外資・日系トップ企業を目指す学生のための就職活動サイト「外資就活ドットコム」

【お知らせ】 現在Internet Explorerにおいて、一部機能が正常に表示されない不具合が発生しております。
ご利用中の皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。現在復旧に向けて対応中でございます。
※他ブラウザ、アプリにおいては正常に表示されております。

【3分選考対策】丸紅の本選考対策まとめ

目次

こんにちは、外資就活 商社チームです。

今回は代表的な総合商社である丸紅の総合職に内定するための選考対策について、詳細な選考ごとの対策からお伝えします。

※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」から抽出しています。

丸紅の総合職に内定するための3つのポイント

丸紅の選考を通して大切なことは、

(1)質問には簡潔に答えること
(2)競合他社ではなく、丸紅でなければならない理由を考えること
(3)興味のある事業に関して聞かれてもいいよう、下調べを行うこと

です。

簡潔に分かりやすく伝えるトレーニングをする

「面接官は一日に何十人もの学生に接しており、疲弊している様子が見られた」「面接官から簡潔に述べるよう指示を受けた」と語る内定者がいるため、相手の立場に立って分かりやすく端的に述べる能力が重視されているようです。そのために、冗長な話し方にならないよう気を付け、常に結論ファーストで話すトレーニングを普段から行いましょう。

また、簡潔で論理的に自分の意見を伝えることはESのフェーズでも大切になります。丸紅は総合商社の中でも倍率が高めであり、ESの応募数が多いと予想されていて、1人1人のESに時間をかけて読んでいる時間があまりないと考えたほうがいいでしょう。そんな中、総合職の場合1万を超えるエントリーの中の半分以上がESと筆記試験で落選してしまいます。

誤字脱字に気を付けるのはもちろん、自分のESが目に留まるようキャッチフレーズを用いる等の工夫で相手に自分自身を表現しましょう。

丸紅でなければ理由を考え、言語化する準備をする

最終面接で、「三菱商事から内定が出ても丸紅に来るか」といった質問をされたりと、志望度が重視されています。

深く自己分析を行い、その上で志望動機を作りましょう。また、なぜ他社ではないのかといった視点でも志望動機を考えてみてください。

参考→【内定者例文あり】トップ企業に内定する志望動機の作り方

興味のある分野の動向にアンテナを張り巡らせ、考える癖をつけておく

エネルギー事業にいて興味があると伝えていた内定者は、「シェールガスの開発により、今後ガスは余剰が出ると考えられるがどうすべきか教えてください」といった質問をされたようです。また、「今後の為替がどのように推移すると考えられるか、あなたの意見を教えてください」といった問題も出題されるようです。このようなケース問題のような質問をされてもいいよう、普段からニュースや新聞の記事に触れておき自分なりの考えをまとめておきましょう。

選考フロー

選考フローは下記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。

エントリーシート(ES)→webテスト→1次面接→2次面接→3次面接→4次面接→内定

※選考のフローは毎年多少変わるため、一概のこのフローで進む訳ではありません。こちらは、23卒のフローになっております。
※丸紅の選考は「OB訪問ルート」等さまざまなものがありますが、今回の記事ではエントリーシート経由の本選考について解説していきたいと思います。

ES

時期:4月
設問内容:
・これまでに学業で力を入れた点(100文字)
・これまでに学業以外で力を入れた点(100文字)
・あなたを表すキーワードと、その背景を最大二つ
【キーワード】 20文字以内×2つまで
【背景】 150文字以内×2つまで
提出方法:マイページから
結果通知方法:メール

内定者からのアドバイス

丸紅のESはかなり字数の少ない項目になっています。そのため、簡潔にわかりやすくを意識して書くのはもちろん、面接での深掘りを想定して書くと質問にも対応できるでしょう。

自分を表すキーワードについても、自己分析を進め、自分を一番表現できるものを選び、より説得力のある背景になった経験を書くことを意識しましょう。

webテスト

時期:ESと同時期
テスト形式:C-GAB(計数、言語、英語)
結果通知方法:メール(ESと同時)

ボーダーについて

通過者は皆、体感として概ね8割程度の正答率であるようです。4月ということもあり、多くの学生がwebテストの対策をかなり進めているのに加えて、受験者も多いことでボーダーは高くなってきます。

問題集を解くのも有効な手であるが、経験者の声で多かったものは、何度もテストセンターに通い受験することです。C-GABは問題が被ることが多くあり、その都度復習することで得点改善が見込めるようです。早いうちから、さまざまな企業で経験して正答率を上げるように心がけましょう。

一次面接:明るく、端的に聞かれたことに答えることがポイント

【概要】
面接官:2人
面接官の年次:若手
学生の数:1人
時間:30分程度
質問内容
・ガクチカの深堀(なぜ取り組んだか、なにが難しかったか、どんな規模感なのか)
・なぜ総合商社?
・なぜ理系なのに営業?
・学業
・志望動機
・興味がある部署は?
通知方法:メール

内定者からのアドバイス

【たくさんの学生の中で自分の印象を残すことが大切】
30分という短時間で、自分を印象に残すことが大切であると内定者は語っています。

1次面接なので学生数も多く、面接官は朝から晩までたくさんの学生を面接しているようです。いくらプロとはいえ面接官も人間ですから、学生のありきたりな自己アピールには飽きてしまっている可能性もあるでしょう。

その中で、「丸紅の社風と合っているかもしれない」「この人と一緒に働きたい」「ほかの学生とは何かが違う」と思ってもらう必要があります。

そのために、明るい笑顔を心掛け、少し大きめの声で、結論ファーストで簡潔に質問に答えるようにすると良いようです。

二次面接:オーソドックスな内容で志望度や人間性が測られる。自己分析と企業分析の準備が必要

【概要】
面接官:1人
面接官の年次:中堅、課長クラス
学生の数:1人
時間:30分程度
質問内容
・ES深堀(研究内容や、なぜそれを専攻として選んだかなど)
・なぜ丸紅?
・1年目から海外に行く可能性もあるがどう考えているか
・総合商社の志望理由
・学生時代の経験
・周りを巻き込んだ経験
・好きな授業、その理由
・逆質問
通知方法:メール

内定者からのアドバイス

(1)質問内容はオーソドックス。準備を重ねて簡潔に話せるようにするべき

2次面接は、「学生時代の話」「志望動機」などのオーソドックスな内容の質問をされることが多いようです。

それに加え、1次面接と同じく面接官は疲弊しているようで、伝えたいことを簡潔に話して自分を印象に残す必要があるようです。アピールポイントを簡潔に話せるよう、事前に準備しておきましょう。

(2)面接前に、一度人生を振り返っておく

前述のとおり、2次面接では志望動機や学生時代のエピソードを聞かれたという内定者が多いようですが、「志望動機を一切聞かれず、幼少期から大学までのエピソードを深掘りされた」という話もあります。

面接官は、幼少期から大学までのエピソードを深掘りすることで学生の人間性を知ろうとしているのではないかと思います。

質の良い志望動機を考えるためにも、自己分析をして損はありません。このコラムを参考に、自分の人生を振り返り、そこから大切にしている価値観や隠れた性格を導きだしましょう。

(3)逆質問では自分なりの仮説を持つ

「逆質問の際に丸紅の社風を伝えた時、社員の方が頷いていたので総合商社という業界のみならず丸紅という会社をきちんと捉えられていた事が高評価に繋がった」と語る内定者がいます。

このように、逆質問ではただ単に「質問する」だけでなく、自分なりの考えや仮説を持ち、「自分は○○について~~だと考えたが、その認識で正しいのでしょうか」といった聞き方をすると他の学生と差別化を図ることができるでしょう。

また、逆質問を一問一答で終わらせず、相手の回答から話を広げることも高評価につながるといった声もありました。

三次面接:丸紅でなければいけない明確な志望動機を準備して、堂々と挑め

【概要】
面接官:1人
面接官の年次:人事部長クラス
時間:30分
質問内容
・志望動機について深掘り
・強みと弱み
・ガクチカ
・学業の中身
・丸紅にきて何をしたいか
・他の選考状況
・逆質問
通知方法:メール

内定者からのアドバイス

(1)競合他社と差別化された志望動機を考えることがポイント

他の総合商社よりも志望度が高いことをアピールすることを心がけるべきです。そのために、他の総合商社と差別化された決定的な志望動機を考える必要があります。

「競合他社ではダメな理由」「丸紅でしかできないこと」を考え、丸紅が合っている理由を伝えるために、会社情報(社長の名前、ニュースリリース、経営理念、株価等)や丸紅の行っているプロジェクトを徹底して調べることがおすすめです。

(2)厳しい雰囲気であるが、堂々と明るくふるまうこと

面接官の年次が高く、非常に緊張感の漂う面接です。そんな中でも自分に自信を持ち、明るくはきはきと話したことが評価につながったとの声がありました。

総合商社は、多額の資金を動かす大きなプロジェクトで、関係者と折衝を重ねてまとめなければならないような厳しい業務があります。

面接では、そんな厳しい局面でも安定したクオリティで明るく話すことが出来るかをチェックしているのかもしれません。高い倍率を潜り抜け最終面接までたどりつくことができた自分に自信を持ち、堂々と振舞うようにしましょう。

四次面接:最後の関門、自分が丸紅にマッチしているのか示そう

【概要】
面接官:3人
面接官の年次:役員
時間:30分

質問例

【内定者Aさん】
・中高ではどんな生徒だったか
・ESに沿った質問・深堀
・自身の強み、弱みについて
・なぜ総合商社?
・なぜ丸紅?
・周囲にどのように言われるか
・リーダー経験
・学業について
・丸紅で何をしたいか
・配属リスクの確認
・これからの日本に必要なこと
・海外で注目している国
・社会情勢についての時事ネタ
・逆質問
通知方法:電話

内定者からのアドバイス

(1)自分の今までの経験、考えを伝え、共に働きたいと思ってもらう

ここが、最終面接です。これまでの面接で、いかに丸紅が良いのかというのは伝わっていると思います。ここで重要になってくるのは、これまでの経験、人柄などが丸紅にマッチしているのか、一緒に働きたいと思われるのかどうかということです。

ここでも、中高時代の話を聞かれたという学生は多く、その経験から今現在まで何か一貫性を持ってやっているのか、そのような点も見られているようです。また、これまでの面接同様に簡潔に論理的に話すことも意識しましょう。

(2)最終面接独特の厳しい雰囲気もあるが、いつも通りで話そう

最終面接は、役員クラスの社員さんが複数人ということで、かなり緊張するかと思います。しかし、やることはこれまでと一緒です。自分の人柄、熱意を伝えれば必ず伝わります。気負いすぎず、今まで通り明るくハキハキと話すことを意識しましょう。

また、ここでは時事問題のような質問もあるようですので、ある程度日頃から日経新聞などでニュースを取り入れ、自分の考えを持つことを心がけましょう。

内定者のデータ

内定者数:190人程度
内定者の学歴:東大、京大、一橋、早稲田、慶應、東京外国語大学、神戸大学等さまざま

丸紅の研究

このカテゴリーに関する他の記事

もっと見る 元に戻す
このページを閲覧した人が見ているページ

募集情報

{{r.GsRecruitingItemType.name}} {{r.GsRecruitingItem.target_year | targetYearLabel}} {{label.short_name}}

{{r.GsRecruitingItem.name}}

{{r.GsRecruitingItem.description}}

{{s.entry_end_date}} ({{s.entry_end_day_of_week}}) {{s.entry_end_time}} {{s.apply_method_label}}

{{s.name}}

日程: {{s.event_date}}

場所: {{' ' + s.place}}


外資就活ドットコムに会員登録すると、様々な就職支援サービスをご利用いただけます。現在、会員の約7割が東大・京大・慶応・早稲田・東工大・一橋大などの上位校の学生です

ログインする 新規会員登録
このページを閲覧した人が見ているコラム