、仮説と検証を繰り返す中で課題解決力を磨いた金田隼人氏。常に「なぜ」を突き詰め続ける思考の人だ。未知の課題に向き合い、変化を楽しみながら自らの専門性を磨いていく。そのために彼が選んだファーストキャリアが、新進気鋭のコンサルティングファームであるDirbatoだ。社会人としての基盤を日本で築き、いずれは世界へ。その視線の先にあるのは、グローバルな舞台で価値を生み出す人材としての成長だ。

〈Profile〉
金田隼人(かねだ・はやと)
シニアコンサルタント
オックスフォード大学物理学部物理学科を経て、同校大学院を修了。在学中にはアルティメットや、国際交流団体の運営を経験。2023年にDirbatoへ新卒入社後は、金融、情報通信、保険業界の案件に従事。プロジェクトマネジメント(PM/PMO)、業務コンサルティング、IT営業支援、IT上流工程の推進を担う。

※内容や肩書は2025年11月の記事公開当時のものです。

誰もやっていないことに挑む。思考の末にたどり着いたキャリアの原点

――学生時代はオックスフォード大学で物理学を専攻していたそうですね。

金田:はい。高校2年生のときにイギリスに留学したのがきっかけです。1年間の予定が、現地の教育スタイルや出会う人々に魅了されて、大学・大学院進学まで延長しました。物理学を専攻し、未知の現象に仮説を立てて、論理を積み上げて検証を繰り返す日々。正解のない問いに対して、自分なりの筋道を描いていくプロセスが刺激的でしたね。

物理という学問は、「なぜ」を突き詰める営みです。ファクトと仮説を往復しながら“物事の本質”を理解しようとする姿勢は、現在のコンサルティング業務にも直結していると感じます。

――研究職や海外でのキャリアという道もあったと思いますが、日本での就職を選んだ理由を聞かせてください。

金田:イギリスには6年間滞在しましたが、学生としての海外生活と社会人としての海外生活は全く別だと感じていました。海外で暮らしていると、自分は「日本人の一人」ではなく「外国人の一人」として見られます。そうなると、自分が何者なのか、何を提供できるのかを常に意識せざるを得ません。

外に出るからこそ見える日本の良さもありますし、同時に自分のアイデンティティーを深く考える機会にもなりました。将来的には世界を舞台に活躍したいと思っていますが、そのためにも「土台となる原点」を日本で築く必要がある。そう考えて、帰国してキャリアをスタートすることに決めました。

――Dirbatoを知ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

金田:最初は偶然で、業界研究を進める中で見つけた企業の一社です。ただ、企業紹介や社員インタビューを読んで、「挑戦している会社だな」という印象を強く受けました。当時はまだ設立数年というスタートアップフェーズでありながら、事業も組織も急成長を遂げている。発展途上の環境に飛び込む感覚に、純粋にワクワクしました。

留学した際もそうでしたが、周囲に前例がない状況で自ら道を模索する経験が、大きな成長につながることは間違いありません。誰もやっていないことに挑戦して、自分の力を試すのが私自身の原動力です。Dirbatoもまさに同じで、誰も歩いていない道を自分たちで作ろうとしている会社だと感じました。

最終的に入社を決めた理由は、成長戦略が明確で、自分がどのように貢献できるかを具体的にイメージできたことです。面接では「仮説を持って動くことが重要」だという話があり、考え方が自分の思考スタイルと一致していると感じたことも大きかったですね。物理学で培った思考力を実践できる環境だと確信しました。

考える力を生かしながら、知的に挑戦し続けたい、そんな人にとってDirbatoは最適な場所だと思います。
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“スピード”と“思考の質”の両立。Dirbatoで身に付けた問題解決の型

――現在の業務内容について教えてください。

金田:シニアコンサルタントとして、クライアントと直接向き合う現場のリーダーを務めています。プロジェクトマネージャーは別にいますが、自分が中心となって動かなければ進まない場面も多くあります。だからこそ、「ラストマンシップ」を意識して、最後までやり切る姿勢を大切にしています。任された範囲をこなすだけでなく、常に一歩踏み込んで価値を出す。クライアントの期待値を超えるために、日々自らの専門性を磨いています。

今担当しているのは、生成AIを活用した業務変革のプロジェクトです。私自身少し飽きっぽいと言いますか、新しいものをどんどん吸収したい性格なので、毎週のように新しい技術や論点が生まれるAI領域は非常にやりがいがありますね。

――Dirbatoでの仕事を通じて、自身の成長を実感した瞬間はありますか。

金田:入社2年目に携わった金融機関向けの会計システム刷新プロジェクトが印象的です。数百人が関わる大規模案件で、私は複数の子会社の業務分析とシステムの移行設計を担当しました。会計知識ゼロの状態からのスタートでしたが、業務フローを読み解き、現場の課題を整理する中で、自分なりに「本質的な問題の構造」をつかめるようになったと感じています。

これだけの大規模プロジェクトでは、Aさんにとっての最適解がBさんにとっては不利益になるなど、利害が複雑に絡み合います。個別に折衝を重ねるだけでなく、全体の目的を再定義して合意形成しなければなりません。どの情報を、誰に、どう伝えれば組織全体が動くのかを考え抜く力が磨かれましたね。リーダーから「問題解決の筋道を描けている」と評価されたことも、大きな自信になっています。

――大事にしている考え方や価値観があれば聞かせてください。

金田:どんな仕事でも、「分からないままにしない」ことを大切にしています。プロジェクトで必要な知識は自ら学び、理解が追い付かない部分は素直に聞く。その積み重ねが、少しずつ成長や評価につながったのだと思っています。Dirbatoは、年次に関係なく自分の意思を示す人がチャンスを得られる環境なので、自分から動く姿勢が何より重要です。

それともう一つ、常に「なぜ」を起点に考えるようにしています。これはオックスフォードで培った思考スタイルそのものですが、Dirbatoでさらに強化されました。課題に直面したときは、表面的に処理するのではなく構造を分解して本質を探る。現場で求められるスピードの中でも、思考の質を上げていくことを強く意識しています。

――学びの機会や社内のカルチャーについて教えてください。

金田:資格支援制度や勉強会などの仕組みはもちろんありますが、それ以上に「互いに学び合う文化」が根付いているのがDirbatoの魅力です。社内チャットで「この分野に詳しい人はいますか」と気軽に声を掛けられますし、プロジェクトが変わっても一度築いた関係性は変わりません。部活動やイベントも盛んで、私はバスケットボール部によく参加しています。そういう場は特に年次や職位に関係なく話しやすい雰囲気なので、仕事の相談も自然と飛び交っていますね。

また、新しい技術や未知の領域にもまずは挑戦してみようという空気があります。シビアな局面でもチームで議論しながら課題を解くことを楽しめる人が多く、個人の努力がチームの成果につながる環境です。思考と行動の両方で挑戦できる、それがDirbatoらしさだと思います。
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戦略×テクノロジーで、自分だけの価値を生み出す

――今後のキャリアビジョンはどのように考えていますか。

金田:まずは、自分独自の強みと呼べる専門性を確立したいと考えています。コンサルタントは幅広いテーマを扱うからこそ、「何を軸に価値を出すのか」を定義することが重要です。私自身は技術の知見とビジネスや業務設計を組み合わせ、“戦略×テクノロジー”の領域で価値を生み出せる人材を目指しています。

最終的には、先ほども話した通りグローバルな視点で事業や社会に貢献することが目標です。ただ、そこに焦りはありません。コンサルタントとしての基盤をしっかりと築き上げ、誰にも負けない価値を発揮できる力を身に付けてから改めて挑戦するつもりです。Dirbatoもグローバル展開に注力していくところなので、そうした機会はこれから増えていくでしょう。

――これからの時代に求められるコンサルタントは、どんな人材だと思いますか。

金田:変化の激しい時代においては、既存の正解をなぞるのではなく、自分で考えて答えを導き出す力が求められます。AIやデジタル技術も次々と登場していますが、テクノロジーの知識を増やすだけでなく、それをどう使えば人や組織の生産性を高められるのかを考えることが重要です。私も新しいテーマに積極的に挑戦し、自分の思考とスキルを更新し続けられるコンサルタントでありたいですね。

――その中でも、Dirbatoで活躍できる人物像について聞かせてください。

金田:会社自体が進化し続けていますから、誰かが決めた道を歩むのではなく、自ら変化をリードする姿勢や気概が重要です。自分自身で課題を見つけ、周囲を巻き込みながら解決へと導く。そうした主体性を持ち、新しい挑戦をポジティブに捉えられる人なら必ず成長できるはずです。

また、難度の高い案件であればあるほど、一人で完結できる仕事はありません。Dirbatoには多様なバックグラウンドを持つメンバーがいて、同じ課題に対してもそれぞれが異なる視点やアプローチを持っています。個人の専門性を高めると同時に、周囲の意見を吸収しながらチームで成果を出せる人にぜひ来てもらいたいと思っています。

――最後に、これからキャリアをスタートさせる皆さんに伝えたいことはありますか。

金田:就職活動を始めるときって、どうしても「どの業界が成長しているか」「世の中で評価されている企業はどこか」といった“外側”の基準で考えがちですよね。でも本当に大切なのは、「自分はどんな瞬間にやりがいを感じるのか」「どういう領域で成長したいのか」という“内側”の軸を持つことだと思います。そこを明確にしておけば、どんな状況になっても自分自身を見失わずに進むことができますから。

Dirbatoは、自分で考え、動ける人を本気で支えてくれる会社です。仕事もキャリアも、結局は自分の意思で形作っていくものです。変化を恐れず、自分の頭で考え抜いて行動できる人と、一緒に成長していければうれしいですね。
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