こんにちは。夏インターンの選考状況はいかがでしょう。順調に夏インターン参加を決めた人もいれば、ESの段階で何社も落とされてしまって苦戦している人もいるのではないでしょうか。
はっきりと言ってしまうと、10社出して1社や2社落とされるのはともかく、ESの段階で半分以上落とされるのはかなりの部分、持っている経験以前にESの練りが足りないためです。

確かに、「ノンバイサー(大学生活でバイトもサークル活動もしていない人)は不利」と俗に言われるように、ESで評価されやすい経験を持っている人もいればそうでない人もいる、という側面はあります。しかし、ESで書く話題を選ぶにもコツがあることや、似たような経験を持っている人でも、見せ方によって読みやすさや印象が全く変わるということには、きちんと気を配れているでしょうか。ここでは、ESを書くときに陥りがちな5つのミスについて紹介しますので、自己チェックして改善してみてください。
結論がなんなのかわかりにくい、書いていない
これは直すのが簡単なので、最初にチェックすべきポイントです。ESで聞かれている質問に対する答えは、1~2文目できちんと書きましょう。例えば「あなたの強みはなんですか。その強みを生かして何をしましたか」という問いがあったら、「私の強みは~です。この強みを活かして…をしました」という書き出しにすれば、あなたがそれに続く文で何を書こうとしているのかが明確に伝わります。一回上から下にさっと読んで結論のわからないような文章は、何千枚もESに目を通すスタッフには読んでもらえません。
余分な情報で薄まっている
例えば、ESの他の項目を見ればわかるようなこと(自分が~大学の3年生で、どこの出身であるとか)を書く、「21世紀はアジアの世紀であり…」「御社では…を中期目標としており」のような自分の考えでなく事実の再確認にすぎない文を挿入するなどのことをしていると、貴重な字数を相手にとって意味のない情報で埋めてしまい、結果として内容が薄いESになってしまいます。このESの内容が濃い/薄いというのは書く学生によって明確な差があり、よく書かれた濃いESには薄いESの倍以上の意味ある情報が詰まっているということを、何人ものESを添削して感じました。自分のESのそれぞれの一文が相手にとって意味のあるもの、すなわち自分を次の選考に呼ぶべきかの判断材料になるものか、問い全体の中でなんらかの必要な位置を占めているかどうか、自己チェックして下さい。そして「これは別に言わなくてもほとんど変わらないな」という文章を削り、意味のある文章で埋めましょう。
論理構成と文章構成がバラバラになっている
論理的な文章というのは、何か情報を出したら、次に出すべき情報が何かというのはかなり決まってきます。自分のESで書いた文章から、論理構成だけを取り出してみてください。
人と頻繁に被る話題を選んでいる
バイトの話「特に塾講師や家庭教師」、サークルのイベントをまとめた話などは、数十人~百人単位で他の人と被ると。被ると同じ話題で非常に良い文章を書いた人と必然的に比べられてしまうので、被りは可能なら避けた方がよいでしょう。ESで自分の経験について書く前には、「自分が今まで生きてきてなにをやってきたか」を徹底的に棚おろしして、「これは~のアピールに使えそうだ」「この話題は比較的他の人とかぶらなそうだ」というように、戦略的な話題選びを行ってください。
単なる日記になっている。ストーリーになっていない。
経験について書く際にありがちなミスは、「単に起きたことを羅列しただけで、そこから何を学んだとか、次の行動につながったとかが書いていない、単なる日記になっている」というパターンです。例えば、困難を乗り越えた経験について乗り越えた経験を書けと言われた場合には、
「結論(~において困難を乗り越えました)→「状況説明(私は…で活動していて」→「複雑化(~という問題が起こりました)」→「思考と対策(このように考え、こういう手を打ちました)」→「(ポジティブな)結果」
というような一本のストーリーが求められていると考えていいでしょう。このストーリーに必要のない記述が含まれていないか(別に必要のない状況説明が長いとか)、あるいは必要な記述が抜けていないか(自分がどう考えどう動いたのかが書いておらず、単に「問題にぶつかった。気がついたら解決してた」に見えるとか)、自己チェックして下さい。
以上です。最後になりますが、日本語の巧拙にも人によって大きく差があり、文章の印象に差が出ます。こればかりは今までの人生でどれだけ文章を書いてきたか、注意して読んできたかで決まってしまうので今からの改善は難しいですが、社会人に見せて恥ずかしくない文章を書くために、例えば以下のような部分には気を配りましょう。
・誤字脱字がないか
・必要な主語が抜けていないか
・主語と述語の関係がおかしくなってないか
・形容詞の修飾関係(何がどれにかかっているか)は明確か
・一文が長すぎないか
・何通りにも解釈できるような文章になってないか
・敬語の使い方を間違っていないか
・口語的になりすぎていないか、逆に堅すぎる敬語が混じって浮いていないか
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